2007 年02 月06 日
「明日へのチケット」
題名ほど明るい映画じゃないです。列車内を舞台にしたオムニバス風の映画で、ケン・ローチ、アッバス・キアロスタミ、エルマンノ・オルミの3人の監督がそれぞれ1エピソードずつ担当している。で、監督の顔ぶれからしてそうだけど、けっこうビターな感じの仕上がり。まあ、だからこそ見に行ったんだけどね。
特に3番目のローチのエピソードは、見ているこっちまで良心がヒリヒリするような感じ。バカっぽい3人の若者の話なんだけど、ひょんなことから人間性を問われる決断を迫られ(というのはおおげさか?)、けっこう見苦しい状態になってしまう。うーん、なんかリアルで身につまされるよなあ。ラストは結局ハッピーエンドなのだが、これがまたかなり感動。
そんな訳で、見終わった後、なるほど「明日へのチケット」だよなあ、と思うわけだが、原題の「TICKETS」の方がしっくりくるよなあ。「明日への…」って、ちょっと軽い感じだしー。
実のとこ、46日目にしてant's life studioの女王アリが死んでへこんでます。調子出ねぇ…。
投稿者:親方
at 03 :18| 映画
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