2006 年09 月25 日
「珍しいキノコ舞踊団×ジャスティン・カレオ「3mmくらいズレてる部屋」」
ハイ、見てまいりました。結局、一人で…。まあ、イイ舞台だったからイイです。という訳で、コミカルでポップで楽しい舞台だったのだが、思いのほか、肉体派というか舞踏系というか骨太な感じを受けた。
ベースはモダンバレエだけども、ゆっくりとした動きも多く、暗黒舞踏(坊主で白塗りの人たち)なんかに代表される舞踏系もちょっと入ってて、スマートさよりも、カッコ悪さを含めた肉体性を前面に立ててる感じ。「珍しいキノコ舞踊団」は「ドレミのテレビ」で見たくらいのなのだが、こういう感じとは思わなかった。
でも、本領はやっぱりバレエ系みたいで、中盤の激しいダンスでは水を得た魚といった感じでキレがある動きを見せてくれた。やっぱ、バレエ系、スキルあるよなあ。ポージングなんかもキマってるし。
内容は、女の子5人の日常生活を描いたような作品。ダンスの合間に5人の世間話(日本酒とかおいしい店の話とか。あと、ホテルの支配人の話には笑った。)なんかが入っていて楽しい。女性的なのだけども、クラシックバレエのような男性の視点からの弱々しく色っぽい女性ではなく、男性の目の届かない女子校の本音の女性といった感じ。こういうところは、特に女性には共感持てるんじゃないかと思う。
ジャスティン・カレオの舞台装置(絵本ぽい感じの机、椅子など)も中々面白かった。足が2本短い机にスツールなんかをかますと、水平になったりと、いろいろ動きのある使われ方をしていて効果的。
それにしても、1人だけパンツはいてたショートカットの子、山田郷美サンですか?かわいかったなー。ウッカリするとそっちばかり見ちゃうんで弱った…。
珍しいキノコ舞踊団
投稿者:親方
at 04 :01| アート
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