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2011年8月31日

今日の出来事

朝から乾燥不十分な粗塩10kg余りを,新聞紙を敷き、その上で天日干しをする。
粗塩の中の「二ガリ」を除去するには,新聞紙に吸い込ませるのが一番ベスト。
昼過ぎには,乾燥してベトつかず天然塩の完成。
 10/10日(日)福島県の児童等が当塾に自然体験に来る計画があり、そのメニュ−の1つに和紙づくりを予定しているので、その準備を行う。         1,3kgの楮を、大釜で6時間余り煮詰め柔らかくし、谷水でさらして漂白を試みる。しかし、谷水にさらした直後、雨が降り出し水が濁る様なので、大きな樽に水と一緒に詰めさらし粉で処理する。明日の朝には真っ白になっていることだろう。
 今日も、白炭窯の窯木を準備する。
細い小枝が多く、漁具の細縄を準備し、この縄で窯木10本余りを束ね、15束を窯の前に建てる。他に直径10cm余りの窯木50本も建てる。
しかしまだ所定量の窯木が調達出来ず。
楠の大木が窯の前に放置してあるが、割るのに大変だが、楠の大木に挑戦するしかないようだ。すごく硬いので、新品のチェンソ−刃の準備が必要。








投稿者:ながさきat 19:07 | 日記 | コメント(0)

2011年8月30日

残暑の中、窯木準備

午前中、先日劔岳でなった山友達の故伊藤富夫くんの葬儀に参列。
つい先月、子ども自然体験教室時に、木登りや、ザイル下降操作の指導員として活躍してもらうなど、四季を通した交流が10年以上も続いていた、気の合う山男だったのに、惜しい友を失ってしまった。ご冥福を祈る。
 春に持ち込んだ桜の木を,やまびこの窯で「白炭」に焼くため、所定の長さに切断して窯木の準備する。原木が枝のため、細く手間がかかった割に窯木の量が少なかった。概ね1/2程度で、残りの窯木調達が課題。
直径60〜80cmの楠の大木が在るが、これを切断、割るのが大変。挑戦在るのみか!!  先日1玉切っ割って見たが、重労働で全身汗でくたくた!!
目に汗が入り込んで、視界が薄れる。残暑時は継続無理かも・・・
 
 今日も早い秋を見つけました。
ビックリしたのがモミジの紅葉。季節感が狂ったよう!
イチジクは日増しに色づき、明日あたり初物を食えそうだ。
ネコジャラが実を実らせ頭を垂れていた。「お花炭」にしたい素材。
淡いピンクのマンジュシャゲが畑の隅に、一斉に咲き始めた、深紅でないので見ていても感じか良い。










投稿者:ながさきat 19:24 | 日記 | コメント(0)

2011年8月29日

炭工芸「しょい幸」づくり

研修中のKさんに、当塾特産の炭の工芸品「しょい幸」づくりを伝承する。
しょうこうのフレ−ムは、楮の木、ケナフの芯、サルなしのツルの3種類。
模範作品を見ながら,そっくりのミニしょいこうを手作り。
続いて、しょいこに担がせる」竹炭、白炭を所定の長さに切断して、しょいこにセット。細いワラ縄でくくりつけて「しょい幸」完成。午前中に5個できあがる。 出来上がりも良く、「しょい幸」づくり,Kさんに仮免許皆伝!
 昼から,当塾自慢の小形フクロウづくりを伝承。
直径3〜4cm,長さ5cm前後のリョウブの木に彫刻刀でフクロウを彫る。
目の彫り方、目玉の描き方などは、1回でマスタ−する凄腕。すばらしい腕前に感心する。5個を創って免許皆伝!!
 なないろKANで炭の展示をするため、上記の作品と、細い竹炭30本、太い竹炭
5本の他、カットした竹炭を袋に詰め込んで,出品準備を終了。

 蛭谷南蛮を初収穫。カラフルな赤や黄色、緑の南蛮を醤油と砂糖で煮詰めると、酒の肴に最高。独り占めしてこの最高の味、当分は楽しめそうだ。






投稿者:ながさきat 19:39 | 日記 | コメント(0)

2011年8月28日

秋の気配

残暑の中、「お花炭」を作るための窯木(400kg)をトラックで、花炭窯広場に運び込む。環境窯は今年に入って3回終えたが、当該窯、今年初めての炭焼きになる。
「お花炭」の材料は、稲穂。古代米はまだ早いが,コシヒカリが頭が垂れ始めたので、タイミングを見て近々お花炭づくりに挑戦したい。
 夢創塾広場に秋の気配が見えてきた。
山の斜面に生えているガヤの木は,鈴なりに実を付けていた。今年は豊作。
1昨年収穫した2kg以上の実が期待出来そうだ。
クルミの実は熟れ出し、木上で緑の皮が黒ずみ出した。まもなく落下しそうだ。
貴重な山の恵み、リスやネズミに盗られる前に、拾いたいものだ。
山桜に巻き付いているクズの木に、花が咲き始めた。甘い香りが周辺に漂い、秋の気配!
土手のヤマごぼうは、ハリセンボンを思わせる独特の蕾を膨らませ、凜としている姿は大好き。花の咲くのが待ちどしい。








投稿者:ながさきat 19:32 | 日記 | コメント(0)

2011年8月27日

夏休み最後の自然体験

富山市から児童19名保護者26名総勢45名が大型バスでやってきた。
しかし、県道から林道に入る箇所で取り付けが悪く、バスは侵入出来ず全員県道で下車。
夢創塾まで1,5kmを大人は歩き、児童等は自家用車でピストン輸送。こんな事態が今年4回目。今年こそ、関係者に改良を要請したい。
 出迎えてくれた放し飼いのヤギに児童等は大はしゃぎ!!
開会式を終え、児童等を2班に分けて活動開始。和紙づくり、空中遊泳を交互に体験。
保護者も一緒になって自然体験を楽しむ。
昼飯は、特性のピザ、古代米おにぎり、味噌汁と漬け物。
午後、谷川には入って水遊び。衣服はびしょ濡れ。天気が良くすぐ乾く。なかなか上がろうとせず、川遊びを存分に楽しんだようだ。中にはカニを捕まえ仲間と戯れていた児童もいた。
最後に、塩づくり。海水から塩が出来る事を体験し,発見して児童等は目を輝かせていた。
帰り際、すっごく楽しかった、おもしろかった、ブランコ最高,ありがとうの言葉、今回も児童から元気をもらいました。・・・・夏休み最後の自然体験で、てんてこ舞いの私の夏休みが終了した。







投稿者:ながさきat 17:49 | 日記 | コメント(0)

2011年8月26日

鉄砲水・取水口破壊

明け方の大雨は、、倒木による谷川のせき止めを破壊して鉄砲水となり、夢創塾の水源取水口を跡形もなく流してしまった。
取水していた10本のパイプは下流へ流され、これを1本1本元の取水口に戻すのに大変難儀する。その内の半数はパイプが土砂で詰まっていて、通水できない状態。
これを除去するため細いワイヤ−をパイプの中に押し込み、詰まった土砂を排出する。
すべてのパイプに通水出来たのは,薄暗くなった夕方でした。
池に水が溜まってくると同時に、1日中、陸上にいたアイガモ達は池に飛び込み水遊びに夢中!!暑さにへばっていたのが、水を得てすっかり元気を取り戻した。
 帰路、林道の中間部で、子連れのイノシシに遭遇。親はすぐ崖下の藪に消えたが、
体長50cmぐらいのまるまる太った6匹の子どもイノシシ達、逃げ方が解らず四方八方に散らばる。その内の1匹、何を思ったのか我が輩のトラックに突進??車体の下に潜ったかと思ったが急転回して崖下に消える。
一瞬の出来事に写真が取れず,残念至極。次の機会を待とう。
 竹炭をあげたMさんが、私の大好きなモモ8個を持ってきてくれた。
熟れていてまさに「ほっぺ」が落ちそうな一品でした。本物の味に惹かれた。
明日は、最後の親子子ども自然体験。参加人数は47名との連絡あり。 






投稿者:ながさきat 20:00 | 日記 | コメント(0)

2011年8月25日

新聞掲載・レニア山麓1周

北日本新聞に、2年かけて195km踏破した、レニア山麓1周の記事が写真と共に掲載された。
高低差1000mの登山道を、登っては下り又登る、起伏にとんだ難コ−スだったけれど、
途中仰ぎ見る、岩と氷河に覆われたレニア山は、雄大で美しく、一生忘れることの出来ない想い出の山行でした。
 新聞を見て、山仲間、友達、村の人たちからねぎらい?や、祝福の言葉を頂き、少々照れながらも1日中満足感に浸っていました。
70歳の挑戦は、無謀と思われたレニア山麓踏破、今、夢を実現した充実感で一杯!!
 夢創塾農場で、白いカボチャと緑のカボチャ3個を収穫。
もう少し畑に置いて熟させたいが,他の場所でハクビシン被害が続出しだしたので、今回の収穫となる。まだ4個ほどなっているので,熟する時期を見極めながら、対応したい。
 本物の、「からむし」をKさんが福島県から持ち込んできた。
からむし色が薄緑の繊維に驚く。私の作った物は茶色で硬い。
原因はからむしを若い内に採集しなかった事らしい。
来年は若いからむしを採集して布を織り込んでみたい。試作の編み機を作って見る。










投稿者:ながさきat 20:06 | 日記 | コメント(0)

2011年8月24日

駒づくり・「からむし」織り重し

10日ぶりの夢創塾、雨が多かった精か雑草が伸び放題。
早速草刈り機で水源地までの草刈り。引き続き空中遊泳施設2系列の真下も刈り取る。
ついでに、近日中に炭焼きを予定している、環境窯の周辺も草を刈る。半日の作業でした。
 午後、自然体験の研修に来ているKさんが、からむし織りに使う「駒」を作り始める。
従来の駒とは違う、棒状の縦型駒で、編み込む間隔を狭められる機能がある。
Kさんがお盆に福島に帰省した際、からむし織りの館に立ち寄り、勉強してきたそうだ。
糸をこの木片に巻き付け、上部の穴を通してぶら下げれば、「駒」になる。・・なるほど了解。
半分ほど完成したが,後は明日以降に作り、後日からむし織りに挑戦してもらいたい。
 全身真っ黒になりながら、竹炭を半割りにして、造花を飾り付ける器づくりを行った。
突然、炭の器をなないろKANから要請され、自信がなかった物の、挑戦する。
炭は硬く、割れやすいのでノコギリで切断するのが、至難の技が必要。
夕方まで15個を仕上げる。
 夕方、古代米田のヒエを抜き取る。概ね50本を引き抜き終了。
ようやく穂が出そろった様子。昨年より、1ケ月遅れているようだ。今年は豊作のようだ!!






投稿者:ながさきat 19:47 | 日記 | コメント(0)

2011年8月23日

成功・Mtレンア1周

今回で、Mtレニアを1周するトレキングに8月15日から挑戦。
4日間で65kmを歩き、19日に西まわりの終点ナダル滝に到着。
昨年は6日間歩いて135kmを踏破しているので、これで1周200km踏破成功。
 70歳、古稀記念万歳!!
トレキングはつらく苦しかったけれど、所々で見る雄大な岩と氷河のレ二アを眺め、高山植物が咲き誇る高原や、限りなく続く神秘的な原始林、ブル−の湖畔を歩いてすべてに感動。
挑戦することで、未知の世界を垣間見感動、生きている充実感を味わう。
 成功の裏には、アメリカのダグ&早苗さん、マザマス会員のジョ−さんを始めとした多数メンバ−の支援が在ってのたまもの!!皆さんに心から感謝です。
又、挑戦準備として、朝夕体力づくりを行った事で、過酷な行進に耐えることが出来、今回以上に体力を鍛え、来年の日米友好20周年記念登山を成功させたい。
 最終日、ジエフ氏が所有するヨットに乗船してコロラド川を楽しむ。
これで想い出多い、夏のバカンスは終了した。









送信者 2011-08-23

投稿者:ながさきat 22:16 | 日記 | コメント(0)

2011年8月13日

明日から渡米

明日から渡米して、古稀の記念にMtレニアを一周するワンダ−ランドトレキングに挑戦。
昨年から挑戦して一周240kmを完歩予定。(昨年半分完了済み)
行動予定
8/15日 ORからWA州のスタ−ト地点に移動.350km。
8/16日 標高1500mから700m下降、再び登り732m。移動距離23km。
8/17日 366mくだって、700mを登り、再び579mを下降。移動距離25km。
8/18日 427m登り428m下り再び518mのぼる。     移動距離16km。
8/19日 305mくだり、91m登る。再び427m下り457m登って終了。移動距離23km
昨年は荷物が重く毎日が地獄の一丁目だったので、今年は極力軽量化して頑張ろう。
今日までの体力強化が良い結果をもたらすことだろう。




より大きな地図で 2011MtRainier を表示


投稿者:ながさきat 22:27 | 日記 | コメント(0)

2011年8月12日

山は秋の気配

今日の朝トレ、鍋倉山まで行ってきた。所要時間95分、8kgの負荷をかけていたが、全く気にせず登れた。今までの訓練のたまもの!!
夢創塾との標高差650mで気温が20度前後。吹き上げる風はまさに涼風。三角点に座って、黒部扇状地を見下ろしながら、家で作ってきた熱々の緑茶を腹一杯飲む。
下界の暑さを忘れ、1時間余り木陰で休憩。・・・居心地良く帰りたく無い心境。
 8:30頂上を出発。一気に降る。
途中、ナナカマドの実が少しばかり色づき、こぶしの実も垂れ下がり、実が入ったようだ。
深紅な傘を広げた紅苔が、いがすら平にぼちぼち見られ、確実に秋の気配が感じ取れた。
お盆を過ぎると、一気に秋が近づいてきそうだ。

鍋やかまどをかたづけて、お盆前の塩づくり作業を終了。
5月から概ね、60kgの塩を作る。我ながら頑張った物と自我自称。使った木炭1トン弱。・・・炭が塩に、塩が野菜や果物に!!物の循環と人の循環がありました。









より大きな地図で 富山 鍋倉山 を表示

投稿者:ながさきat 20:16 | 日記 | コメント(0)

2011年8月11日

かいこと=交換

昨日、KNBの「親子の自然体験」を見た親子数組が、朝の内から見学と自然体験をしたいとやってきた。
突然の訪問に、塩の乾燥作業を中止して、施設案内や活動内容を親子が来るたび説明する。
子ども等はテレビで見た空中遊泳に関心があって、説明は上の空!!
しかし、当該の遊具、安全を期して、出発地点と終点に指導員を配置しないと乗せないことにしているので,せっかく来たのだが残念。木炭電池も材料が無く、アウト。
間伐材をくり抜いた,巣箱づくりも準備して無くアウト。
その代わり、じっくり長大ブランコと、シ−ソに乗って楽しんでもらう。
帰りに、申し訳ないと、半乾燥の自然塩を1袋(200g)ずつあげたところ、夕方までに、Aさんは完熟マンゴ−3個、Bさんは取れたてのナス20個、Cさん、自家製のモモ5個とアマウり2個、D氏、焼酎となすの漬け物3袋等々を頂いた。
自然塩がかいことされ、食べたことのないマンゴ−等になり、そのおいしさに驚いた。
当地は時々、物々交換の世界。おいしい物が一層おいしく感じる。


投稿者:ながさきat 20:14 | 日記 | コメント(0)

2011年8月10日

放映・親子で学ぶ自然体験

当会場で、先月16日(土)に行われた、KNB主催「親子で学ぶ自然体験」の放映が、
Pm4:25から、いっちゃん!KNBで放映された。
1回目の水車づくり、2回目のツリ−ハウスづくりのイントロに始まり、3回目のメ−ンである木炭電池づくりと、巣箱づくりや弓矢づくりの他、林間での空中遊泳を楽しみ、昼食には、特性ピザ、古代米おにぎりをおいしくほおばり、満足顔一杯の映像が放映された。
1ヶ月前の出来事、児童等と自然を楽しんだことを思い出し、懐かしく満足でした。

古代米が開花!!
古代米の苗の調達が遅れ、1ヶ月遅れで田植えをしたが、ようやく先日から穂が出始め開花が始まった。隣のコシヒカリは開花が最盛期で、古代米との交配が無いと聞いているが、ちょっぴり心配。今までは開花がずれていたので気にもしていなかったが??
 今年初めて、ヒエが30本ほど生えていることを確認。今まで全く無かったこと。
もらってきた苗にヒエが混じっていた模様。お盆前に引き抜いて処理する予定。














投稿者:ながさきat 19:14 | 日記 | コメント(0)

2011年8月9日

自然塩・天日干し

昨日に引き続き、自然塩の天日干し作業。
猛暑のおかげで夕方にはサラサラの塩ができあがる。計量してみると、31kgもあって大満足。しかもまだ乾燥不十分な塩は、5kg余りもあり、想定外の収量。
この塩、小屋までの運搬に、一輪車を使ったが、充実感で暑さも忘れる。
尚、Kさん、先日から宮崎の海水を運び、炭火で煮詰めて粗塩を作り、今日、にがりを取り除いて天日で乾燥させたところ、1,5kgの自然塩ができあがった。
自分で作った自然塩、持ち帰って料理に、話の肴に出来るかも!!
 塩乾燥の合間に、kさんに和紙づくりの指導。
猛暑でトロロアオイが効かず、調整に手間どるも、後半には状況が良くなり、表面が滑らかで薄い和紙が漉けるようになる。kさん35枚ほど漉いて自分紙づくり終了。
手製の脱水機でゆっくり脱水。後は明日、強制的に脱水して、昼から乾燥予定。
 こんな作業中、富山市から児童クラブの関係者が、事前視察に訪問。
自然体験プログラムの内容や昼食、雨天時の対応策などをヒアリングして帰る。
又、朝日町を訪問した大学生が、町職員と当初を訪れ、自然体験施設や田舎暮らしプログラムを聞き取って行った。森の中での塩づくり、すごく驚いた様子。地で行く循環教育!!
ヒアリングより、体験した方が知識になり学ぶ事が多いのでなかろうか?
一方、大型カメラを持ち歩き、写真だけ撮って、会話もなくいつの間にやら消えて行く人もいて、様々な人間模様に戸惑った暑い日でした。








投稿者:ながさきat 19:40 | 日記 | コメント(1)

2011年8月8日

頑張って!!新生木

初めて荷物を担いでの登山道朝トレ、やはり足取りが重く息苦しい。
これを紛らわすため、登山道に今年芽を出し、将来大木になろうと元気に育っている、新生木を探しながら登る。集中力を高めると、今まで見過ごしていた新生木の多いことに気づく
二葉がようやくそろったナナカマド、マンサク、カズラ、ナラ等に混じって、赤マツが結構数多く小さな針の様な葉を広げていた。
しかし、2年生の松は少なく、自然界の厳しさを垣間見る。
登山道に生えていた新生木は、概ね80本。尾根沿いの為か松は20本で最多。マンサク、ナラで30本、少なかったのはナナカマドで5本でした。
来年はこの内3〜4本が生き残って、元気な姿を見せてくれることだろう。頑張ってくれ!
 
 天気が安定してきたので、Kさんと共にストックしてあった、塩の乾燥作業を手がける。
にがりを含ん塩、概ね35kgを3回に分け、叩いてにがりを分離。
新聞紙を敷いて天日に干す。時々ヤギが塩を盗食するので、この対策が大変。
夕方まで干したが、まだまだ不完全乾燥。明日も引き続き乾燥作業。
kさん宮崎海岸から海水をくんできて、独自で塩づくりに挑戦。頑張って!!








投稿者:ながさきat 19:46 | 日記 | コメント(0)

2011年8月7日

塩・ピザ・おにぎりづくり

今年も、富山市内から親子21名が自然体験にやってきた。
到着してすぐ1班は、昼食準備のため、ピザの生地づくりに引き続き、夏野菜を調整して、児童等は素手でトッピング、家庭では出来ない楽しさに歓喜が絶え間なかった。
2班は、古代米のおにぎりづくり、子ども等は、具に梅干しと昆布を入れ、サランラップで包み60個を完成する。猛暑の中、暑い暑いと言いながら握っている腕から、汗が噴き出ていた。みんなのために頑張っていた。
 昼飯準備が完了したので、塩づくりやブランコ遊び、空中遊泳を楽しむ。
昨日と同様、児童等は海水から塩が出来る事に驚きの声が聞こえた。
釜から塩をすくい上げ、袋に入れ叩いて苦りを絞り出す。叩くのが楽しそう!!
ブランコは順番待ち。一番の人気。
空中遊泳は、始めこそ低調だったが、体験児童が楽しかったと仲間に伝えた事で、人気がブランコから順次当該の施設に移り、順番待ちになる。やはり空中遊技は乗ったら気持ちがいいようだ。
 昼は木陰で自分たちが作ったピザ、おにぎりを,人工霧が漂う中でおいしく頂く。
昼からは、ヤギやアイガモにエサを与えながら、スキンシップを楽しむ。
帰りは自分達が作った「夢創塾・森の塩」を持ち帰る。嬉しそうな顔が印象的でした。






投稿者:ながさきat 18:58 | 日記 | コメント(0)

2011年8月6日

塩づくり

今日から宮崎地区の旅館などを宿泊場所とし、子ども農山漁村交流プロジェクト事業が始まった。
活動場所は、宮崎地区で、網はずし、タラさばき等の漁業体験、夕食用のトマト、なす、じゃがいもなど野菜の収穫をする農業体験は,クリ−ンみず穂、宮崎から海水を持ち込み、炭火で海水を煮詰る塩づくりの林業体験を、夢創塾で行った。
持ち込んだ海水40リッタ−。この原液で出来る塩の量は、1,0kg程度。
3日前から事前に海水を持ち込み、今日まで特性塩づくり釜で製塩を続ける。沈殿している塩を児童等がすくい上げ布袋に収納後、板きれでこれを打撃して二ガリを除去。
これを天日干しして、臼で細粒に仕上げ,塩の出来上がり。各自15gの自然塩を持ち帰る。みんな大喜び!!帰り時、39名の全児童からハイタッチの祝福を受ける。
そして、今日の料理は自分で作った塩で味付け!!
海水が塩になり、実生活に役立つことを学んでくれたようだ。
 林間で,ブランコ、空中遊泳などを楽しみ、森林の大切さも体で覚えたようだ。








投稿者:ながさきat 19:33 | 日記 | コメント(0)

2011年8月5日

息切れ・朝トレ5日目

8月に入ってから、米国・レニア山のワンダ−ランドトレイル(8/14〜8/23日)を成功するため、体力強化に大地山登山道の一本松平(標高550m)まで往復トレ−二ングを行っている。
標高差300m。所要時間26分〜29分で30分を切っている。
しかし、高齢化?の精か息切れがして、昨年より1分程度遅れている。残り、10日で昨年並みに時間を短縮出来る体力を付けて、トレイルに万全を期したい。
 一本松平からは、眼下に小川やびるだん集落、朝日町はもちろん、黒部扇状地が一望出来息切れの苦しさも、忘れるロケ−ション。さらに、反対側の南側は、朝日岳と並んで、奥には白馬岳、まだ残雪が見られる清水岳が遠望出来た。
 又、登山道を作ったときは、元気だった一本松は、6年前落雷に遭い、木の幹がえぐられ火傷で次の年には枯れてしまったが、今は尾根の平に威風堂々と、枯れても王者の風格。
この下で、一服していると、季節外れのワラビが3本競って茂り、隣にはすでに赤い実を実らせている「オタマ二ンジン」が、点々と生えていた。
薬草なのだが、周辺に群生してくれることを期待する。






投稿者:ながさきat 19:58 | 日記 | コメント(0)

2011年8月4日

お礼の手紙・その2

昨日に引き続き、猿投台中学校2年4組の林業体験学習に対する「お礼の手紙」に心を打たれる文章があったので抜粋して、その2として記載する。
林業体験して心に残ったこと・・・
・1つ目は自然の大切さです。私は山には余り行かないので、あんなにたくさんの木を見たのはひさしぶりで、見ただけで気持ちがすがすがしくなりました。
普段使っている、身近なものや、この紙は木から作られているので、これからは身近な物を使えることに感謝して大切に使いたいと思います。
・自然の中での楽しさです。
夢創塾にはいろいろな楽しさがありました。手作りのブランコやロ−プウエイ、足湯、それにカモやヤギが放し飼いになっていることに驚きました。
・アスレチックで遊んだこと。それは、今まで余りアスレチックで遊んだことが無かったけれど、実際にやってみると、木だけでもこんなに楽しくおもしろい物が出来るんだと思ったからです。
・体験場所に着いたときは、あたり一面が森と自然に囲まれていて,こんなところがあることに驚きました。そして、すべてが手作りだったので、すごいな−と思いました。
・・・自然のアスレチックで遊んだり普段では絶対出来ない体験にすごく楽しかったです。
特に、ビックリしたのは、竹で筆が出来る事に驚きました。
筆は毛でないと出来ない物と思っていたけれども、竹みたいな硬い物でも出来る事を学びました。・・・・森の中で、塩までも作っていることに驚きました。
この塩を頂きとても嬉しかったです。
*テレビを見るより手紙を読むのが楽しい!!
自然と心が癒され、パワ−が増幅された様だ!!






投稿者:ながさきat 20:06 | 日記 | コメント(0)

2011年8月3日

お礼の手紙

先般、当地区で林業体験学習をした、愛知県豊田市立猿投台中学2年4組から「お礼の手紙」が郵送されてきた。
 みんなお世話になってありがとうと、感謝の気持ちが一杯の手紙でした。
普段接することがない林業の実際を体験して、自然のすばらしさや楽しみ方を学んだ様だ。
読み返すこと、今日で3回目。
印象に残る字句を記載してみた。
・印象に残った1つ目は、ピザやおにぎりを食べたときです。
みんなが疲れてお腹をすかしていた時間に、とてもおいしいピザやおにぎり、味噌汁などいろんな食べ物を頂きました。すごくおいしかったです。それに自然が目の前にあってすごく感動しました。
・ロ−プウエイはとても楽しかったです。自然で自由に遊んでくださいと言葉をかけていただいたことを、忘れることは出来ません。
家でテレビをやったり、ゲ−ムしたりするのが普通になっているけれど、自然の中で走りまくるの葉とてもいいことだと思いました。
忘れてはいけないことを、教えてもらったような気がしました。
・塩づくりに感動しました。
海の水で、普段食べる塩が作られるなんて信じられなかったです。ずっと前、海の水をどうやって塩を作るのかと思ったことがありました。でも、この体験で、塩づくりが解って大変良かったです。
 *かあちゃんも再三読み返しこれは我が家の宝物と自負していました。
みんなの支援があって大成功でした。

こんにちわ富山県ですで猿投台中学の放送がありました。KNBwebでバックナンバが見られます。








投稿者:ながさきat 18:47 | 日記 | コメント(0)

2011年8月2日

からむし刈り取り

まいぶんKANから要請のあった「からむし」を、鴨池の水源地付近で35本ほど刈り、小枝を取り払い,束ねて小屋の前へ持ち込む。
置いたとたん、ヤギが近寄って、未処理小枝の葉を残さず食べてくれた。
ネコの手を借りることなく,ヤギに末端処理をしてもらう。たまに役立つ事もあり!!
 私も数本、からむしの皮を?いてみる。
皮?きは、楮と違って一枚皮に剥けなかった。そこで、1/3程を一度先行して?いた後、
残りの皮を割れないように丁寧に?いてみる。概ね理想道理に剥けOK。
この?いた皮の表皮を包丁ではぎ取り、これを天日に干す。2〜3日で乾燥するようだ。
 昼から、学芸員が来て刈り取った「からむし」を持ち帰る。
太く長いからむしにいたく感動。さらなる採集の要望があったので、群生して繁茂している場所を教えたので、次回は自分で刈り取って行くことにする。
尚、「あかそ」を一束持ち帰る。この皮も利用できるか挑戦するそうだ。




投稿者:ながさきat 18:35 | 日記 | コメント(0)

2011年8月1日

アイガモ嫁入り

アイガモ方法でお米を作っている寺崎さんから、カモを4匹持ち運んできた。
今年は,春先にヒナ45羽が野獣の被害に遭い、1ヶ月前、2〜3日の間に再び30羽が,狐の被害に遭い、残った4羽が当地に嫁入りした。通常なら40羽近く嫁入りするのだが、今年は少なく寂しい限り。それでも既存の11羽とで15羽になった。
嫁入りした4羽。池に放すと嬉しいのだろう、盛んに水中に潜る仕草を繰り返し、羽ばたきを絶え間なく繰り返していた。
住み着いているカモと違い、やせっぽっちで体型が小形。仲間意識があるのか、すべて4羽で行動を共にしていた。・・いじめられないことを期待する。

大きなイワナが、池の水面上に張ってある網に引っかかり、昇天していた。
水面に飛び上がって引っかけたのか?先日からの豪雨で濁り水が満水になって網が見えなかったのか?原因がわからずじまい。
まだえらがピンク色でしたが、食べる気がせず、谷川に返してやる。自然に還した。

ツバメの子ども5匹がカラスにやられたようだ。
巣には親鳥もいない。先日対策をしようと思っていた矢先、全く残念。合掌。
自然の世界は喰うか食われるかの世界!!厳しい現実です。






投稿者:ながさきat 18:52 | 日記 | コメント(0)

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