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2010年12月31日

ゆったり!!雪見の桶湯

今年もご苦労さんと、夢創塾の動物たちに感謝を込めてたっぷり好物の餌を与える。
山羊は牧草よりおからを優先にぱくつき満足顔。アイガモは水中に沈んだ麦を器用に足で水中に浮かし、水毎飲み込み、クチバシの間から水をはき出し、麦だけを選別して食べる得意な仕草に寒さを忘れて見入る。18匹が競ってエサをる模様、活気があって元気を頂く。
イワナは水が冷たくなったのかエサあさりが鈍感。5匹がゆったりエサあさり・冬眠?

夕方小川温泉に出向き、今年の反省を雪見をしながら露天桶風呂で自問自答する。
風呂の温度40度でぽかぽかだが、外の温度は0度で頭が冴える。
都合のよいことに、大きな風呂にはわたし1人が独占。最高に癒される!
眼下を石や岩にぶつかりながら、逆らわない流れの清流を見て、今後も人生自分流の自然体で行こうと決意。
ゆったり風呂に入る事で、最後に心の洗濯が出来たようだ!!

投稿者:ながさきat 20:29 | 日記 | コメント(0)

2010年12月30日

新聞掲載・林業人列伝

今日の北日本新聞に、夢創塾の取り組みを紹介した・日本の記録「林業人列伝」の記事が掲載された。
年末に、夢創塾の活動情報が発信でき、今年の締めは最高!!
早朝に仲間達7名からお祝いの電話。・・・1日中話題になって元気を頂く。

夢創塾の沿道は雪に覆われ、水墨画の世界。自然の美術家に感謝。
そんな雪の中、正月用のダイコンを掘り出し、味見にナメコおろしで酒の肴にする。うまい

ネコが郵便局まで同伴する。用事が終わるまで玄関で座って待機。帰りも同伴。
ご褒美にエサを与える。すり寄ってスキンシップを繰り返す。うれしがっているようだ??
これまで、火の用心まわりや豆腐家まで同伴することがあったが、片道のみ。
往復の同伴初めて!!お使いが出来るかも?来年は、ネコの隠れた能力を開発??
 
木炭電池の点灯継続追試報告。
2号は昨日225時間で終了。3号、今日の夕方250時間経過するも、点灯中!!
結論*木炭電池250時間の点灯可能と判定。今年最大の発見。講演の話題に出来る。










一人でお遣いできるか心配なのでついて行っている


投稿者:ながさきat 20:11 | 日記 | コメント(0)

2010年12月29日

今年の十大ニュ−ス

今年も残り明日1日となる。
十大ニュ−スを挙げ、今年を顧みる
 1位・息子の結婚・・よかった!!
 2位・おふくろ、親父、祖母(13,23,33回忌)法事・・供養・先祖に感謝
 3位・古稀無事通過・・元気に生かしてもらいありがとう。
 4位・(株)上智退職・・10年間楽しかった!!
 5位・米国、Mtレニア半周トレイル成功・・古稀記念挑戦、大変でした。
 6位・幻の長滝初踏査成功・・2年越しの成功。ヤッタ−!!
 7位・第2ツリ−ハウス完成・・ロマン達成、バンザイ!!
 8位・木炭電池290時間点灯・・追試も250時間、大発見。
 9位・バタバタ茶会&蛭谷ア−ト成功・・びるだんにひさしぶりの賑わい。
10位・日本の記録・林業人列伝発刊・・富山県人初掲載、誇りに思う!!
番外編
   ・愛知県知事・体験道場認定・・猿投台中学校修学旅行指定地。交流の展開。
   ・塩づくり本格化・・お土産づくり
   ・合掌小屋雨漏り・・防水に明け暮れる
   ・焼き畑農業・・ダイコン、赤カブ生産。たくあん漬け挑戦・味は?
   ・タ−ザンロ−プ2統新設・・児童達に大好評。
*退職し、9月から現代風仙人修行をするつもりが、雑用が一杯で移行できず、来年の課 題。日々を大切に、自分の人生楽しく生きよう!!

投稿者:ながさきat 19:41 | 日記 | コメント(0)

2010年12月28日

シンポジュウム参加要請

母校の竹内教授が我が家を訪ね、来年2月23日地域環境科学部が主催の「地域づくりシンポジュウム」にパネリストとしての参加要請を受ける。
シンポジュウムの狙いは、大学建学の精神である「人物を畑に還す」教育を,現場で地域作りに実践しているOBに語ってもらい、地域のリ−ダ−育成方策や課題、取り組みを学生達と検討し議論を深めること。
 主旨に賛同してパネリストの要請を快託。
詳細な内容、進行スケジュ−ル等については来春、再打ち合わせを予定。了解。
後はいろりを囲んで竹内家族と雑談。
そんな中で、温度差で発電するペルチエ素子に共通の話題があって、話が大いに盛り上がる。この素子で炭窯の熱を利用した発電に教授も感心!!
炭窯でお湯を作り、安定した発電の取り組みを提案してもらう!!来年の課題。

お土産に3種のジャム2箱と乳酸飲料3本を頂く。
早速、試食したところ、農大の味!!都会の中でつくられた本物の味に乾杯!! 






投稿者:ながさきat 19:25 | 日記 | コメント(0)

2010年12月27日

追試・木炭電池

第1号木炭電池が280時間点灯していたのを再確認するため、12/20日、2&3号木炭電池を作り、連続点灯時間の計測を開始する。
今日の夕方には180時間を経過するも、2個とも当初と変わらない光を放っている。
昨日の晩、雷で停電になったが、真っ暗闇の中で2個の光は際だって輝いていた。
原始的な光はハイテクな電気に勝る物でした。
 
先に全国林業改良普及協会から発刊された、「日本の記録・林業人列伝」vol.3
の新聞者取材を自宅で受ける。
私の記録は、林業知識2008・8に記された「山に生きる知識を伝える」が、当該本に
10ペ−ジに渡り掲載されている。
明日の北日本新聞に掲載されるかも?






投稿者:ながさきat 19:18 | 日記 | コメント(0)

2010年12月26日

夢創塾・雪模様

夢創塾、昨日から降り積もった降雪量63cm。
歩くと膝上までの深さにうんざり。
この降雪で、先日アイガモを囲んだ網に着雪し、たるんで(伸びきる)効果半減。
修復する気全くなし。雪の壁で、囲いと同然になる。
山羊の小屋は所々に水たまり!!隙間からの雪が入り込み床に溜まったようだ。
その為、寒さで3匹とも毛を立て体温を保全し、ひたすらエサを待っていたようだ。
雪で水場は1箇所断水だが、トイレと他の1箇所は通水しており水源は十分あるようだ。
 小屋隣の枯れ木の先端、雪を付けた顔面模様が哲人に見え、私を励ましているようだ。
家にあっては、朝から雪かき。1時間以上かかり重労働。
作業中、ネコが監督していたので手抜き出来ず?ネコの手も借りたいのに見ているだけ!!






投稿者:ながさきat 19:25 | 日記 | コメント(0)

2010年12月25日

クリスマス寒波

外の気温−2度。吹雪いている中、積雪45cmの林道をトラックで夢創塾へ行く。
自動車で行ける限界ぎりぎりの積雪量。速く走ると前面から舞い上がる雪で視界ゼロ!!
ゆっくり走るとノッキング。
途中、道に大きな倒木があり、のこぎりで切断処理、次に遭遇したのが雪の重みで孟宗竹が林道を遮断して通行不可。鉈で竹の先端を切り落とす。その数8本。通行可能になる。
 山羊小屋には隙間から雪が舞い込んで,床は真っ白。震え上がっていたので、牧草,リンゴ、こぬか,おから、ワラを含め5kgの大判振る舞い。クリスマスプレゼント!!
アイガモ達にも,大麦、おから、キャベツの葉をたっぷり与える。この寒波を頑張ってほしい。
イワナは、寒波に影響無くエサあさり活発。長い冬を乗り切るためにも食欲のある限り、餌やりを続けたい。
 夢創塾小屋群は雪化粧でひっそりと来春を待っているようだ。
明日からは徒歩での餌やり。このまま解けなかったら、100日間の餌やり「行」の始まり。








投稿者:ながさきat 19:20 | 日記 | コメント(0)

2010年12月24日

雪積もる!!

朝はみぞれ模様でしたが、昼からは本格的な降雪で、夕方には10cm余りの積雪量。
この為、アイガモは雪の上で休息。山羊たちは雪模様に外に出られず。エサ不足に小屋の中でウロウロ回遊。リンゴと牧草を少しばかり与える。
メタボの体型をスリムな本来の体型に戻したいものだ!1
寒かったが、巨大イワナたちにエサを与えると、相変わらずエサの争奪で水は渦模様を呈する。巨大体型がゆえんですざましくも有り、エサのやり甲斐を感じる。
 里山の雑木に雪が付着して純白な華が咲いた。山全体が水墨画に似てきた。
皇寿桜並木も、白い雪の華を咲かせ、今年最後の見せ場を作ってくれた。
 この雪、どんどん積もると自動車で夢創塾に行けなくなる。
徒歩で餌やり!!雪との戦い?or体力強化or健康管理!!・・・毎日自然観察しよう!




投稿者:ながさきat 19:00 | 日記 | コメント(0)

2010年12月23日

木炭電池点灯中!!

12/11日から点灯中の第1号木炭電池、夕方には、木炭を覆っていたアルミ箔がボロボロになり、最後には、光も蛍以下の薄い光で終りを告げた。実に280時間の点灯は驚きでした。アルミ箔が解けなければ、まだまだ点灯する事だろう。第2弾はアルミ箔を厚くし、かつ、塩水を注入できる機能を持つ木炭電池づくりに挑戦したい。
 先日から、追試している2,3号の木炭電池、ただ今点灯80時間を経過しても、輝きは
当所と変わらず。この調子だと第1号木炭電池の280時間点灯を追認できる結果だ出るかも!!・・年末に向かってワクワクする思い。炭焼きのご褒美ありがとう。

昨日、山羊やアイガモの餌用に、魚津から規格外リンゴをトラックに一杯もらってきた。
概ね1500個を夢創塾で50個毎袋に詰め替え、来年のエサ2,3月用は、環境窯小屋にシ−ト防寒を完璧にして貯蔵。これで冬のエサは牧草とつぶし麦、りんごで越冬OK。

最後の越冬準備、露天風呂をトタンで覆う。
いつも完璧に覆ったつもりだが、春になると釜に水が溜まっているので、今回はより慎重に作業を終えた。その時、風呂の蓋が無いのに気ずく。周辺を探す。
ありました!!30m下、小川の川原に。蓋の回収に河原を歩くと、なんと「わさび」10株余りが自生しているのを見つける。手当をすれば湧水もあって今後繁茂かも?
蓋をもちあげ斜面を運搬するのが大変だったが、わさびの発見で気が晴れ、得した感じ。








投稿者:ながさきat 19:16 | 日記 | コメント(0)

2010年12月21日

鳥インフル

高岡古城公園の壕で死んだコブハクチョウからインフルエンザウイルスが検出された問題で、昨日朝日町からアイガモに異常がないかの問い合わせと、放し飼いを網で囲んで飼育するよう指導を受ける。
当地のアイガモ池には、渡り鳥が飛来しないが、1km先の小川ダムには千羽余りのカモが
飛来しているので、鳥インフルが懸念されていたところ、まさかの強毒性のウイルス発生に上記の指導通知でした。
 早速、朝から在庫の金網やネットを探しだし、杭を打ちながらアイガモ池を網で囲む作業を開始。午前中に役場の関係者が作業状況確認に立ち寄る。・・・準備していて良かった!
夕方には囲いが完成。網の中のかもたち外に出られないことに戸惑っていた。

囲い作業終了と同時に、環境窯の排煙が空色から無色に変化して、窯止め時期を知らせる。
慌てて、排煙口と空気口を粘土で閉塞する。今年最後の炭焼き終了。窯に向かい合掌で感謝

山羊小屋が汚れていたので、茅を刈り取り、「押し切り」で細かく切断して敷きワラの代用にする。ビックリしたのは、茅に混じっていた葛の茎を拾い食いしていた。
枯れ草ばかりで、食料難??干し草少なく雪が降るまで自分たちで食料調達してくれ!!






投稿者:ながさきat 18:55 | 日記 | コメント(0)

2010年12月20日

木炭電池づくり

先日作った木炭電池の性能を確かめたく、テスタ−で20本すべて計測する。
不思議なことに今回、1,0ボルトを超す電池は1本もなし?何故??
最大で0,97V、最低で0,78Vでした。その為省電力のLEDでも点灯しない電池が3本あり、ショック。炭が悪かったのか、和紙が厚すぎたのか、塩水に不純物が多かったのか、気温が低かったため?原因解らず。当所の作り方と変わらないのに不思議なことだ。
 そこで、木炭電池を直列に配線すれば、加算した電力になると思い、7本を板に並べて直列になんとか配線する。先般ペルチェ電池づくりで8個を直列につないだ経験が役に立つ。期待して、6V位出るだろうと図ってみたらなんと、0.4〜0,45Vで1本の半分以下の値!!なんで???・・・配線に間違いなし!!何回計るもUPすることなし。
苦労して配線した直列装置を破棄。
1本毎にLED電池をセットして輝く光を楽しむ。
その内の2本を連続240時間以上点灯している先の木炭電池の追試をするため、点灯を継続して経過を見ることにする。この2本も200時間以上点灯してくれることを祈る。

先日高岡市の里山会が、夢創塾で納会をした後、翌日大地山に記念登山をしたときの礼状が写真と共に送付されてきた。山談義に華が咲いたのを思い出した。又会いたい物だ。
 あさひ野小学校の川田先生から富山県小学校教育研究会の会報顔くられてきた。その中に、夢創塾での自然体験の大切さを記述した記事が載っていた。
表題は、体験学習をとうして「自然との共生」を考える!!








投稿者:ながさきat 19:59 | 日記 | コメント(0)

2010年12月19日

冬支度終了

朝、林道の水たまりが氷ついている中、トラックでこれを壊し夢創塾広場に行く。
相当冷え込んでいた模様に、昨日火入れした環境窯の木酢が大量にできていることを期待する。案の上、半日で、60リッタ−をゲット。この調子だと、最終的には、200リッタ−
採集できるかも。
 天気が良かったので、残っていた冬支度をする。一号水車、展示場、山羊小屋、環境窯小屋等をブル−シ−トで覆う。
冬場に塩作りや茶筅づくりの他、児童達と雪遊び足跡ウオッチングをするので、各小屋に大量の炭をストックする。
又、山羊のエサ半月分を山羊小屋に貯蔵、イワナとアイガモのエサは水車小屋に50kg貯蔵。ネズミに盗食されないようすべてポリ容器に詰め替える。
 エサ用のリンゴは、南京袋に入れて天井に吊す。狸やネズミ対策。尚、飛びつきに対してその下に捕獲箱をセット。2、3日はダミ−!!

山羊が焼き畑のダイコン、赤カブをほとんど食べ尽くしてしまった。
それども足りないので、山の中腹まで登り、緑のシダ類を食べ漁っていた。
夕方には、カモたちに与えた腐ったリンゴまでも食べ漁っていたが、相当空腹状態?
明日は、村からダイコンの葉っぱをもらって腹一杯食べさせよう。










投稿者:ながさきat 19:09 | 日記 | コメント(0)

2010年12月18日

今年最後の炭焼き

今年最後になる炭焼きをする為、朝から環境窯に火入れを行った。
昨日予備燃焼を実施したので、燃焼室が暖まっており簡単に着火できた。
以降、夕方まで燃焼室に薪を投入して、窯の排温を82度以上にUPして焚き口を閉塞する。
しかし、窯の温度をあげている途中、天井にできた割れ目21箇所から蒸気が噴出し、痛々しい状況。とりあえず、噴出口を細土で覆って応急装置を施す。作ってから8年を経過し窯の老朽化が目立つようになった。更新する元気もなく、来年は大修繕で窯の延命を図ろう。
 昼時、猟師からもらった、シカの肉、天然のヒラタケ、リンゴを串に刺し、窯の焚き口でこんがり焼いて食する。シカ肉は柔らかく甘みがあったが脂肪がないのでパサパサの食感。
ヒラタケ相変わらず香りがあってキノコの王様の味。焼きリンゴ、ジャガイモの煮えそこないの食感。やはりリンゴは生に限る。
 外は雪模様だったが、窯の前はポカポカ・・・気が緩んでちょっとうたた寝!!

窯の管理の合間に、卒業証書台紙を手製の乾燥機で乾燥する。
しかし、キズ紙は薄く(0,08mm前後)漉いたので、剥がすのが大変でした。
後半、2枚を1枚にしてはぎ取り、これを乾燥して完成紙とする。キズの模様がおもしろく、名刺の台紙にできるかも!!
卒業台紙は前回の失敗を反省して、気を入れて漉いたので出来具合は抜群。失敗は35枚の内2枚。ロスは10%以下、前回の65%はなんだったんだろう!!

木炭電池、176時間連続点灯中。
ただし、10時間前頃から光源が減少。見た目ではまさに風前の灯火!!
今回、木炭電池の長時間点灯を発見したことは、私にすれば大発見。これをどのように生かすか、来年までじっくり考えてみよう。








投稿者:ながさきat 18:53 | 日記 | コメント(0)

2010年12月17日

環境窯・焚き口づくり

今年最後の炭焼きをする為、焚き口の奥に中壁を1,2m立ち上げた後、焚き口前面を煉瓦で覆って昼過ぎに加熱室を完成。
早速、5時間余り予備加熱して明日の火入れに備える。併せて、燃料にする薪350kgを裏山で調達し、トラックで窯の広場まで運搬する。明日の作業準備OK。
窯の温度を、窯木が熱分解が始まる90度に上げるために、明日は朝から火の番(火の管理)作業。焚き口の前にいると暖かいので、居眠りできるのが楽しみだ!!
 薪づくり時、雪に耐えて赤い実を付けた千両ならぬ十両?がひときわ輝いてていた.
この真っ赤な実の美しさに、途中作業を中断してデジカメに納める。又、赤い実を見て、元気が蘇り、大きな木は「ヨキ」で半割、四ツ割りして薪にする。

山羊たち、雪が降ったので山にエサが無くなり、整列して?エサねだり。
特に今日は、顔の表情が穏やかで癒されたため、サ−ビスで牧草5kgと、おから2kgを小屋のエサ箱に投入。相変わらず、脇目もふらず一気に食べ尽くしてしまった。
ひさしぶりの晴天、食後は、山の斜面で、ゆったりひなたぼっこ!!
この牧歌的ロケ−ションに焚き火をして、さらに里山風情を楽しむ。バックの冬景色は一層これを引き立てていた。






投稿者:ながさきat 19:14 | 日記 | コメント(0)

2010年12月16日

新潟・月影の郷視察

朝日町が、来年から取り込む予定の、子ども農山漁村交流プロジェクトの実施状況を、新潟上越市の浦川原地区にある月影の郷に出向き、組織内容や田舎体験の概要、民泊の現状についての説明を聞き、意見交換、民泊訪問を行ってきた。
特に感心したのは、受け入れ体制が充実している点。上越市・十日町市が一緒になって、越後田舎体験推進協議会が設立されており、その配下に事務局、その下になんと12地区の推進協議会が設立されて、学校や団体の受け入れを万全な体制。
年間5〇〇〇人が宿泊するそうだ。ただし12年以上試行錯誤で取り組んだ結果で、反省と経験の積み重ね、人づくり、無理のない受け入れが普及し成功したようだ。
これから始めようとする受け入れ体制、民泊について、大いに参考になる。
夢創塾での自然体験時に応用する事例もあって、視察の効果大いにあった。

今朝、夢創塾広場は5cmの積雪。雪化粧で広場一帯は白一色。醜い物を全部覆ってしまい、美しい夢創塾に大変身。
一方、山羊たちはエサが雪に覆われ、雪の上をウロウロ!!
かわいそうなので、今日、初めてほしくさ5kg、リンゴ10個を与える。
3匹はメイメイ喜んで、脇目もふらず噛まずに飲み込んでいた。まずは飲み込んだ後でゆっくり反芻するようだ!!








投稿者:ながさきat 20:03 | 日記 | コメント(0)

2010年12月15日

寒中和紙づくり

初雪の中、今年最後の卒業証書台紙づくりに挑戦。
前回は、訪問客の出入りが多く、紙漉に集中できなかったため、完成和紙の成功率30%とかってない悪い出来具合にショック。
今回は前回の反省の元、雪なら人が来ないことを見込み、朝から準備して紙漉モ−ド一色に気分を集中する。
しかし、特に厳しかったのが、トロロアオイ(二レ)を絞って粘液を取り出す作業。
冷たい水の中で粘液が手に付き、その冷たさ氷に触っている感じ。手抜きもできず参った!
 午前中、台紙45枚を漉きあげる。失敗1枚のみ。漉き方の腕が蘇ったようだ。
午後、今年最後の紙漉になるので、キズの混じった楮をパルプ化して、45枚を一気に漉きあげる。紙面にはキズがまんべんなく散らばって、おもしろい和紙ができそうだ。
 寒い日でかつ水中作業なので、手の感覚を失い、隣に沸かしたお湯に手を入れ対応。
手を入れても熱いのが解らぬ位、感覚が麻痺状態。それでも紙漉に集中できた!!
当然、気合いが入っていたので、満足する和紙ができたようだ。
夕方紙漉が終了し、吹雪の中、漉き上がった和紙の脱水作業を開始する。
明後日まで徐々に圧力を加えて脱水する計画。

朝起きてみると、部屋にネコがドブネズミと小ネズミを並べて展示?してあった。
近頃、1日に多いときには5匹も捕獲し、見せに来るのに閉口。もうウンザリ!!

木炭電池100時間以上点灯中。まだまだ更新中・・・いつまで点灯???









投稿者:ながさきat 19:15 | 日記 | コメント(0)

2010年12月14日

初めての「たくあん」づくり

先日、焼き畑から取り出したダイコンを、炭小屋で天日干しをしていたところ、半乾燥状態になったので、早速、人生初めてのたくあんづくりに挑戦した。
まずは、自然の甘みを付けるため、リンゴ15個を輪切りにして、これをいろりでこんがり焼く。焼き上がる毎、甘い香りが夢創塾小屋に充満する。
他に味がうまくなるだろうと、行者ニンニクの塩付け500gと焼き鮭6切りを準備。
さらにうまいたくあんづくりのため、天然の蜂蜜液250ccを準備。
防腐対策と味を調えるため大量の唐辛子と砂糖500gを準備。
極めつきは、自分で作った天然塩2,0kg。お金で買えない貴重な天然塩!!
大きなたらいに米ぬかを5kgを投入、上記の調整素材を混ぜあげた後、容器に干しダイコンと米ぬかを交互に積み込む。
1段15本、4段を漬け、20kgの重しをセットしてたくあん漬けを終了。
初めてで、試行錯誤だが来年にはおいしいたくあんが食えそうだ!!
これ以上、贅沢な「たくあん」どこにもないと自負する。味が勝負!!

塩の結晶、今日は1辺1,7cmの四角が取り出せた。手のひらにのせてじっくり観賞。
塩加減と温度管理ですばらしい結晶が二日連続で作れた。作る方法が解りかけた!!

木炭電池、現在80時間連続点灯中。100時間点灯できるかも??

投稿者:ながさきat 20:05 | 日記 | コメント(0)

2010年12月13日

熱発電完成

念願だった、2号目になるペルチエ−素子8個を使った熱発電装置を、夢創塾小屋で組み立てた。いろりの炭火で暖をとりながら、超近代的な熱発電装置作り!!
ハンダ付けは火箸を炭火で焼いて代用。うまく接合できないときは、極細銅線で結束する。
道具がなくても工夫すれば何とかなる物!!
夕方には、冷却用の箱の水が少し漏れたが、熱発電装置が完成。
早速、いろりの熱を利用して試運転をしてみる。最大で8,43V。成功!!
炭火を持ち出し、桜の木にセットしてあるLDのイルミネ−ションを点滅させてみる。成功

一方、木炭電池は相変わらず点灯中。すでに連続して58時間光っており未だ更新中.
こんなに長時間起電していることに、ただ驚きです。寿命はいつなのかそこに感心が移ってきた。
ハイテク発電と、原点の木炭発電。両方を作って自分磨きに挑戦!!

今年最後の塩づくりを昨日から始めた。
朝、縁起が良いことに、形が悪かったが大きな塩の結晶を見つけ、デジカメに納める。
尚、結晶ができる条件は、高濃度で(80%以上)じっくり冷却する(6時間)経験学。






投稿者:ながさきat 19:42 | 日記 | コメント(0)

2010年12月12日

驚異・木炭電池33時間点灯!!

昨日、白炭に和紙を巻き付け、和紙に塩水をたっぷり染みこませ、これをアルミ箔で包んだ木炭電池を15個作成。
概ね1個の木炭電池は、1Vの起電があり,LED電球がまぶしく輝くエコ発電。
午前10時、その内の1本にLED電球を取り付け、連続点灯時間を計測する事にした。
予想では、12時まで持つのか疑問だったが、予想に反して今日の午前10時になって点灯中に、ビックリ!!そして午後7時を過ぎても33時間連続点灯中。まだまだ更新中に驚異!!
起電力を、テスタ−で計測してみると、0,81Vで当所時の2割ダウンでした。
 それにしても木炭電池が、33時間以上更新中の起電力に驚くと共に、この電気を蓄電して、夜間の照明に使いたい物だ。・・・できるかな??

午前中、村の勤労奉仕作業で里山に設置した電気柵の撤去を行った。
電気柵のおかげで、イノシシ、カモシカ、熊、猿の出没は極端に減少した。
しかし、日常の草刈りや点検は困難を極め、過疎化で維持できるか将来に不安が残る。
 作業中、杉林の中で、大株の元気のあるオオレンを見つけ、50株余りを採集して夢創塾の山に植え込む。手始めの薬草園づくり!!

* 不調だったパソコンが5日ぶりに復旧。
12/8日 水車発電装置試運転。木炭電池制作&試運転。炭窯天井で熱発電テスト

12/9日 金沢で子どもプロジェクトシンポジュウムに参加、宣言読みと閉会の宣言

12/10日 新聞・蜘蛛糸でバイオリンの弦づくり!!温度差、熱発電起電力調査。

12/11日 木炭電池の継続点灯時間計測。熱発電による、イルミネ−イション点灯

















投稿者:ながさきat 19:57 | 日記 | コメント(0)

2010年12月7日

「風の道森づくり」放映中

先月25日に、あさひ野小学校6年生と行った第6回「風の道森づくり」和紙づくりが、当地のみら−れTVに放映中です。(来週の木曜日まで1日5回放映)
しかも、第1回から最終回の今回までを、北日本新聞社、勝田入善支局長の解説付きでの放映。1年を通した森づくりが、クロ−ズUPされ、嬉しく誇りに思い、私には名誉なことだ
今回で6年目の森づくり、昨年まではこの和紙づくりの後、間伐材で卒業証書を額装する額づくりをしていたが、今年は残念ながら資材準備が間に合わず中断する。

午前中、越冬用山羊のエサづくりをする。
牧草や稻ワラを「押し切り」で2〜3cmに切断する。結構力が必要で寒いのに、汗を掻く。細かく切断することで、食べやすくすると同時に、エサ箱から落とすロスを少なくする事ができる。(落としたエサは山羊は全く食べない)25日分6袋を調達する。

昼から魚津のリンゴ家さんに出向き、落下したリンゴ300個あまりをもらい受ける。
山羊とアイガモの冬のエサになる代物。1日5個でも2ヶ月持つ。

1匹残っていた、ニワトリが、テンにやられた。小屋の中は羽だらけ。
やはり小屋に入れたニワトリ、当地で飼育できないことを、再度認識する。
小屋の内側に網を張って完璧と思っていたが、野獣たちの生きる執念に改めて、驚いた。
ニワトリに合掌。










投稿者:ながさきat 19:28 | 日記 | コメント(0)

2010年12月6日

卒業台紙仕上げ

先日,理容学校の卒業台紙を漉き、脱水を行っていたが、概ね完了したので、昼から乾燥作業を行った。
実は出来具合が気になって,強制脱水をはかり、急遽台紙を乾燥して仕上げてみた。
案の上、不合格台紙が続出。厚さが不均等,縁が欠損、クレ−タ−状の気泡跡の点在、しわや凸凹で紙面がいびつ状態、今までにない不出来にその原因と課題を探る。
 最大の原因は、紙漉当日、来客が多く、集中力が欠けていた上、慢心がもたらした結果で,大いに反省する。何せ、3枚に2枚が不良紙だったことにショック!!
他に、漉き桁の網を事前に手入れせず、技でカ−バ−しようとしたのが命取りになったようだ。完成紙はわずかの10枚。不良紙は23枚。
要請されている30枚を作るには、再度台紙づくり作業が必要になった。
今度は気合いを入れ、100%の精度を目指して挑戦したい。

山羊がたくあん用に干してある、ダイコンを立ち上がって数本食べてしまった。
まさかの立ち食いに、ビックリ仰天。
後ろ足で立ち,前足でバランスを取りながら,高さ1,8mに干したダイコンを食べる様は、まるでカンガ−ルのようでした。ダイコンをさらに高いところに吊し替えする。
近頃、青草が無くなり、おいしい物がほしくなったようだ。




投稿者:ながさきat 19:25 | 日記 | コメント(0)

2010年12月5日

卒業台紙づくり

朝から例年納めている、理容学校の卒業証書台紙づくりを行った。
しかし、30枚ぐらいまではは順調に漉けたが、その後は端がかけたり、積み重ねがずれたりと今ひとつ調子が出なかった。
何回漉いてもも失敗の連続。集中したつもりでも、それがえってプレッシャ−となっているのか、再三再四の失敗が続いた。立ち直ろうと、休憩や、風呂に火を焚いてイライラを直そうとしたが、復活しなかった。気分が入っていないためなのだろか??
結局、午後も再挑戦してみたが、失敗続きで、20枚を漉くのが精一杯でした。
気分が乗らずpm2時に紙漉作業をを中止、不足分は、後日漉くことにする。
漉き上がった和紙を、手製のジャッキ−で水分を脱水する。
4日後頃、乾燥してすてきな和紙が出来る事を期待する。

午後、大地山登山をしていた高岡ハイキングが,早々と帰ってきた。
頂上は未だ雪が30cm程度で、山行に支障が無く、晴れていたので北アルプスの風景が1日中みれて感動したとの感想。すごく良かったとみんなベタ褒め!!
天気が良かった精です。
帰りに夢創塾広場で記念撮影。又あいましょうを合い言葉に帰って行った。








投稿者:ながさきat 22:11 | 日記 | コメント(0)

2010年12月4日

高岡ハイキングと懇親会

高岡ハイキング里山会の納会が夢創塾で開催された。
夕方、当塾に15名のメンバ-が集結し、夢創塾小屋でもちよりの食材で料理が始まり、いろりを囲み、食べる、飲む、しゃべる、今年の山行きを反省する等、炭火を囲んで長談義が始まった。私も西本会長のお誘いに乗って仲間達と一緒に懇親を重ねる。
特に女性達の元気の良さに、圧倒された。話の途中に、山登りは達成感があって最高!!
仲間意識と信頼できる友達が出来て幸せ・・云々
そんな中にあって、京都から参加した笑顔の良い清水さん。とやまの山に魅力を感じ、毎回クラブの山行に参加して大満足しているとのこと。
又、夢創塾小屋が気に入って、来年も仲間達と訪問したいとの希望。再開を約束する。

午前中は、楮の傷取りと、木槌で叩いて砕く作業を行う。
寒い中、冷たい水の中の楮を1本毎取り出し点検した後、まとめて御影石の上にのせ、楮の繊維をほぐすため、大きな木槌で紙の薄さぐらいまで叩いて完成。
4時間ぐらいこんな単調な作業に熱中。おかげで、2kgの楮をパルプ化した。疲れた!!

昨日修復した、環境窯の焚き口を、乾燥するため、炭火の熱で対応したところ、夕方にはほとんど詰め込んだ土が乾燥し、できあがっていた。意外と簡単に修復できたことに安堵する。明日以降、炭焼きができる状態になりました。














投稿者:ながさきat 22:37 | 日記 | コメント(0)

2010年12月3日

自分紙出来上がり!!

先日、あさひ野小学校6年生から、卒業記念に自分紙を漉いた「ありがとう」の便りが届いた。
意外と紙漉が初体験で、漉いてみて重く冷たく、横縦振りが難しかった等の他、簡単そうでしたが、うまく行かず数回のトライでようやく完成し安堵したなど、苦労した感想文に、見入った。
又、日本に1枚しかない自分紙を作って、どんな揮毫を書き入れようか今からワクワクとか、東京からの転校生は,東京では絶対出来ない体験に、とても良い想い出になりました云々、そして、自然と共に生きていくことの大切なことをまなび、これからに生かしたいと記述され、うれしさ一杯でした。

この感想文を朝に見て、早速夢創塾に出向き、児童等が漉いた自分紙を手製の乾燥機で乾かす。この作業中、一番の苦労は、乾燥前の積み重ねられた児童等の自分紙剥ぎでした。
厚さ0.1mmの紙を破かないようにはぎ取るのは、至難の業。通常は5秒程度で?げるが
児童等の紙は最低でも30秒、置き方がずれたり、力が入ったり、厚さが不均等な紙にいたっては、60〜80秒の時間を要し、ストレスが溜まって頭痛を起こすくらい。
夕方までに児童等の分60枚と、予備15枚を完成させ、すぐあさひ野小学校へ納入。
同一の和紙が存在せず、60とおりの自分紙は世界に1枚しかない紙に校長先生や川田先生感動。帰りに丁重なお礼を頂く。もやもやがみんな吹っ飛んですっきりした。








投稿者:ながさきat 18:53 | 日記 | コメント(0)

2010年12月2日

うまい!!炭火焼きダイコン

朝から環境窯に、窯木を建て込む。
午前中に、400本、重量にして4トン相当を建て込み、8割り方終了する。
昼頃には、腹が減ったのと、張り切りすぎて、めまい?がしてふらつく。・・・・??
持参した古代米餅を炭火で焼くと共に、天然のヒラタケ、焼き畑のダイコン、赤カブもこんがり焼いて食べたところ、なんとうまかったことか。
ヒラタケは、香り、味が絶品。特に軸部は歯ごたえもあって、松茸を越える味かも!!
輪切りにした焼きダイコン、サクサク感があって、味はほんのり甘いのに驚いた.うまかったので、自家製の天然塩を振りかけ、味を倍にして4個全部平らげた。炭火はダイコンの味を変えたようだ。炭の力に感謝!!
赤カブも輪切りにして炭火で焼く。味はダイコンよりも甘くカブの香りがあって柔らかく、
ラッキョウ酢を付けて食する。これが又おいしかった。
炭窯の前での、ちょっと変わった昼飯は、仙人食もどきだが、満足感で一杯でした。
 午後、残りの窯木を建て込んだ後、窯の焚き口を修繕する。
8年を経過して、焚き口が相当もろくなり、手前をちょっと崩したところ、周辺が連鎖して
壊れビックリ。結局、ア-チを竹で造り、支保を建てた後、粘土を詰め込み叩いて元の形に修復する。暗くなり、ロ-ソクの明かりでどうにか焚き口の上部を完成させる。
余りにも壊れすぎて、一時はどうなることかと心配したが、自賛出来る修復技術にご満悦。これも様々な技の積み重ねがあってこそ出来た技。












投稿者:ながさきat 18:53 | 日記 | コメント(0)

2010年12月1日

冬支度あれこれ

12月に入り、夢創塾広場の冬支度をする。
まず水車をブル-シ-で覆い、縄で締め、雪が入らないようにする。丸く大きい(3m)ので意外と手間取る。続いて、ツリ-ハウス2棟の床にクレオソ-ト液を塗布して防腐対策をする。板材が乾燥していて、液が十分に染みこみ効果抜群。満足な出来具合。
ストックしてあった塩15kgを家に持ち込む為、箱詰めする。未だ二ガリが取れきれなかったのか、べたついていた。家で処理して製品にしたい。
 昼から、昨日持ち込んだ「オウレン」を山の傾斜地に植え込む。
雑木を切り払い、草の根を取り除き、小溝を掘って1株毎丁寧に植える、来春元気に芽が出るのが楽しみだ。特に、白い可憐な花が大好きだ。行者ニンニクと同じ白い花で競ってほしいものだ。
 先日、合掌小屋の雨漏り対策として、継ぎ目をコ-テングしたが、未だ雨漏りが見られたので、改めて、屋根板を点検しながらコ-テング作業を夕方まで行う。
高所で危険な作業なので、二重に安全ロ-プを張って行う。陽気な日だったので、快適でした。
最後に、環境窯に火を入れるため赤土を準備。
これで、雪が来ても炭焼きが出来る。12月に最後の炭焼きを予定。これで6回目になる。








投稿者:ながさきat 18:23 | 日記 | コメント(0)

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