2007 年03 月08 日
「キャッチボール屋」
都市の偶話というか、フェアリーテイル。寺島進、松重豊とコワイ顔の人も出てくるけど、ふわっとした、ハートウォームな映画だ。
なんというか、悪い人が出てこないんだよなあ。ここがこの映画の良いとこでもあり、物足りないとこ。
野球つながりで「青春★金属バット」を思い出させるが、「金属バット」の方がバイオレンスでざっくりしている分、切実な感じでグッとくるもんがあったもんな(巨乳だけど…)。
でもまあ、この映画はこれでいいんだと思う。
不思議なキャラ(キタキマユのOLや水橋研二の借金取りなど)や、よくまとまったストーリー、キャッチボールという象徴的なモチーフなど良くできている。なんかイイ感じデス。
それにしても、映画に限らず高校野球のトラウマというのは、モチーフとして多いが、かつてのベトナム帰還兵ものみたいなものか?全国で高校野球以来、時が止まってしまっている人は何人くらいいるのだろう…。
投稿者:親方
at 01 :54| 映画
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