2007 年02 月19 日
「クリムト」
エロエロな伝記映画かと思いきや、意外とクールな作り。まあ、裸の女性はいっぱい出てくるけど…。内容は、病床にあるクリムトが、弟子のエゴン・シーレに見守られつつ死の間際に自分の過去を幻覚で見るといったもの。梅毒病みの脳が死の間際に見る夢だから、謎の女やクリムトにしか見えない外交官など思わせぶりな人物が登場。この辺、クリムトの伝記を読むとかして一通り勉強しておけばナルホドという感じなのだろうが、残念ながら勉強不足で…。迷宮ぽい感じだけど、緻密に計算されてるっぽい感じもして、クリムトの絵じゃないけど、なんかの寓意になってるんだろうな〜、よく分からんけど。
でも、幻想的な雰囲気もいいし、美術も凝っててなかなか見せる映画です。カフェの様子なんかもいいよなあ。ああいうとこで一度飲みたい…。
それにしても、冒頭から登場する、にやけたエゴン・シーレ…イメージ狂うよなあ…。
投稿者:親方
at 03 :57| 映画
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