<< 2008/08トップページ2008/10 >>
2008年9月30日

激辛南蛮

隣のばあちゃんが、蛭谷特産の激辛なんばんをバケツに2杯持ってきてくれた。あまりにも辛いので、食べきれなく、捨てるのももったいないので、わざわざ茎から実をハズしてくださった。
蛭谷特有のこの南蛮、背丈は大きくなっても60cm前後、南蛮は始め緑だが、次第に真赤、か、黄色に変食。これが色づくとその辛さが、とんがらしより辛い。実の厚みは2~3mm、大きさは直径3~4cm、長さ
5,6cmですごく小型。
ピ−マンの1/3程度。
これを素手で中の種を除く。このとき、この辛い南蛮で指がチクチク痛み出す。強烈な南蛮力に驚き。この手であちこち触っていたら、接触部がヒリヒリ痛み出す。
 南蛮の種を取り出し、大鍋で葉っぱ共々実を醤油で煮詰める。
激辛だけど、私の大好きな南蛮煮付けです。夕飯におかずで食した。

昨年作ったトチの実が、掃除をしていたら戸棚の奥から出てきた。
少しカビが生えていたので、これを洗い、日光にさらす。
夕方にはカビもすっかりなくなっていた。
今年の暮れに、トチ餅を作ってみよう。古代米も入れて。

明日から始まるG・T全国大会の準備を朝からてんてこ舞いで行っていたが、どうにか準備が終了。後は本番を待つばかり。

投稿者:ながさきat 22:00 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月29日

古代米試食

2週間前に稲刈りして、ハサ掛けしてある古代米を1束持ち帰り、これを千羽こき(大昔の籾取り道具)で籾にする。
さらにこの籾を、すり鉢に入れ、すりこぎで根気よくすり込むと、ニカと古代米が分離、いらないニカを口で吹き飛ばして、黒い古代米を収穫。今年度の初もの古代米収穫? その量100g余り。
 このくだらない一連の農作業、非効率だけれど、作業毎、成果が即座に解るので、遊び心で楽しめば結構おもしろいプログラムに成るようだ。何よりもお米が出来るプロセスが解るし、児童等には、効率化が図られているメカニズムを知ることが出来そうだ。
 できあがった古代米の新米を少し混ぜてご飯を作り、夢創塾の天然塩をまぶし、おにぎりにして食した。
古代米は少しツブツブしていたが、かみ砕いたとたんプチュとはじけ、粘り気とうまみが何ともいえない食感。
塩もおにぎりの味をグレ−ドUP。最高の贅沢食。         ミネラルたっぷりの塩、有機肥料育ちの無農薬米は、安全で、安心な健康食。長生きするかも?・
 コスト計算をしてみた。 
ハサから稲を取り出し、籾を取り、籾から玄米にするまで締めて90分。(準備、跡片付けも含む)
尚、稲をハサにかけるまで、50kgを収穫するのに年間150時間
これを元に100gにかかる時間は20分余り。
今回玄米にした時間は少量の米なので、要した時間は誤差は大きいが
単純に加えると、110分でおおむね2時間。
時給900円としても、2時間で1800円。
今日は50gを食ったので、1/2として900円。実際はタダ??
安全、安心、ミネラルたっぷり、自分の手で作ったお米、おいしいはずです。食の安全について、思いつきでバカな体験してみた。


投稿者:ながさきat 20:09 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月28日

G・T全国大会準備

最近の1ヶ月、ほどんどが全国グリ−ン・ツ−リズムネットワ−ク富山大会の準備に、明け暮れている。県からの委託事業、成功させるため、夢創塾の活動をすべて犠牲にしての取り組み、チョト変だ。?
本番まで後3日。参加者は県外120名あまり、県内役員も含み、
180名、全体で300名余りの大会。
6月頃から取り組んでようやく、形が見えてきた。少なくとも全国大会を開催するなら1年前からの準備が必要なはず。ほどほどマイッタ。

大会前日から、県内7分科会場に分かれて、それぞれの地区にがんばっている仲間と、グリ−ン・ツ−リズムを体験する事になっているが、私の担当する第一分科会は、自治会館で水墨画をバタバタ茶を飲みながら鑑賞した後、画伯の実家を訪ねる予定。
その後、夢創塾にいって、概要説明の後、和紙作りと竹筆創作、足湯にでも入ってもらう予定。
このための準備を今日1日行ったが、まだ準備不足。仲間に支援してもらって間に合わさなければ!!

山の中、猿が騒がしかったので、気になっていたアケビを取りに行く。
やはり、15個ほどが食い荒らされていた。少し早いが10個余り採集する。これをお米の中に入れておけばそのうち熟して食えるようになるのだ。 山栗やミヨウガも撮ってきた。

今日、北日本新聞の子供新聞欄に、連載の「森と遊ぼう」が掲載されていた。今回のテ−マは夢創塾キャンプ。
表題は火の便利さ怖さ学ぶで、火による炊事、風呂沸かし、たいまつハイクなど常日頃、火を使わない児童が、火を使うことでその効用、危険性を身をもって知ったことを記載した。
先般キャンプにきた、新潟の市振小学校生がモデル。





投稿者:ながさきat 20:31 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月27日

初冠雪・朝日岳

気温10,5度。冷え込んだ朝、ジャンバ−を着込んで夢創塾広場の巡回、カモやイワナに餌を与え、水源の確保の為、谷川に取水箇所を石積みする。
しかし、水の冷たいのに驚く。(水温12,2度)作業の手を20秒以上水中に浸かっていることが出来ず、4カ所もある石積作業に時間を要した。
作業で体は温まったが、両手は我慢できぬ程冷え込んだ。
何故、急に水温が低下したのだろうと不思議に思いつつ、答えを考えないまま帰宅しようと、朝日岳を眺めたら、頂上付近が白く、初冠雪を確認。例年より早い雪にビックリ。冷たい川水の原因が解る。
昨年の初冠雪は10月20日頃と記憶しているので3週間も早い。
この調子だと今年は、この広場にも、早く雪が降りつもるのでないだろうか。 夏が終わったと思ったらら、もう冬の心配が駆け足で来るようだ。
2ヶ月前、広場を横切っている三方コンクリ−ト水路に、あさひ野小学校の児童が作っていった、杉材によるダム(堰止め)に、上流から流れ込んだ土砂が貯まり、自然に近い川底に変化した。
水の流れもゆったりになり、ダム超えに落下する水は躍動感いっぱい。
この自然に戻った川を見て児童等はどんな反応を示すだろうか??

谷川沿いに秋の花がまっ盛り。ひと際目立つ赤紫色のツリフネ草、
貴賓高いアザミ草、つぶつぶで小さいながら愛らしいシデ草、白い花の野菊?実りだした野ブドウ。
山には入ると、まだ硬いアケビだが、少し皮が色づいてきたため、発見しやすくなってきた。 猿どもに取られる前に採集したいものだ。






投稿者:ながさきat 19:16 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月26日

断水・大雨で洪水

昨晩から降り続いた大雨で、谷川が増水。取水口が吹っ飛んでしまい、鴨池、水車、トイレの水は断水状態。鴨池は減水してほんの少ししか水たまりがない。従って、カモたちは当然いなく、エサとして持ち込んだ大量のレタス葉を、料理窯小屋にストック。
 雨も小降りになってきたので、鴨池への導水のため、大きな石を水中で組み込み、水源地を確保。直径10cmのパイプを埋め込む。
落差が有り、水深も深かったので、音を立てて大量の水が池に流れ込み、瞬く間に水深が増す。
 そのうち、カモたちが広場を回遊していたのか、集団で姿を見せる。
近頃ようやく私が来ると、エサがあたることを認識し始め、池の周りに立つと近寄ってくる様になる。少しは学習したようだ。
そこで、先ほど小屋にストックしたレタスを持ち出し、池に投げ込むと
一斉に池をめがけて突進し、我先に、水たまりに進入して葉をついばむ。近頃、大きくなった20羽が、一斉に動き出すと体重もあって、大げさにゆうと、地響きがする。
たくましくなった物だ。後、1月もすれば油がたぷり乗ってナベにしたら最高。その為にも、池にたっぷり水を張って、野獣からの被害が出ないように水の管理を今後も徹底しよう。

投稿者:ながさきat 23:28 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月25日

朝風呂・元気が蘇る

昨日の晩、久しぶりに、いいちこチ−ムで、17年間続いているビ−チボ−ルの練習に行く。
ここ1ヶ月ほど、自然体験教室や講演の他、全国グリ−ン・ツ−リズムネットワ−ク富山大会の準備に奔走の毎日で、晩に余裕が創れなかった。しかし、頭がモヤモヤして気分が優れないので、気分転換のつもりで練習に参加。
 始めこそ、ちょっとボ−ルについてゆけなかったが、その内なれてきて、正常な感が戻る。
思い切って、得意な回転サ−ブや、バックアタックでクタクタになるまで試合形式の練習を重ねる。13試合をこなし我がチ−ムは7勝6敗、かろうじて勝ち越す。
出た汗、長袖のシャツ、長いトレ−ニングズボンにしみこんでズッシリ
500g以上の汗がこの衣服にしみこんでしまった。
 練習の後、恒例の反省会と称して、チ−ムメンバ−宅で冷たいビ−ルで乾杯。
練習時間と同タイム内で飲み放題をしたため、ビ−ルで酔っぱらう。
帰宅して風呂も入らず、バタンキュ−。朝までぐっすり快眠。
 しかし、起き上がろうとしたら、足腰、節々が痛む。久しぶりの運動で、筋肉痛が発生。
こんな時こそ、小川温泉に入れば、即刻直ることを今までの体験で知っているので、朝、夜明けを待って、朝風呂に入る。
透き通ったお湯、あふれ流れているお湯の一番風呂に、一人、どっぷりとつかる。瞬間、私の体積分がさらに、ザア−とあふれ、流れ出る。
この情景、何にも勝るリッチな気分。気分的にこれで痛みも和らいでしまう。
ましてや、大きな浴槽で大の字入浴。そこから見る、山並みのロケ−ションに大満足。
たっぷり汗をかいての朝風呂帰りは、気分爽快、今日の活力を充電する。痛みはすっかりなくなった。ハッピ−!!
山に住んでいることを誇りに思う瞬間です。

投稿者:ながさきat 22:48 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月24日

山栗拾い

昨日、まだイガグリが黄緑色した山栗を取って、食べたが、うまかったと、晩に仲間と雑談していたところ、M箇所では実が熟して地面にたくさん落ちていつとの情報を得る。
早速、夜明けと共に自動車を走らせ、当該地点に行ってみると、昨晩雨と共に風が吹いたのか、栗の木の周辺にばらばらとイガグリと一緒に栗が散らばっていました。
事前に作った栗のイガ剥き棒で、素早く栗を取り出し、採集する。
1/2は虫食いでもったいないが捨ててしまう。(たいてい半分は食べられるので、子供の頃はこんな虫食い栗でもひらっていた物だ。)
30分時間あまりの間に、150個ほど採集。
大量にあったので拾っている間は、子供心に戻ってルンルン気分。
早朝から、自然からの恵みに感謝。

山からの帰り、背丈が伸びて2,3mにもなった赤いもを2個掘り出す。収穫には少し早かったが、初物づくし(山栗)のついでに、イモの煮物とズイキのスズキが食いたく、食味をかねて収穫。
ズイキの表皮を素手で剥いて、うちに帰りこれをすぐ調理。
朝食に、イモの味噌汁とスズキをたっぷり食べる。
栗も茹でて熱いうちに食べる、やっぱり山栗は格段おいしい。本物の味でした。このおいしさがあるから、山栗拾いはやめられない。

投稿者:ながさきat 19:07 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月23日

不作?ドングリ

秋の到来と共に、木登りしている、小楢からドングリが落ち始めた。
落ち始めてから1週間ほど経つが、毎年定点観測している1メ−トル四方には、20個足らずで、例年の1/5程度しか見られない。
あまりにもバラバラなのでこれを集めて写真に記録。
3年前には、この時期に148個が確認されており、最終的には180個でした。そして2年前は、不作で熟していない貧弱な実が35個でした。一昨年は107個で普通でした。
木に登って目視で確認したが、やはり余り実っていないようだ。
新聞では、木の実が不作で、県内各地で熊が出没しているとか。
当地、山羊が住み込んでいるので、出没したことなし。
ありがたい事です。

少し早いが山栗を取ってみた。まだ、イガグリが黄緑で中の栗も白色。
未熟でしたがこれを剥いて渋皮を除き、生で食べる。意外と硬かたったが味は昔と変わらぬ味。思い出して3個も平らげる。
 昨日に続きムカゴをカサを広げて採集。結果、300g余り。
箱に収納して貯蔵。後日、みんなに酒の肴にしてもてなそう。
山ゴボウの花が咲き始めた。その下でピンクの花が満開、数が多いときれいなもんだ。

北日本新聞の「読者の広場」欄に 森づくりの大切さ の表題で
先に開催された「森林と人シンポジュウム」の感想文が掲載されていた。
そこには、なんと私が語った、児童たちが自然体験したときの感動事例が記されていてビックリしました。
改めて、シンポジュウムの効果に感動しました。
自然との共生、改めてその重要性を感じました。 






投稿者:ながさきat 18:58 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月22日

クルミ・房取り

隣の笹原谷沿いに茂っていたクルミが、熟して(表皮が黒く腐りかけている)ぼちぼち落ちそうになっていたので、長い枝きり機にタモをセットした仕掛けを作って、これを採集する。
結果、7房ほど完璧にとれたが、後はバラバラに飛び散り採集率50%
締めて207個の収穫。大木で登れず、下枝しか取れないため、全体では推定3000個はなっている模様。この木は今年は豊作。
これが地面に落下した時、拾い集めれば良いのだが、私より早く拾い集める、リス、ネズミ等森の動物たちに先取りされ、タイミングを失うと全く採集する事が出来ません。
そこで落ちる前に房取りを試みた次第。まだ緑色の表皮で覆われているので、これを土に埋めて表皮を腐らせ、掘り出してクルミ味噌などの
食用に!!香ばしくご飯につけて食べれば最高。

林道沿いに、ジネンジョの子供「がごじょorムカゴ」が肥大して鈴なりに成っているのが見えだしてきた。
一個ごと採集していては、効率が悪いので、カサを逆さまに広げてジネンジョ のツルを叩けば、カサの内に落ちて簡単に採集出来た。
ムカゴはご飯に混ぜて食したり、油で揚げて酒の肴にする。おいしかった。ストックしてあるので、後日、仲間と飲み会時に振る舞おう。

春に植菌したナメコの原木を柿の木谷沿いに運搬して、谷の斜面に設置する。秋にはもしかしたら天然に近いナメコが出るかも?
その日が待ちどしい。 




投稿者:ながさきat 21:48 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月21日

探訪・田舎暮らし

朝から小雨。昨日のたき火跡にはまだ煙が立ち登っていた。
昨日、帰り際、焚き火の中央に大きな「ごろた」=根株or短い太い丸太を4個投入したので、これが一昼夜、燃え続けた様だ。
ごろたは、炭窯に入れるにしても、手間がかかる厄介者。燃やして処理する。残ったのは真っ白い灰。1斗缶に2杯余り採集。畑の肥料に活用
 
午前中、2カ所から訪問の予約があったので、人数が多いと思い2カ所で炭火をおこし、迎える準備OKでスタンバイしていたが、昼を過ぎても予約客なし。・・・なぜ、雨のため?・・
 昼に予期せぬMさんからお客を連れて訪問したいと電話連絡。
東京の女性たち2人が田舎暮らしの出来る所を探訪中とか!!
炭に感心のある山本さん、田舎暮らしが出来る場所探索の京子さん。
イロリを囲んでバタバタ茶を飲みながら、田舎体験プログラム内容や、指導者の対応状況、宿泊の条件、費用などのヒヤリングを受ける。
電気、ガス、水道が全くないのに、どうして生活orキャンプが出来るの?・・・日常生活とはかけ離れた、何も無いところで、生きる為の原体験場、自然の恵みを教材としている自然体験学校の説明不足。・・・
 
施設見学で、露天五右衛門風呂、足湯に感心し、それぞれ違うタイプの4個の炭窯の内、特に、料理の出来る料理窯には興味をお持ちのようでした。
炭窯の隣、大木にセットしてあったブランコに乗って童心に返り大喜び。先般も、88歳のばあちゃんが80年前の少女に戻り、ハイジ−の世界を体験、最高でしたと絶賛して帰って行かれたことを思い出す。
又、炭で浄化している水洗トイレが偉くお気に入りで、写真撮影。
短時間内での見学でしたが、帰り際には、当所がボランテアでの運営や
子供たちの自然体験場であることを理解。
それにしても、里山での夢創塾がお気に入りの様子。後日、ナメコが出る頃ゆっくり遊びに来て、熊肉共々食したいとのご要望。




投稿者:ながさきat 19:55 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2008年9月20日

秋を味わう

朝から谷川でクルミ拾い。水場や池の取水地点で19個、途中の水辺で14個、合計33個をゲット。
山栗はまだ「いがぐり」が緑色で採集出来ず。今日は食えないとあきらめていたら、魚津のあんちゃんが初物なので食べてもらおうと、20個ほど大きな栗を持ってきた。食べたい想いが通じたらしい。
 ついでに、雑木林には行って、アケビを探しに行ったところ、まだ熟していない5個が連なった、硬い房を発見。触ってみたが相当硬い。上部にもチラホラ房が見えたのが、みんな硬そうでした。10月中旬ぐらいには、柔らかくなるかも?その前に、猿に食べられる可能性有り。
帰りに、「ガヤ」の実を探したが今年は全く実がついていない。   ガッカリ!!焼いて食べると「香ばしく」私の好きな一品なのだが。
 
朝から窯木を集積してトラックで環境窯の広場に持ち込み、窯の横に建て込む。3回運んだので、約2トン、残り3トンは後日集積して窯に直接建て込もう。
当該作業をする理由は、役所から今年度の窯木を近日中に送り込みたいとの連絡があって、急遽、貯木場確保のため木の整備と併せて運搬した次第。
木の切れ端が多く発生したので、この処理のため、「焚き火」をする。
ついでに、細い枝や、ツル、雑草まで処理して、トラックが入れる様に搬入路を確保する。

夕方、たき火が終わる頃、今日、収穫した、クルミ、栗を焚き火の残り火で、焼いてみる。ついでに草むらに飛び交っている、イナゴを捕まえカンズメの缶に入れてこれを魅し焼きにして食べた。
昔の味とちっとも変わっていないコリコリとした食感で過去を思い出す

今日の北日本新聞に、上平で昨日から始まった帰農塾の記事が掲載されていた。昨日の夕方、とんぼ返りで参加者への激励に行ってきた。
宿泊するつもりだったが、連絡不十分、準備なしで真夜中に帰宅。
走行距離300km余り、疲れた、冷や酒飲んでバタン、キユ−。








投稿者:ながさきat 20:26 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月19日

幼稚園児大歓声

台風を心配していたが、午前中は雨が降らないとの予報に、滑川市の早月加積幼稚園児22名と先生の他、父兄の皆さん7人ほどが当所に来て里山の自然体験を楽しんだ。
始め、足風呂に入れる薬草と、花をたくさん摘み、ブランコを乗った後、空中遊泳を2人一緒に乗り回し、全員終了したところで、ツリ−ハウスに移動。セットしてあった、ハンモックに3人毎乗って大はしゃぎ、揺らされて夢心地の快適時空間を味わう。
 幼稚園児でしたが、結構体力もあるし、小学校メニュ−を難なくこなしていたことに感心した。
山羊やアイガモは児童らのアイドルで触ったり、追っかけこなどして大はしゃぎ。!!
 中にはコウロギやバッタを上手に捕まえている児童もいれば、ゲンノショウコの小さな花を集めている子もいて、それぞれの個性が十分に発揮されていた。幼稚園内と違い、自然の中で、児童らは自由に遊び、帰るときは、すごく輝いていた。
この輝きのパワ−を今日もいただいた。児童の歓声は私の元気の源。

夕方から南砺市の上平で始まったG・Tにかかる帰農塾の激励にゆきます。あまりにも遠方なので余り気が向かないが、TVの取材もあるとのことで、役目柄出向くことにしました。
羽場さんなど知人にご無沙汰しているので、久しぶりの顔合わせを期待する。

子供新聞の「森と遊ぼう」の校正がメ−ルで入っていた。
早速作業をしたいが、上記の理由で今日は出来ず、明日の作業。










投稿者:ながさきat 16:15 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月18日

ビックリ二態

その1
朝、アイガモに台所の野菜くずをもっていった所、池の周りで泣き叫んでいた集団を見て異変を感じる。
昨日まで22羽いた集団の塊でないことが、数えなくても直感でわかった。改めて、数えて見ると、やはり18羽しかいない。
満月の夜にはたいてい、1羽ぐらい、テンかイタチorキツネにやられる事は想定済みなのだが、4羽同時に被害を受けた事は今までなし。
あきらめ、たっぷり餌を与えて、帰ろうとしたところ、谷川の下流のへんで、ギャ−ギャ−との鳴き声をキャッチ。
3羽が30mもある雑草の茂った土手をも登ってきたのである。
おそらく昨晩、野獣に襲われ4羽が逃げまくり、1羽は捕獲されたが、3羽はそのまま谷川を滑り降りて、助かった模様。その後、本能的に帰巣能力で帰ってきたと考えられる。道もないのによくぞ帰ってきたと、ご苦労さんの声をかけてやったが、全く通ぜず、足早に池の中に飛び込んでいった。
池にいた、カモ集団に入り込んだとたん、盛んに首を上下しながら状況を説明しているのか、3羽の行動が他と違う。
カモでもコミネケ−ションがあるのだろうか、不思議な光景でした。
その2
晩、明日来る、滑川の幼稚園児の準備のため、林道を自動車で走ると両側の草むらから、虫の鳴き声がそれはエンジンの音よりも大きなうねりで聞こえて来たのには、本当に驚いた。
はじめ、タイヤにはまった石がぶつかる音かと勘違いしたほど。
せっかくなので、エンジンを止めて秋の虫の大演奏会を聞く。
コウロギ、スギッチョ−、?の低い音がベ−スになり、金属音の甲高い声がリズムに乗って聞こえる自然の合唱は何にも代え難い音色。
音痴の私が感動したのだから、すばらしい!!


投稿者:ながさきat 23:17 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月17日

反響大・森林と人シンポ

敬老の日に行われた、きんたろう倶楽部主催の「森林と人シンポジュウム」にパネリストとして養老孟司、森市長、西頭富大学長に混じって私も参加させてもらった。
その時の、里山と人間の共生について各自が活発に意見交換をした概要が、今日の北日本新聞に掲載されていた。
壇上に上がって意見交換をしているときの写真入りで、見出しは大きく
「里山と人間共生探る」・富山で保全シンポでした。
この新聞のせいでもあるが、会社の営業で、各所に出向くとまず始めに、すごい人たちと話をしたことに驚きと、尊敬?の話しかけをいただき、戸惑った。(特別なことでは無いと思っていた。)
 又、当日の参加者から、メ−ルやfax、電話で激励やら、ボランテアの申し込み、講演の以来など多々合って反響の大きさにびっくりした。発言時の写真を拡大して送ってくれた高岡の人には、感謝です。
 方言丸出しの語りで解らない点もあったが、、実践での話にわくわくして聞き入り、是非訪ねてみたいとの要望も有り、近日中に合う約束もする。
 これからも、森での遊びを通じ、子供達に自然の循環システムの大切さを伝えたい。  

先に微小トンボ発見と見出しに書いたトンボの名前は、シンポジュウムの始まる前に養老孟司先生と雑談しているときに、それは、「ハッチョウトンボ」であることを聞かされる。先生は甲虫の専門家だそうだ。
珍しいトンボだから居場所を公表するなとの事。
私の秘密の場所にして、一人こっそり観察し、記録して保存しよう。


投稿者:ながさきat 19:18 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月16日

海の子・市振小学校からのたより

9/4,5日の2日間に渡り、市振小学校5,6年生7人が、夢創塾で宿泊自然教室した時の、感想文とお礼のお便りをWでいただいた。
合宿のスロ−ガンは 夢 広がる「夢創塾」思い出いっぱい みんなの心」の通り、お便りには、様々な思い出が一杯記載され、かつ、感動したこと、考えたことなど自己啓発とともに次の展開が記され、頼もしい限りだ。海の子達、一段とたくましくなった様子。 うれしい限りだ。
その一節を記してみた。
・掛け軸や、筆、和紙も一から作って、とても自然が生かされている。
・自分達で作った食事、こんなにうまいと思わなかった。炭でご飯作り
・自分たちでわかした露天風呂、心良さにテンションUP。火がお湯に
・たいまつ行進怖かったけど、楽しかった。・・火の活用を体験。
・川はこんなに楽しいところだとはしらなかった。・川遊びは楽園
・夢創塾で学んだ事をわすれず、今後に生かしていきたい。
・火遊びをあんなに大胆にやったことが無かった。貴重な体験。
・海だけが自然だと思っていたけれど、山も自然だと知りました。
・昔のやっていたことを少し工夫して利用すれば便利でエコになる。
 先生の謝礼文には、この2日間で児童達は「見違えるほど成長した」
と書きしるしてあった。
自然体験の評価をしていただいて、ありがとう。

上京して全国グリ−ンツ−リズム富山大会の打ち合わせを、東洋大学の青木先生と行う。
大会の進め方や、全国からの参加要請方策、パレリストの確認、大学生のボランテア参加要請など、詳細に詰める。
懸案事項の方策を見いだし、これで本番に突入。後、2週間大会に向けて全力を出してがんばろう。





投稿者:ながさきat 22:13 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月15日

森と人・シンポジウム

午前中は、先に、愛知県猿投台中学生が修学旅行に来て、竹割した竹炭が出来たので、1斗缶の一つを環境窯から取り出し、箱詰めする。
1箱に200g余りが入り、全部で10個完成。
従って、1斗缶で2kgの竹炭を作れる事が判明。×6個=12kg
要望者があったので、これでOK。

昼から、主催がきんたろう倶楽部の「森と人」のシンポジュウムに
パネリストとして養老孟司、森雅志、西頭徳三と一緒に壇上に並ぶ。 「森と人は仲良しだったはず」をテ−マにそれぞれの立場で持論を展開。
森市長には呉羽山で幼年時代を過ごした里山での遊び、そこから学んだ事など、今に生かされている事を聞く。
 私は、夢創塾の活動内容と里山の遊びの魅力について、風の道森づくりを事例として、道づくり、木の伐採、搬出、木の利用など一連の作業を参加者共々楽しみながら体験し、充実感を味わっている主旨を発言。
 養老氏は自然や虫、動物とのふれあう楽しさなどについて、基調講演を踏まえた森との関わりについて貴重な話を、いただく。
 西頭学長には森に絡んだ富山平野の水の循環について持論をいただく。
第二ステ−ジでは里山を次世代に伝える人作りについて、討論。
各自、持論の中で課題が多々あってこれといった決定的な方向が見つからず。
さしあたって、きんたろう倶楽部で活動し、指導者の養成をはかることが、てっとり早いように思えた。
 夢創塾も是非来て里山作りに支援をお願いする。
会場にあふれんばかりの600人を超える参加者、養老氏の人気のすごさを垣間見た。
基調講演も格調の高さに、感心すると共に、久しぶりに心の満足を覚えた。
シンポジュウムの内容は後日、報告書でいただける模様。 


投稿者:ながさきat 19:29 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2008年9月14日

新発見・微小トンボ?

夕方、じめじめした水場にメスのシオカラトンボ3匹が飛来してきたとたん、さわやかなブル−体色のオス20匹ほど集まりだして、メスの争奪戦。観察していると、各メスに一匹パ−ト−ナ−がいて、盛んにタマゴを生み付けているメスの周辺を厳重警戒をしている模様。
そこを隙を見ては、果敢にメスに近づこうと試みるやつを、ひっきりなしに威嚇し、ぼい払っている。
その隙間を縫って別のオスが、メスを争奪。交尾していずことなく消え、2〜3分後に舞い戻って再びタマゴの植え付け。隣でホバ−リングしているのはどのトンボ?? 
メス3匹についてこんな争奪戦を繰り広げていたが、久しぶりの空中戦闘に年甲斐もなく、時間を忘れて観戦していました。
 他にオニヤンマは相変わらず同じコ−ス」を定期便のごとく、行き来し、貫禄十分な飛行に王者の貫禄を感じた。
 そんな中、体色薄緑でわずか体長20mm、しっぽの直径2〜3mmの極小トンボを見つける。
今まで見たことのない小さなトンボ。手で捕獲して写真を撮る。重量感小さくてまるでなし。もちろん名前も全く知らず。
小さいトンボではイトトンボしか見たことなし。その1/4程度か?
他に見あたらず、(あまりにも小さいので)あきらめる。

昨日ハサ掛けした古代米は、好転に恵まれ、もう稲わらが乾燥し始めていた。籾も天日に当たり成熟する事だろう。自然乾燥の自然米。

山羊のメアリ−に、早朝、後ろから右太ももに頭突きを食わされた。 持っていた、お菓子を他の2匹に優先的に与えていたところ、自分がもらえないので、頭に来たらしい。
それにしても主人の私を襲うことは、言語道断。即刻竹をムチにして相当懲らしめる。  しかし、2〜3分後にケロット忘れ?、メエ−と鳴きながら近寄ってくる態度に?反省しているのか疑問。
隣で合鴨がギャ−ギャ−鳴きながら、この茶番劇を不思議そうに見ていた。





投稿者:ながさきat 18:11 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月13日

(再掲)9月15日は森林と人シンポジウム

このたび養老名誉会長をお招きして、以下の通り『森林と人シンポジウム』を開催します。

是非お誘い合わせのうえご来場ください。

日 時:平成20年9月15日(月・祝) 14:00〜16:30
場 所:オークスカナルパークホテル富山 
内 容:◎基調講演 養老孟司氏「なぜ、人間の脳は環境破壊の脅威に鈍感なのか?」
◎シンポジウム 養老孟司氏×長崎喜一氏×森雅志氏×西頭徳三氏
「子どもたちの豊かな未来」のために、それぞれの世代が何をしなければならないのか、森・人・里山づくりには何が必要なのか、森と人とのかかわりについて皆さんと一緒に考えていきます

投稿者:ながさきat 19:30 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

秋の風物・ハサ掛け

早朝から、小雨の中「ハサ」作りを開始。
古代米を作るようになってから、4年目のハサづくり。支柱の杉丸太や、横竹材料、わら縄、脚立など事前に準備してあったので、順調に作業が進み9時前には終了。・・小雨の為、休まず作業を続けたため。・・
 ハサ作りの終了と同時に、絹恵が稲のハサ掛けの手伝いにくる。
2人で1年ぶりのハサ掛け。どっしり重い稲穂の束に、古代米の実りを実感する。3間4段おおむね、120束を1時間あまりでかけ終える。
今月1っぱいハサ掛けで天日乾燥した後、50年前に作られた足踏み脱穀機で(人力パワ−が動力)脱穀。これを籾摺り機にかけてようやく食べられる。
まだまだ食べるまで、米の字のごとく、八十八回の作業が山積みだ。

夢創塾広場は、ニラの白い花や、ハギの米粒のような赤紫の花など秋に実をつけるため競って咲き出した。
このことに連動して、特に近頃多いのは、チョウチョウ。      小さいが白、黄色、空色の混じりけのない原色蝶。マダラ模様の中型蝶、アゲハ蝶などの大型蝶。
これらの蝶が自由翻弄にあちこちの花の蜜をあさっている。
 この蝶を捕獲しようと、花の隙間に待機しているのが、ギャングならぬカマキリです。
ひたすら花の隙間から2つの大きな目をだし、手を口元の前に折り曲げて、蝶が飛来して花に止まり、蜜を吸う一瞬を狙っている。
近くに獲物が近づくと、2つの目が反射的に獲物をにらみつつ、距離があると慎重にユックリ動き出す。
チョウチョウが、数多くある花の中で、3から5カ所、一瞬ですが蜜を吸う停滞時間と、カマキリの鈍い動きとの時間は縮みようが無い様子。
 しかし、1日中花の中にいると捕獲できる距離に飛んでくるらしく、花の根本には蝶の羽が散乱していた。
その羽を、分割して、アリが巣へこれを運んでいた。無駄のない自然。 少し色が鮮明になったアカトンボ、ころころに太った黒茶色のコウロギ。薄緑の大きな羽を広げて飛び舞うスギチョ−。
稲刈りを終え、中秋の名月と共に秋を感ずる季節になった。 












投稿者:ながさきat 17:27 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月12日

古代米稲刈り

古代米の稲刈りを13日にする予定でしたが、天候が怪しくなる様子なので、絹恵に人を頼んで一緒に刈り取ってもらうことにした。
 昼から隣のおばちゃんと2人で鎌で刈り取り、これを束ね、明日、ハサがけが出来るように8カ所に集積してあった。
古代米の稲わらは、コシヒカリと違い、茅の様に硬くて太く、長い。
サクサクと切れ味は良かったが、その分、束ねる時、夕方になっても株は強く締めるのに力が必要で、疲れたとのこと。
例年、丸1日かけ、私1人で刈り取り、束ねの作業をしていたが、近頃、超忙しさもあって、今日の刈り取り作業は母ちゃんにお任せ。
稲刈り終了で大助かり。明日は朝からハサ作りに専念出来るので、昼前にハサを完成させ、昼からは、稲のハサがけ作業を始め、夕方には終了出来る見込み。雨の降る前に終わりたい。
 それにしても、これかも、籾摺りまですべてが手作業の古代米作り。
手間がかかるものの、米作りをしている充実感と生き甲斐がある。   そして、みんなから今年もおいしい古代米を要請され?、これに応えるためにもがんばろう。

投稿者:ながさきat 20:29 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月11日

鈴虫競演

夢創塾広場の草付き場、アイガモが草むらに潜んでいるイナゴヤ、バッタ、コオロギなど秋の虫達を連日あさっているが、難を逃れて生き延びているのが、体が小さいスズムシたち。
 夕方、そのスズムシたちが、リズムに乗って、澄んだ音色の鈴を打ち鳴らす競演が始まった。
1平方四方に1匹程度が住んでいるようで、鳴き声を聞きとれるのは
私を中心に半径1,5mあまりの範囲。
従って、草むらのど真ん中に入って、聞けるスズムシの音色は7〜8匹
分。
 それぞれ特徴ある鳴き声。リリリリ−ン、リリリリ−ン、と4回鳴き続け、10秒後に又4回鳴く、これをエンドレスに続けている声が一番聞きやすかった。
他に、リンリンリ−ン、やリイン−リイ−ンリイ−ンの鳴き声を聞き取れたが、半数以上は最初の鳴き声。
自宅で鳴かしてみようと、素手で捕獲を試みたが、あまりにも小さく、逃げ足の速いので、失敗。                    目と手と反射神経が相当鈍っている事を自覚。健康診断を受けて異常なしの診断だったハズなのに!!・・それとは関係ないようだ。
 スズムシの競演は中秋の名月の日にじっくりと、露天五右衛門風呂に入って聞くことにする。

今日は久しぶりの真夏日。古代米田の隣のコシヒカリ田、コンバインで稲刈りが始まりる。上空を飛んでいたアカトンボが古代米田に飛来。
まだ体調の色はあかね色にほど遠い。薄赤色は秋は始まったばかり。
古代米の稲刈り、13日に天気が良ければ決行予定。

投稿者:ながさきat 19:54 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月10日

生育順調・トロロアオイ

昨日から3年ぶりに人間ドッグで健康診断を受けた。
近頃、酒量がまして腎臓や肝臓などの機能に不安があったが、異常がないとの事。最後に、生活指導で、酒は1合以下にしたらどうか。・・・
この健康状態を維持するために、今後も山の幸、無農薬野菜、古代米を食べ、里山をかけずり回って、体力維持に精進しよう。

帰宅途中、むつみ園で栽培してもらっている、和紙のノリ材料である
トロロアオイの生育状況を観察。
6月に播種してから毎月1〜回見回っているが、今年は近年に無い良い出来具合。ねっこがまるまると太って1本の重量150gあまりの優良品クラス。
2畝あるので50kg以上の収穫が見込める。昨年は5畝で100kgからすると上出来。(八尾の和紙会社に全部納入)
今年は紙作り体験が数多くあって、2年前に仕込んだ夢創塾でのトロロアオイのストックはほどんど無くなり、新たに仕込みが出来る模様。
今年の、あさひ野小学校6年生の掛け軸台紙は、この新しいトロロアオイで漉けるので、表面につやのある和紙ができあがるだろう。

和紙の元、コウゾウも順調に生育している。これから、計画的に作業を進め、暮れには各自、世界に1枚の自分紙を創ってもらおう。
他に、今年も卒業証書を入れる額縁作りもある。貧乏暇なしである。

投稿者:ながさきat 20:29 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月9日

カシナガキクイムシ

今日から明日にかけて、黒部市民病院で人間ドック入りです。
病院に行く前、村の古代米田や空芯菜などを栽培している畑の草取りを行い、山に入って山羊、イワナ、アイガモにえさやりを済ます。
 6時過ぎに、向かいの樫倉山に太陽が差し込んだところ、空気が澄んできれいなこともあって、山全体が「赤」色。緑が赤色に吸収され、まさに秋の紅葉以上の華やかさ。
近頃益々、カシナガキクイムシの被害が目立つようになった。
柿の木谷の山は、まだ緑が大半を占めているが、枯れ葉が目立ち来年がピ−クになるようだ。
 隣の谷沿い、通称「アカマッタン」には、推定600m2全域が全部立ち枯れている。周辺も枯れ始めているので、これが朽ちたら、災害?が起こる可能性アリ。私には何も出来ないが、状況把握だけでもしておこう。
調査するためにも、まずは健康第一、人間ドツクで調査をしてもらいます。

投稿者:ながさきat 07:40 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月8日

水が嫌いなアイガモ?

近頃梅雨を思わせるような、雨の多い日が続いてうんざりしてしているところだが、アイガモ達にとっては、夢創塾広場が雨で湿地帯状態になっているので、ここをえさ場に、柔らかくなった土をくちばしでほじくり返し、虫や草の根っこを食べ込んでいる。
 近頃は、平坦地はもとより、山裾の杉林の中までえさあさり。
今朝、池の中に投げ込んだ古々米を食わそうと、時間をかけ、、山裾から強制的に、西側の石積から池に追い込んだが、水面にちょっとだけ浮かんで遊ぶまもなく、即、対岸をよじ登って土手上に待機。
与えたえさには目もくれず、どうなっているのか?
再び、池に入れようと誘導してみたが、入るどころか、集団で湿地帯の広場へ地上すれすれ飛ぶ様に逃げていった。
こんなに嫌われては、あきらめるしかなし。そのうち、腹が減れば池に戻って来て食べるだろうと帰宅。
 夕方、相変わらずカモが近くに見えず。しかも、朝、与えた古々米そのまんま。・・・
100mほど離れた環境窯の周辺で、カモ軍団が虫取りに無我夢中で移動中。よほど秋の虫(イナゴ、コウロギ、スイチョ−、バッタ)が気に入った様子。
 こんなにあちこち放浪していると、キツネやテンに襲われる率が多いのに、当該カモ達、危険管理意識が無いのだろうか?
本能的に水上にいることで、危険回避能力をもちあわせているハズだがどうして陸上を好むのか。危険なリスクより虫取りがメリットあり?
 どうも夜間も、水中で休息していないようだ。
そうなると、いつ野獣たちの餌食になるか、悩みがつきない。
池に閉じ込め、周りを金網で仕切れば悩みが解決できるが、カモの自由を束縛することになり、カモたちにとって幸せな生き方になるのだろうか?
今は超忙しく、当分は自由行動を見守ろう。生きる力を会得して欲しい。

投稿者:ながさきat 20:37 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月7日

イノシシ対応

1週間ほど前から、林道沿いの田んぼがイノシシに入って、穂を食べるでもなし、所々(18カ所)畳1枚程度泥浴びした後が続いていたので、今日は村中の壮年層20名あまりが、それぞれ草刈機を持参し、2時間あまり山裾を草刈りをした。                 草刈り延長おおむね500m、幅15mで、面積6000m2。
山裾ながら、急斜面(40〜60度)のところもあって草刈りに難儀する。併せて、岩がゴツゴツしていて、草刈りの刃の痛みが激しい。
 作業は雨の中、カッパを着ての作業に全身汗だらけ。補給したお茶は即汗となって再び汗だらけ。
これだけ山裾を刈り上げたので、当分、イノシシや猿は出てこないことだろう。

この草刈りに先立ち、4日前から環境窯の炭焼き時に採集した木酢を薄めないで田んぼの「グロ」=周辺に毎日散布したところ、当日から田んぼに入らなくなる。噂であったが、イノシシは木酢をまいたらこないとの不確定な情報でしたが、効果てきめん?事実出没しないのだから!!

当該、2重の対策の他、昨日からは火をたいて対応。今日の朝も出没した気配なし。 

古代米の頭がたれ下がり出した。来週あたりが刈り取り時期かも?
中央周辺に倒れかかった稲株が見られるようになった。
できすぎで穂が重いらしい。大豊作の予感?

夢創塾の水辺にオニヤンマトンボが、盛んにタマゴを生みつけていた。
写真を撮ろうと何度も50cmほどに近づくも、アングルが悪くタイミングが今ひとつのところで逃げられっぱなし。
そのうち、一瞬、グッドタイミングと思ったとたん、どこからやってきたのか、オスがメスを瞬時に捕まえ2、3回転したとたん合体。
次の瞬間、合体飛行で大空に舞い上がって見えなくなった。
カメラ焦点を合わせる間が無く、撮影出来ず。残念。

隣で逃げないコスモスが咲いていたので、撮影。








投稿者:ながさきat 18:36 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月6日

アリ街道

環境窯の天井表面温度が、3日前から30度まで低下して変化がないので、窯の火が完全に消えてしまったと判断。窯開きを決定。
 朝から、まずは焚き口のレンガを全部外す。間詰めの粘土が高温で焼かれているため、土器の様に固まっていて、今回は壊しにくかった。
 続いて、燃焼室に貯まっていた灰を取り出し、南京袋にため込む。次回炭焼きの割れ目をふさぐコ−テ−ング材料になる。
次に、燃焼室中仕切り壁のレンガを取り除く。窯の中は、通常よりも炭の量が大幅に多い上、硬炭に仕上がっていた。
 今回試行錯誤ながら、4回も燃焼室で火を燃やし、窯木を強制乾燥した後、火入れをしたのが良かった様だ。
期待していた竹炭は窯の奥にあって今日は出来を確認できなかったが、全面に積んでおいた割竹が結構良く焼けていたので、まずは成功しているはず。200本全部成功していたら、今回の炭焼き仕法をバリに伝えたい。・・楽しみは後日に残しておこう・・・

早朝、窯の状態を見ようと作業場に入ったところ、、窯の左側から細い線が縦に入り口まで描かれていることに気づく。
ヒモでもないし何だろうと近づいてみると、3mmほどのアリが行き来
している街道でした。歩いている道幅は、5mm程度で、歩きやすいように平坦地にするため、障害物は道の両側に3〜5mm程度積み上げて、堤防の様になっていた。
 ありたちの数を調べたら、10cmの間に最小15匹、最大29匹
平均20匹。街道は距離4,5mでおおむね900匹が地上で見える数。5匹に1匹は自分の体重以上のタマゴをあごでつまんで窯の左側へ運んでいた。出発点と終点の地下には相当数が生息していると思われ
推定で2000匹?? 
窯の中で巣を作られると空洞になって炭が焼けなくなるな可能性アリ
 木酢を周辺に散布してかわいそうだけど活動停止処分。
  
秋が近づき窯の隣に野ブドウが実り、、露草、ゲンノショウコの花が咲き乱れ、ねこじゃらが実をつけだした。
赤いも、計測したら2,3mに生長。まだまだ伸びるようだ。














投稿者:ながさきat 18:42 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月5日

合宿2日目・川遊び

新潟、市振小学校の合宿2日目は、薪で朝ご飯作りから始まった。
昨晩、男子は合掌小屋の2階で宿泊、女子は夢創塾小屋で炭火をたいて先生方と雑魚寝。先生方は、夜中に聞こえた小川の川音で、雨が降っている物と勘違いしていたようで、少々寝不足気味。ご苦労さん。
児童らは、昨日のハ−ドスケジュユ−ルで疲れ、朝までぐっすり寝込んでいた模様。
 食事後、昼飯の流しソ−メンを食べるための孟宗竹による器作りをする。ノコギリの使い方と小刀の操作体験で、刃物の使い分けを体験してもらう。けが人なし。
 水着に着替え、下流に流れ込んでいる、荒戸谷にトラックで児童を輸送。水量は毎秒0,6トンで通常より多め。
1,0mほどの深みもあれば、急な流れの瀬もあり、堰堤から落ちる清流は海の児童らにはものすごい感動の自然。
児童らは、浅瀬で、水中昆虫を数多く見つけ、駆けつけてくれた新川センタ−の上島さんに名前の鑑定や特徴など教わっていた。
川虫の知らない私は大助かり。ありがとう!!
 深い瀞場では、水に潜ったり、高所から飛び降りたりと、大はしゃぎ。浅瀬では「カジカ」「オタマジャクシ」カゲロウなどを捕まえ興奮状態であちこちでスッテンコロリン。
堰堤の水に打たれて楽しい悲鳴の連続。新発見にみんな満足。
その後、昼には流しソ−メンを食べ、小川温泉で露天風呂に入って、帰って行った。  みんなに元気を今日もいただいた。










投稿者:ながさきat 18:45 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月4日

宿泊体験始まる。

新潟の市振小学校5,6年生が当地で宿泊しながらの自然体験が始まる。児童は7人ながら礼儀正しく、活発で元気があり、当方の指示にすごく迅速反応する態度に感心した。一緒に自然を楽のしんだ。
 昼からは、今回のメ−イン体験である、和紙作りをした後、この和紙に揮毫するための竹筆を各自が制作、最後は、揮毫した和紙を飾る茅編みをする。
茅編みはみんな初めてで、最初は手間取ったが、なれるにつれ、みんな「こつ」を覚えて編む速度がスピ−ドUPした。
全員編み上げて今日の自然体験を予定通り終了。夕食の準備もあるので、揮毫は後日学校で記入する事にする。
 4時30分から、夕食準備。釜でごはんを焚き、大鍋でカレ−を作る。具が夏野菜など大量に入り、かつ炭火でじっくり煮込んだカレ−は販売されている以上においしかった。
おいしかったが故、児童らは6杯ものおかわりをしていた。頼もしい限りです。私も本当においしく感じ、実は4杯も食べた。
 夜の圧巻は、児童全員で「たいまつ行進」をしてダム周辺まで行ってきた。燃えさかる、たいまつを振りかざして、行進することに児童らは興奮しっぱなしでした。
 ミラレ−TVが夜間たいまつ行進を取材していった。私も滅多に無い機会と思い、写真を多数とった。
最後に自分たちでわかした露天五右衛門風呂に入って大満足。
思い出の多い楽しい第1日だったようだ。
それにしても今日だけで、15時間付ききりでの対応。
社会奉仕なのか?生き甲斐なのか?遊びなのか?深酒したら気持ちがよくなって、考えることがばかばかしくなる。ただ、脳裏から離れないのは、何かと長崎さん、長崎さんと呼ばれ児童と友達になれたこと、児童らの最高の笑顔と、歓喜にあふれた甲高い声です。
7人の市振小学校児童が、夢創塾で夢や新たな発見をしてくれることを
期待した1日でした。・・・目がチョロチョロ!!大好きシュウハイ!














投稿者:ながさきat 22:05 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月3日

宿泊合宿

明日から明後日にかけ泊まり込みで、、新潟県の市振小学校5,6年生7名が、自然体験宿泊学習にやってくる。
3年前に当地で自然体験の学習をしてから毎年、冬や夏にやってきて1日中遊びながら自然の循環や環境について学んでいる。
 夜明けと同時に、夢創塾の広場に行って、明日から始まる宿泊学習をするための準備を行う。
宿泊小屋の掃除、広場の草刈り、夜に行うキャンプファイヤ−の薪作り、たいまつ作りの資材の調達、露天風呂の掃除など朝飯前に終了する。残った、和紙や茅編みの準備は明日の朝から作業をする事にする。
 帰りに小川温泉に行って、9/5日午後、児童達に露天風呂の入浴許可をもらいにゆく。
社長に会って合宿の主旨を説明。OKをいただく。ありがたい事でした。
帰り県道の脇に「マムシ」がとぐろを巻いているのを発見。危険なので早速棒でマムシを捕獲。即、皮をむいて、これを炭火でこんがり焼くと香ばしい。焼いておくと腐らなく、長期保存が出来ます。
私は調子が優れぬ時はこれを2cm程に切って食べていますが、元気がすぐよみがえります。マムシの効用でしょう。自然からの贈り物。万歳

林道沿いの田んぼに1週間前からイノシシが出始めている。
田んぼに15カ所ほど、泥浴びをしたところが見受けられたので、証拠
写真をとる。
昨日は田んぼの周辺に木酢を散布したが余り効き目が無いようだ。
そこで、山から出てこないように山裾を草刈りして隠れ場所を無くすれば良いかもしれない。
そんな作業を9/7日、村中総出で行ってみることにする。
とにかくやってみよう。
・・・ビ−チボ−ルの懇親会で酩酊中の記・・

送信者 200809


送信者 200809

投稿者:ながさきat 23:55 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年9月2日

利賀村商工会来訪

富山の秘境、利賀村から商工会、観光協会、民宿組合の関係者11名が
夢創塾にやってきた。
目的は、自然の中で、子供達にどんな遊びや、環境教育、自然学体験のプログラムがあるのかを現場で研修。
体験プログラム毎、体験内容と、狙い、効果を説明しながら、用具や物作りのプロセスを丁寧に説明。
最後に女性は竹筆を作り、薬草入りの足湯に入って満足。
男性は、フクロウを作って記念品。民宿での体験プログラムに最適、竹筆作りと共に取り入れたいとの事。是非取り入れて欲しい物だ。
 一緒に「エコロの森」代表森田さんも同行。見て聞いて楽しんでゆかれた。体験型ツア−などを手がけている会社だそうで、夢創塾の田舎暮らし体験プログラムにいらく関心をお持ちでした。

昨日の北日本新聞の別刷り、北日本こども新聞に先般取材していった
あさひ野小小林さん、さみさと小高澤さん、舟橋小塩原さん3名の記事、森を守る為、夢創塾はどんなことをしているか画掲載されていた。
 夢創塾の里山暮らしや、炭焼き・木を大切に活用、楽しみながら森を守るの見出しで、見たこと聞いたこと、思ったことが上手にまとめてあり、感心した。                          尚、当日、子供達が夢創塾に来たことで確実に輝いて帰っていった。
思い道理の記事が書けて、充実感が漂っていた感じでした。






投稿者:ながさきat 22:31 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2008年9月1日

危機一髪・助かった!!

一昨日の夕方、熱い窯の天井に刈り取った茅の束を乾燥するため、じかにおいて、一晩で完全に乾燥しようと考えた。           翌朝の朝、完全乾燥しているハズの茅を見て我が目を疑う。天井の生茅が、大部分灰になっている、「心臓が止まるほど」驚いた。
乾燥どころか、天井の高熱で一晩の内に茅は、炭化し、これに火が入って燃え尽きた為、白い灰のみが残っていた。 大失敗。
しかし、茅は燃えたが環境窯の小屋には火がつかなかった。     助かった!!
 本当に助かった。小屋が火事になれば今までの蓄積は一瞬のうちに無くなる事だった。小屋が無事で何よりでした。自分の愚かさを恥じる。
この教訓を、今後に生かすため、安易な天井活用方法は慎重に取り組む事を肝に銘ずる。・・少し慢心に陥っていた模様・・・反省。
 
今度当地に合宿して、市振小学校の生徒が挑戦する、茅編みだが、その原材料である茅が焼けて無くなったので、再度、茅を刈り取り天日で乾燥。晴天模様の天気が続く事を願う。

夢創塾広場に農機具が放置してあることに、昨年から心が痛んでいたところ、なんと鉄屑回収業者が引き取ってくれるとの吉報。
早速夕方、担当者に夢創塾広場に放置してある、トラクタ−、耕耘機、田植機大釜などを見てもらう。中国、くず鉄が逼迫していて、その調達に奔走しているとか。
すべて引き取らせてもらいますとのこと。
処分費大助かり。火事にならなかったし、今日はとても良い日でした。

投稿者:ながさきat 22:59 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

<< 2008/08トップページ2008/10 >>
▲このページのトップへ