2006 年06 月12 日
宇宙展を見に
「マンダレイ」を見た後は、21世紀美術館へ「宇宙展」(第25回宇宙技術および科学の国際シンポジウム金沢大会の展示)を見に行く。ロケットや衛星の模型やスピルリナを使った閉鎖生態系システム、新素材なんかが展示してあったが、やはり巨大なロケットエンジンが圧巻。工学の知識は乏しいが溶接や削りだしの部品なんかが「いい仕事してますね〜」オーラを発散していて見飽きない。豪快さと繊細さ、無機的質感と有機的構造を併せ持つ、まさに「用の美」の極みだ。でも、これだけいい仕事をしていても爆発しちゃったりするんだから、人生ままならないよな。
もうひとつ感心したのは、円筒形のロボットアーム。伸ばした姿は完全な円筒形なのだが、数箇所に斜め45度の切れ込みが入っていて、この斜めの部分を回転させて、アームを曲げる。言葉で説明するのが難しいが、要するに90度曲がった姿は、先端を45度に切った円筒をつなげた形になる。表面上関節らしいものがないのにユルユルと曲がっていく姿はなかなかワンダー感あふれていてアートっぽい感じだ。制御はややこしそうだが、構造は簡単そうなので、これから活躍するかもね。USB接続でパソコンで動かせるおもちゃとして売り出したら結構売れそう、というか欲しい!
まあ、そんなこんなでなかなか楽しめる展示でした
投稿者:親方
at 04 :24| 日記
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