2006 年04 月01 日
「トワイライトゾーン」または機内禁煙
きのうテレビの深夜映画で「トワイライトゾーン」を見た。なつかしのTVシリーズの映画化だが、もはやこれ自体がなつかしの映画だ(1984年公開)。ジョン・ランディス、 スティーヴン・スピルバーグ、 ジョー・ダンテ、ジョージ・ミラーの4人のオムニバスで、それぞれ個性が出ていて興味深い(というかそれ以上の映画ではないような気もするが…)。
この映画の4話目、飛行機恐怖症の男が、翼の上でエンジンぶち壊し中の怪物を目撃するが誰も信じてもらえないという話(オリジナル版のリメイクらしい)の中で、男が気を落ち着かせようとしてタバコを吸い注意されるというくだりがあった。そのシーンを見てはっと気づいたのだが、飛行機がもうじき墜落するという事態が起きて、タバコが吸えなかったら、これはつらいぞ。非喫煙者にはわかってもらえないかもしれないが、これこそタバコが絶対必要なシチュエーションではないか。
以前、アート展で「緊急の際はガラスを割って使用してください」と書かれたケースにタバコが1本入っているやつを見たことあるけど、これが冗談ではなく名案だと感じてしまうくらい喫煙者にとって緊急時にはタバコが必要なものだ(私だけかも…)。対策を考えるにしても、諦めて人生を振り返るにしても、やっぱり一服つけないと始まらない。
でも、飛行機が墜落しそうとなったら、それこそ緊急時ゆえに絶対禁煙なのだろうな〜。死刑囚でも最後の一服が許されるというのに(少なくとも映画の中では)、こんなことが許されるのであろうか!私が何をしたというのだ!なに?タバコを吸うおまえが悪い?そうか、俺が悪いのか…。帰って靴下はいて寝ます。しくしく。
投稿者:親方
at 01 :22| 時評
| コメント(0 )
| トラックバック(0 )