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2011年12月31日

大晦日のトピックス

・今年最後の日に雪中でたくあん=かんずけ作り完了。100本漬ける。
・雪中貯蔵のリンゴをタヌキが盗食。被害大。
・イタチが雪中トンネルを掘って鴨池縁に貫通。要注意
・山羊の青が膝まで潜って鴨池遠征。雪中まさかの外出。
・えさを担いで夢創塾3回往復。疲れた。
・朝日の親子2泊3日の大地山元日登山出発。
・KNB・TVのオカンの味を巡る旅に「はんごろし」=おはぎ作り再放映。
・広報「あさひ」2012・1に「ふるさと教育とやま賞」掲載。
・新しいパソコンでブログ&フエースブックの初操作。
・家宝の大杉(樹齢350年)に声かけ接見。
 *今年も無事過ごせたことに感謝。








投稿者:ながさきat 20:03 | 日記 | コメント(0)

2011年12月30日

おかげ様を奉納

かんじきを履いて雪に埋もれていた蛭谷神社へ出向き、今年おかげさまで1年、夢創塾の活動が無事終了できたことに感謝して、山でとった自生の榊3本、自然塩、古代米を奉納。
今年も、自然から山菜やキノコと共に鋭気をもらい、多くの児童らから元気が蘇り、訪問者からヒントと人のつながりを深め、念願だったレーニア山麓1周を達成、カザフスタンでのチューリップ原種探訪がかなえられたことを回想。
ついでに来年も神様のご加護をお願いする。
 夢創塾の展示小屋が、雪の重みで歪み出した。
積雪深1mあまりだが、昨日の雨をたっぷり吸い込み、比重は0,5以上の密度で相当重そう。屋根の面積25平方メートル、雪の重量15トン?
つぶれてからでは遅すぎるので、スコップで今期初めての屋根雪おろしを行う。
1時間あまりで終了したが、相当重労働。疲労回復にクルミ味噌をなめながらのビールは格別でした。


右サイドバーの「イイネ」が勉強不足ではみ出す…




投稿者:ながさきat 19:42 | 日記 | コメント(1)

2011年12月29日

焼きリンゴ

山羊たちの正月用エサ7日分、牧草を細かく切断して20kgを調達する。
炭小屋が寒かったので、たき火を焚きながらの作業。煙に巻かれながら昼過ぎまでかかる。
昼食は、小屋に保管してあるリンゴとカボチャを串に刺し、火にあぶって頂く。
カボチャは甘みがありまるで栗のような味。焼きリンゴは、歯ごたえがあり甘みが生の倍以上、まるでちょっと硬い白桃を食っている感じ。
柔らかく年寄りに最適。この味にはまりそう。
 鴨池の水が断水していたので取水口のゴミを取り除く。
雪が降っても杉葉が飛び散るのが主な原因。これから春まで水の確保とゴミとの闘い。
自然は私を楽にしてくれないが、五感を研ぎ澄ませてくれるので鋭気が蘇る。

投稿者:ながさきat 19:15 | 日記 | コメント(0)

2011年12月28日

晴天・冬景色

ひさしぶりの晴天にネコの「うまそ」までが大はしゃぎ。
私がスノ−ダンプで庭の除雪を行っている間、雪の上にスタンバイしながらも、ダンプに乗ってみたり、運搬作業の往復に伴奏したり茶目っ気たっぷり。
除雪終了後、ご褒美に村の中を散歩に連れ出す。道路は消雪の水が流れているにもかかわらず、ジグザグ散歩。うれしくてしょうがない感じ。ネコも晴天で運動不足解消。
 エサやりも昨日整備した雪道で難なく終える。
往復して振り返って見れば、ワカン跡が白い無垢の中に1本淡々と描かれ、かっての冬の風物詩。これからは、自然のキャンバスに動物たちとコラボで足跡ア−トを描いてみたい。
 孫の朝日を見に行った。
まん丸い顔で元気いっぱい。途中笑顔を見せてくれる。かわいいもんだ。






投稿者:ながさきat 18:25 | 日記 | コメント(0)

2011年12月27日

雪道づくり

午前中、雪が降り止め「にせ晴れ間」に、かんじきを装着して夢創塾への雪道を、昨日歩いた足跡をなぞって踏み固める。
前日のラッセルと違い、労力は半分以下。ワカンをはいているので、新雪分程度しか潜らず
(30cm)周辺の雪化粧した山や、小川の水辺、動物たちの足跡が観察でき、自然が創ったア−トを十分楽しむ。桜の木の陰、大杉の雪に移った影絵なども、青空の下では心に余裕があって、すべてに感動出来るのが楽しい。
 半日かけて坪足でも歩ける雪道350mを完成。
小学生時代、通学路を地区の人たちが総出で作ってくれていた頃を回想。なつかしい!!
今は自分のための雪道づくり。万歳、自分道が歩ける。
今後は、雪は降ってもよいが、大雪にならないくらいにとどまってほしいものだ。
 残念な事に山羊の赤は、相変わらずいじめに遭って首回りが角で突かれまっけろけ。
アイガモ2匹も谷川で居続けている。エサを川に投げ入れたが、これからも続くので管理が大変。山羊もカモも春までがんばれ!!





投稿者:ながさきat 19:00 | 日記 | コメント(0)

2011年12月26日

雪中浮遊

今日はこの冬一番の寒さ。朝6時の気温-2,5度。雪積深85cm。
雪が多いのでかんじきを装着して歩いてみたが、あまりにも柔らかいので、効果なし。むしろ歩きにくくてこれを外し、坪足で歩く。
しかし、長靴のそこが地面に着くほどで、腰まで埋まってしまう。初めこそ体力で綿雪をかきのけていたものの、高さ35mの土手登り時は雪が胸まで埋まり、足は地に着かず。
ストックで体のバランスを取りながら雪中をもがいて登るあるのみ!!
浮遊しながらの前進。これほど疲れることなし。登りきるまで40分、1m登るのに1分かかる。大変なラッセルでした。
山羊小屋は雪ですっぽり埋まり、風が遮断され雪洞状態。気温も4度で外気より暖かい。
敷きわらを補充して寝床を整備。
 エサやりの往復時間、110分。大いに疲れた。
すぐ富山に出て、G・T定例会議に出席。県庁によって打ち合わせ。
昼から町役場で県外からの宿泊を伴う修学旅行について検討会。
帰宅して家の前の除雪。スノ−ダンプで1時間あまりかかる。
忙しかった!!師走どうりでした。




投稿者:ながさきat 19:46 | 日記 | コメント(0)

2011年12月25日

バタバタ茶筅試作

降り続く雪で広場の積雪深は、80cm。坪足で歩くと腰まで埋まってしまう。
ラッセルなので100m位で一服しながらの見回り。寒いのに汗だく。
天界は、クリスマスにやっかいなプレゼントをくれた物だ。
エサやりを終え、合掌小屋にこもり、茶筅づくりの小刀5丁を丁寧に研ぎあげる。
切れ味を確認したくなり、急遽バタバタ茶筅づくりの準備をする。
先般定尺に切断しておいた、茶筅の根曲り竹を鍋で3時間余り煮詰めて柔らかくする。
この柔らかくなった竹の表皮を取り除き、穂先を36等分に分割後、1本毎外側に折り込み内肉部をはぎ取る。穂先の厚さ3〜4mmが一気に0,2〜0,4mmになる。
この作業、微妙な力加減がポイント。・・・いかに一気に薄く削ぐかが長年の感しかなし。
その後、1本毎穂先を小刀で0,1mm以下に削いでできあがり。
夕方まで2組の試作品が完成。
小刀の切れ具合抜群で茶筅合格。時間と共に腕も感もよみがえってきた。
失敗は穂先を1本切断したこと。1/144本でした。じっくり取り組んだのが良かったようだ。
 昼飯は、かまぼこにくるみ味噌を付け炭火で焼き、在庫のビ−ルをたらふく飲んで、ホワイトクリスマスを楽しむ。寒いときは内から暖めた方が良いかも!!






投稿者:ながさきat 19:50 | 日記 | コメント(0)

2011年12月24日

雪の華満開

予想外の晴天に恵まれ、桜やナラの木に咲いた雪の華の中、エサやりや夢創塾の見回りはいつもにない心うきうきでした。
一面雪に覆われ無垢の世界、朝日岳を借景に今年最後の最良なるロケ−ションを堪能。
天候によってこんなにも気分が、違うのは何でだろう?
夕方には、猛吹雪で帰路は気が沈む。
 昼から、昨日ス−パ−で集めたキャベツ青葉の袋を、担いで山羊小屋に搬入。
山羊たち、クリスマスでサンタが好物を持ってきてくれたと大喜び!!??
ボリボリうまそうに食べるので、つい明日の分までサ−ビス。
積雪深65cm。トラックでも通行不可能。
明日からは、いよいよ徒歩によるエサやり巡回が始まるようだ。
前向きに考えれば、体力づくりに最適なトレ−二ング。それにしても大変だ。






投稿者:ながさきat 18:13 | 日記 | コメント(0)

2011年12月23日

雪降り積もる

しんしんと降る雪は、谷川の水音まで消してしまい、小さな谷間は無音の世界。
新雪を踏みしめる私の足音だけが、付いてきた。
積雪は50cm以上で、長靴が埋まってしまい、早くも雪の対処が必要になった。
 完全武装で、谷川に入ってイワナとアイガモ池の水源確保と、水場の取り入れ口を整備する。これで当面水管理の見回りはOK。大雪がきても大丈夫。
 完全武装をしたので、ひさしぶりに新雪の山道を登り、ついでに焼き畑に残っている赤カブを手で掘り出し、担いで家に持ち帰る。
雪に埋まっていたので、甘みが一段とUP、歯触りもシャキシャキ。生でもうまい。
前回味付けに失敗した酢カブ、今回はその反省を生かして、再度酢カブ作りに挑戦。
 途中つまみ食いを重ねながら、昆布、鷹の爪、ゆずなどを一緒につけ込む。
4〜5日後の完成が楽しみだ。
 広場の看板に付いているフクロウは、綿雪をかぶって、なお前を見据えていた。頼もしく元気が盛り上がる。隣のタラの芽も雪帽子を付けて凜として天を向き、春を待っているようだ。








投稿者:ながさきat 19:15 | 日記 | コメント(0)

2011年12月22日

京都トンボ帰り

京都の東本願寺へ参拝し、おふくろの納骨を行った。
これで、世界一大きな木造建築の御影堂の天界から、家族や夢創塾の活動を見守ってくれることだろう。
納骨の読経中、おくふろと一緒に植えた111本の皇寿桜や夢創塾小屋作り時、バタバタ茶を担いできたことなどを懐かしく回想した。
あれから十数年、夢創塾は、みんなの支援を得て、田舎暮らしや環境教育の他、自然科学の学舎として、予想以上に展開出来たのも、親父とお袋が天国から見守ってくれたたまものと感謝。
 昼食は久方ぶりに本物の「精進料理」に舌鼓。
本当においしかった。食事で心が洗われた感じでした。
寒かったのと納骨の安堵で、京都見学は眼中になく、本願寺をくまなく見学してとんぼ返り。






投稿者:ながさきat 22:33 | 日記 | コメント(0)

2011年12月21日

夢創塾10大ニュ−ス

今年もあとわずか。
クリスマス寒波が来襲するとの予報なので、やまびこ窯の冬じまいを行った。
少し早いが、今年の夢創塾10大ニュ−スをとりまとめる。
 活動内容は、講演が31回(内県外が4回)自然体験行事などは、46件で昨年より
10%減少。海外は4月にカザフスタン、8月にアメリカへ遠征。
そんな中で
 1位・農業農村学会から「環境賞」富山県知事から「ふるさと教育とやま賞」
 2位・米国、Mtレ−二ア山麓195km踏査
 3位・カザフスタン、チュ−リップ原種探索、世界遺産岩絵見学。
 4位・福島県、会津親子自然体験成功
 5位・泊高校、観光ビジネス科「自然との共生」取材撮影とりまとめ終了
 6位・KNB、第3回親子自然体験
 7位・米国、ダグ氏100名山挑戦同伴。尾瀬沼周辺案内
 8位・第5回、猿投台中学2生林業体験(総勢4組144名参加)
 9位・とやま森の祭典、出前自然体験実施
10位・「風の道」森づくり(6回)終了
 番外・厳冬期の小川探検
    白炭初出炭
    森の幼稚園大好評
    びるだん帰農塾
    五カ庄、さみさと小学校子供プロゼクト自然体験
    農大生宿泊自然体験など大学生の来訪

   

投稿者:ながさきat 19:35 | 日記 | コメント(0)

2011年12月20日

いじめ・始まる

昨日からの降雪で、広場の積雪量は45cm。
エサやりにトラックでやっと広場に到着。まずカモ池に行ってエサをまいたが、2匹足りず
隣の谷川を探したら、いつもの嘴が黄色とうす緑の雄2匹が、水が流れている川底に立っていました。
昨日も当該の2匹が川底にいたので、タモで救出したばかり。
今日も救出して池に帰したら、他の雄4、5匹が一斉にこの2匹を急襲。
たまりかねて逃げまくり、最後に再び2匹とも谷川に飛び込んでしまった。
例年、エサが少なくなると決まって起こるいじめ現象。池に戻しても元の木阿弥なので、今回谷川にすんでもらうことにする。(川底に放置)
瀞になっている場所に、エサをまいてそこを、エサ場にする。早速2匹が食いあさっていた。
やせていたことから相当空腹が続いていたようだ。
 山羊たちにもいじめが始まっていた。
ちびの首の周りが、他の2匹に突かれ糞だらけ。あまりにも汚れているので、タオルで拭き取ってみたが、暴れるので今度は私がくそまみれ。
おまけに臭いまでしみこみ、香り高き仙人になってしまった。
 午後、着替え富山に出てG・Tの打ち合わせ。香りの指摘がなくて良かった。


投稿者:ながさきat 18:58 | 日記 | コメント(0)

2011年12月19日

天女訪問

先日からの雪で積雪も多く、訪問客が全くなくなり、今まで準備していなかった山羊の牧草カットを、昔ながらの「押し切り」でおこなっていたところ、静寂の中に自動車のドア音を聞き、こんな雪の中誰?と不審に思い小屋前に出向いてみる。
なんと、傘をさしたうら若き天女が2人、雪の中に舞い降りているのにビックリ!!
聞けば富山大学人文学部の野田さんと田村さんが、研究課題として朝日町の歴史文化&人物像について取り込むに当たり、この雪の中訪問した次第。
この蛮勇に感動し、雪の中炭小屋、水車、ツリ−ハウス、合掌小屋などの施設案内や、環境教育実践プログラムの説明、塩作りの他、和紙作り等物作りのプロセスを、児童らに伝えていることを、いろりを囲んで話す。
天女との会話が進み研究課題に全面協力を約束。
尚、来春から、当塾で実施する児童らの自然体験に、アシスタントとして参加していただけることになる。
また、夏のグル−プ合宿には宿泊を含む支援の検討も約束。
併せて、これを機会に富山大学と協業して、グリ−ンツ−リズムや地域の活性化を検討したいものだ。
雪の日に舞い降りてきた天女に乾杯!!


投稿者:ながさきat 19:32 | 日記 | コメント(0)

2011年12月18日

猫と赤カブ

晴れ間に雪に埋まった赤カブを、猫のうまそと一緒に畑に出かけ、15株を採集、家で輪切りにして酢の物に料理する。
このとき、タカの爪を入れすぎ、口の中が割れそうな味になったが、酒の肴に最適かも?
まだ赤カブが大量にあるので、ぬか漬け、酢カブなど、酒のおかず料理に挑戦したい。
 私を友達と思っているネコ、「赤カブをとりにゆくぞ−」と家に寝そべっていたネコに声をかけると、とたんに元気が出て、玄関でスタンバイ。
雪道をはしゃぎ回って私に同伴、雪に覆われた畑でも、前足を建てて赤カブ収穫を待っていてくれる。
ネコは寒がりと認識していたが、そうでももないようだ。
それにしても変わったネコだ!!毎日村中ネコの散歩、かわいいがこの寒さに身に応える。
 






投稿者:ながさきat 19:40 | 日記 | コメント(0)

2011年12月17日

雪模様

昨日から降り出した雪は35cmを超え、長靴が埋まる程広場は大雪。
林道をトラック運転したが、途中孟宗竹が道を遮断していて、これらを伐採しながら進む。
新雪道を飛ばしたが、両サイドに飛び散る粉雪は、スキ−で新雪を滑るのに似ていてちょっとばかり快感を覚える。
 アイガモたちは池より新雪上が良いのか、集団でなにやらワイワイ会談中・・・?
エサを池に散布するも、反応なし!!
 山羊たち雪で外に出れず、小屋の中でうろうろ。柱を頭突きでストレス解消??
エサは、ひさしぶりに牧草とカボチャ、オカラを与える。
食べ方を見ていると、山羊でもオカラは喉につかえるのか、食べた後はちょっと「間」を置いていた。カボチャはボリボリうまそうに食っていた。
今まで、野外で食べ放題だったのが、これから3kg以下の牧草&オカラ。ダイエット食。






投稿者:ながさきat 19:39 | 日記 | コメント(0)

2011年12月16日

冬がやってきた!

朝はみぞれ、昼前から猛烈な降雪。時間当たり2〜3cm、夕方には14cm以上の積雪量
この調子だと明日まで30cm以上になる気配。
いよいよ冬がやってきた。
 雪が積もる前に、見つけてあった天然の「ヒラタケ」を4カ所で2kg、最後のナメコは
小粒だったが1,5kg、山の中腹に栽培した赤カブ30個を採集する。
これらを仲間やお寺様に配達してお裾分け。本物が味わえるとみんな大喜び!
しかし、お酒やお菓子、菊の花などをいただき、物物交換になってしまった。
これも絆!もらった仲間、高ついたかも?ごめんね。
 村の中も融雪装置が作動して道は雪なし。
しかし、家屋の周りは積雪10cmで一面冬景色。
猫の「うまそ」も寒いのか、スト−ブの前から離れず寝てばかり。肥満になりそうだ。






投稿者:ながさきat 18:37 | 日記 | コメント(0)

2011年12月15日

スイセンの園づくり

先日、山の仲間からいただいた「スイセン」を、昨年開拓した焼き畑跡に植え込んだ。
激しい雨だったが、明日から雪が降るとの予報なので、今日の植え込みしかなかった。
傾斜地に縦の畝を8本作り、おのおのに50球程度を丁寧に植える。
思った以上に雑草の根が地下に張っていて、耕起は重労働。
カッパを着ての作業で全身汗びっしょり!!休むと冷えるので、作業のしっぱなし。
夕方、やっと植え込み終了。疲れた。
 春には、行者二ン二クをかじりながら、スイセンを鑑賞出来ると思うとうれしくなる。
このスイセン、球根でどんどん増えて行くので、4〜5年後は山の一角がスイセンの花園になることだろう。
管理さえよければ!!


投稿者:ながさきat 19:34 | 日記 | コメント(0)

2011年12月14日

窯の炭だし

先日、窯の火が残っていて再密封したやまびこ窯を、冷え切っているのを確認し、川合と2人で窯を開き、初の炭出しを行った。
 窯の中は、浮遊している微粒子の灰が充満しており、メガネにこれが付着して視界が最悪。手探りで作業を続行。
併せて口や鼻はマスクをしているものの、浮遊灰ですごく息苦しい。タンは真っ黒、鼻も真っ黒。健康に害があること間違いなし!!
1時間あまりで炭だし終了。早速袋詰め作業を開始。
成果は25袋(125kg)の製品と小炭5袋(25kg)で150kgを生産。
木酢25リッタ−を収集。これにかかった日数は7日間。炭作りは手間と時間がかかる。
これからは、この炭製品を販売して運営費に充当したい。




投稿者:ながさきat 19:41 | 日記 | コメント(0)

2011年12月13日

今日のアラカルト

日課の夢創塾広場の見回り。
水場は十分に水があってOK。カモと山羊のエサやり、所定のエサを与えて終了。
山回りをして、肉厚の椎茸、新たなヒラタケ、宝石のようなナメコを収穫。
さらに、やまびこ窯の冷え具合を手を当てて確認。すっかり底までひえきっている感じ。
明日は窯を開ける状況。仲間に連絡して明日炭出し作業を伝える。
9時、家にかえって恒例の「ほんこう様」を、お寺様3人をお迎えして勤める。
しばし今日的な雑談や、親父お袋の在りし日を回想する。今日あるは、先祖様のおかげで、改めて感謝し合掌。
 お寺様が帰った後、昨晩、徹夜で準備した「環境賞」「ふるさと教育とやま賞」の記念品として、古代米150g、自然塩25g、フクロウ1体を袋詰めする。
富山市で開催される受賞祝賀会に、環境教育に取り組んでいる実態を記念品に託してみた。
 上記作業中、山の友達から、4種類の「スイセン」の種をいただい。
多数あるので、グランドデザインを考えて、配置を検討したい。岳人ありがとう。
 昼から、G・Tリズムとやまの理事会に出て、今年度の活動報告と共に、基調講演として、朝日町における「福島震災復興支援」について、生協の清水さん〜、実践活動報告を受ける。今後も継続して取り組んで行く姿勢を感じた。
 夕方からは、受賞祝賀会を自遊館で行ってもらい、多数の仲間が集って懇親&談義を延々と続ける。ひさしぶりの懇親会にたらふく酒と肴をいただく。同士よありがとう。




投稿者:ながさきat 23:22 | 日記 | コメント(0)

2011年12月12日

茶筅・竹とり

今年も500人ほどの児童らが、夢創小屋で当地区特産のバタバタ茶を飲んだ。
しかし、バタバタ茶を泡立ちさせるため、茶筅を茶碗の底にすりつけ掻き込むので、今年
20丁ほど、尖端がボロボロで来年は使用不可になった。
中には、尖端がなくなって棒状の茶筅も。
 これを補充するため、雨にも負けず山に入り、3〜4年生の太い根曲がり竹を22本切り出し、合掌小屋で長さ18,5cmの茶筅サイズに切断。
一級品26本(13組=1丁)、二級品30本を調達。これで茶筅の材料を確保したので、冬にはこれを煮詰め、軟らかくして茶筅作り。地区に伝わる茶筅作りを楽しもう!!
 あわせて、茶筅作りの要となる、数本の小刀、道具の点検を行う。
夏には谷川で数種類の「砥石」をひらい、研げるように加工したので、切れ味抜群な小刀になりそうで、すばらしい茶筅が出来そうだ。
 この小刀で、茶筅の尖端部を0,1mm以下にしなければならないので、最大の集注力ガ必要。
雑念を断つ為、真冬で誰も来ない夢創塾小屋で創っている。寒いけど、いろりのそばで創るのも粋なものです。




投稿者:ながさきat 19:01 | 日記 | コメント(0)

2011年12月11日

和紙づくり便り

あさひ野小学校6年生から、先日漉いた掛け軸台紙作りの感想文が届いた。
6回目の最後とあって、1回目から学んだ回想を記述する児童や、最後に今までわからなかった、自然の恵みに気づく事が出来た等、自然の中で学べたことに感謝の言葉が、いっぱいでした。そのことに気づいてくれたことに、無情の喜びと達成感で大満足。
 感動した児童らの感想文を抜粋
A・紙はいつも何となく使っているけれど、自然を分けてもらっていることや、自然が身近にあって自然とつながっていることも分かりました。食べたり遊んだりして、自然は人の役に立ってくれていることを学びました。自然に感謝です。
楽しい体験から、自然の大切さを教えていただきありがとう。
E・夢創塾で最後に体験するのが紙漉で、そのできあがった和紙に自分の好きな文字を書くのがすごく楽しみです。
・・・様々な自然体験出来る私たちは、すばらしい「環境」で育っている事に誇りを持っています。
N・自然があるとうれしいという事を学びました。それ以上に、自然が元気をくれる事を体験しました。身近にある木や草を使っての物作り、学ぶものは多かったです。よかった!!
S・千年も持つ和紙の自然の力にすごいと感じました。・・・・自然に生かされている事を最後にしっかりと体で感じ取りました。体験はこれで終わりだが、自然を大切にしていきたいと思います。
*全員が6回の体験で、自然の大切さを学んでくれたようだ。ありがとう!!




投稿者:ながさきat 19:53 | 日記 | コメント(0)

2011年12月10日

ヒラタケ&ナメコ

朝から快晴。残っていた山羊小屋や炭窯小屋の雪囲いを行う。
整理中、小屋にストックしていた10俵あまりの炭を、黒部のS氏に提供したところ、山羊のエサにとリンゴ(小型サイズ)を150個余りいただく。
山羊はリンゴが大好き。これで栄養満点の越冬用エサが確保され安堵する。
 夕方には山の斜面の雪が消え、腹ぺこになっていた、山羊たちは緑の葉を求めて山に登り競って青葉を食いあさっていた。
バリバリとおいしそうに食っていたので、写真を撮ろうと山に登ると、途中、積み重ねてあった雑木にヒラタケを見つける。この寒さで、ようやく天然のヒラタケが発生したようだ。
肉厚で食べ頃サイズを1kg採集。山羊のおかげでヒラタケをゲット。
ついでに帰り道、先日から出ていた超肉厚で大きいナメコをたっぷり採集。
ヒラタケの香りとナメコのヌルヌル料理、夕食は自然の恵みで酒が進みました。




投稿者:ながさきat 17:42 | 日記 | コメント(0)

2011年12月9日

初雪に炭だし

積雪10cmの初雪に見舞われ、自動車はスリップしながらも無事夢創塾に入る。
一面の銀世界に、野外作業が出来ず、延期になっていた花炭窯の炭だしと、ひさしぶりに成功した「稲穂」「ススキ」「ネコジャラ」のお花炭を取り出した。
花炭の稲穂には、玉虫色が着色していて、光の当たり具合で青や銀色に輝き、大成功。
ネコジャラも種の繊毛まで炭化していて上出来。桜の枝もかざり炭として成功。
今後、冬期間時にこの花炭を額装して工芸品にする予定。

先週窯止めしたやまびこ窯の炭出しをしようと、焚き口のレンガを外して窯の中を観察したところ、なんとまだ「火」が残っていました。慌てて外したレンガを積み込み、粘土で固める。窯止めして6日を経過したので大丈夫と思ったが、残念。
後3日ほど経過してから炭出しを実施したい。
それにしてもまだ火が残っているのは、窯のどこかから空気が入り込んでいるのだが、不明な為、さしあたり、来春、窯の内壁を修繕したい。






投稿者:ながさきat 19:07 | 日記 | コメント(0)

2011年12月8日

フクロウ彫り

今日1日、寒かったので合掌小屋で炭火に当たりながら、リョウブの小枝にフクロウを彫る。小枝を切断した後、切り口の面取りを行い、彫刻刀でフクロウを、夕方まで21体彫り込んでで終了。
後は、彫り込んだフクロウに尖った鼻と、魂を吹き込む目を書き入れて完成。
先日彫り込んだ30体とあわせ50体が完成をまっている。
鼻付け、目の書き入れ、がんばらなくちゃ!!

この寒さでナメコが本来の厚いぬるめを覆た本物が出てきた。
これを採集し、ひさしぶりにナメコ料理を堪能。
今の時期のナメコ最高です。




投稿者:ながさきat 16:21 | 日記 | コメント(0)

2011年12月7日

ダイコン吊り

昨年好評だった「たくあん」を今年も漬け込むため、棚田跡に育てたダイコンを引き抜き夢創塾に運んで洗い、4本毎束ね85本を炭小屋広場に吊す。風どうしがよく1週間程度で、柔らかく干し上がる事だろう。
タイミングがよければ、炭焼きの煙を利用して燻し大根にして、さらに味を調えたい。
昨年は焼き畑の小ぶりなダイコンを使ったが、今回は土が肥えていたので昨年の倍ほど大きいダイコン。昨年以上においしいたくあんを創りたい。
そのためには、甘みのある焼きリンゴ、蜂蜜、こくを出すための塩漬け行者ニンニク、天然塩、鷹の爪などの準備を来週から開始。

昨日漉きあげた卒業証書台紙30枚余りを、昼から乾燥して夕方には終了。
先日創った台紙とあわせ、45枚が完成した。
これで、年内に要請のあった、富山ビュ−テイ−カレッジの卒業証書台紙が納入できる。
やっと肩の荷が下りた感じ。安堵し、ひらって置いた、イチョウの実をあぶって焼酎の肴にする。




投稿者:ながさきat 19:43 | 日記 | コメント(0)

2011年12月6日

珍事!!アイガモの卵

雪が降りそうな寒い日なのに、カモ池に卵4個が散乱していた。
餌を与えようと、池の底を見たとたん、タマゴの殻が沈んでいるのは何でだろうと一瞬不思議に思い、さらに注視してみたところ、なんと季節外れのアイガモのタマゴ4個でした。
11年間アイガモを飼育しているが、暮れにタマゴを採集したのが今回初めて!!
早速、素手で池の中のタマゴを採集。これをゆで卵にして昼食代わり。
黄身がプリンプリンで味は最高!!栄養満点で寒さも吹っ飛ぶ。
それにしても珍事。アイガモたち異常気象で季節感が狂ったのだろうか?不思議です。

池の中でもう一つ不思議なことが。・・・・
タマゴに混じって巨大イワナが、池の底に沈んでいた。まだえらが真っ赤だったので、発見直前に死んだようだ。池の上流に飼育している水槽から飛び出し、跳ね上がりながら鴨池に入ったものの、力尽きたのだろうか?
それにしても、大事にしていた巨大イワナを死なせてしまい、すごく残念。
今後は、残っている巨大イワナを厳重に管理しなければと反省。




投稿者:ながさきat 18:22 | 日記 | コメント(0)

2011年12月5日

猿投台中学へ行ってきました

5年目の、農林漁業体験感想文に対する感謝を直接伝えるため、猿投台中学訪問を朝日町の関係者4名と行ってきた。
講堂で、2年生全員の歓迎を受け、生徒代表による感謝の言葉をいただき、我々全員が訪問してよかったことを実感する。
今まで、妻と2人でいっていましたが、今年「あさひふるさと体験推進協議会」が設立したことを契機に、さらなる展開として、朝日町での宿泊を伴う体験を要請してきた。
突然の要請に校長先生は戸惑いながらも、担当の先生方と検討したいとの前向きなご返事に
頭の下がる思いでした。
生徒にも、先生方にも様々な負担がのしかかる事ながら、大変うれしい言葉でした。
 あわせて、豊田市の教育委員会に引率していただき、朝日町で自然体験を通した環境教育が出来ることをパンフレットや実践活動等でPRする。
通常では面談も出来ない機会を、設定していただいた校長先生に心から感謝です。
来年、我々の思いが実現することを願うものです。




投稿者:ながさきat 22:29 | 日記 | コメント(0)

2011年12月4日

最高・焼きナメコ

雨上がりを待って、焼き畑の赤カブ、大根を取りに山に入る。
驚いたことにダイコンが猿やカモシカ、ウサギに葉はもちろん、ダイコンもかじられ引き抜かれバチャバチャの状態。・・・・想定はしていたが自然の成り行きにあきらめる。
そんな中、50株ほど赤カブだけはなぜか無傷でラッキ−!!
10株ほど収穫して今夜の酒の肴ににする。生でも甘く自然塩を振りかけて腹一杯食する。
 山から下山中、ナメコを採集、寒かったのでいろりでナメコをあぶって食べる。
自然塩を振りかけこんがり焼いたナメコは、あまくとろりとして焼けた香りが香ばしく味は最高。煮て食べるより数段おいしかった。
あわせて、クルミもやいてたべる。
自然からの恵みに感謝。
  
掛け軸台紙70枚を乾燥して完成。丸1日かかったが完成して安堵する。
来週学校へ持参できそうだ。






投稿者:ながさきat 16:21 | 日記 | コメント(0)

2011年12月3日

台紙乾燥

昨日あさひ野小学校6年生が漉いた掛け軸用台紙を、脱水して午後、手製の乾燥器で夕方まで20人分を乾燥する。
生徒が漉いた紙は、積み重ねが不揃いで、厚さが均一でないため、厚さ0,1mm未満の台紙を1枚毎めくるのは至難の業。破けないように、全神経を集中した作業に頭が痛くなるほど。そのため、全員の台紙の乾燥は出来ず、12人分が残ってしまった。後日乾燥。

窯の管理を深夜の2時、明け方の5時に見回り、排温、煙の状態を観察しながら、排煙口、空気口を調整。
炭化が予想以上に早く、4時には煙が青く、木酢もなくなって8時頃には炭化の終了が見込めたが、朝から手伝い人を確保できず、白炭作りは断念して、黒炭に変更。
早速排煙口、空気口を粘土で密封して炭焼き終了。尚、天井の熱を利用して楮を乾燥する。
炭だしは9日以降。どんな炭になっているか楽しみだ。




投稿者:ながさきat 17:45 | 日記 | コメント(0)

2011年12月2日

掛け軸台紙づくり

あさひ野小学校6年生全員が、掛け軸用の台紙作りにやってきた。
午前中に各自が2枚ずつ漉きあげた。あわせて来年の6年生分の楮を全員で皮を剥き、表皮も小刀で削いで完成品にした。天日に干して来年まで保存。
これで、今年度の、風の道森づくりプロジェクトが終了。終了証書作りでもある。
みら−れTV、北日本新聞の取材あり。

午後、立山町で「里山の夢作り」と題して講演を行ってきた。
残り2回で今年度の講演が終了。

朝の4時から炭窯の管理を続行。煙の状態と、俳温温度を計測しながら、空気穴と排煙口を締め上げしてきた。今晩9時には両方の穴を、10cm×3cmに設定した。
炭化の終了は明日の早朝3から4時頃??
その場合は窯を密閉して黒炭にするしかなし。




投稿者:ながさきat 21:50 | 日記 | コメント(0)

2011年12月1日

炭焼き第2弾

やまびこ窯で2回目の炭焼きに挑戦。
昨日、窯の焚き口で火を焚き予備加熱をしたところ、排煙口で予想以上の42度に上昇しており、効果抜群でした。
早速、本格的に「くつ焚き」を始める。昼には排温70度でいたって順調。
3時には炭化が始まる82度に達し、余裕を見て4時に窯をふさぎ、排煙口も1/2に絞る。
その後、5時には空気穴も横13cm縦10cmに縮小して排煙状況を観察。
排温85度、煙の勢いおおむね良好なので、この状態で当面は管理。
この調子だと、白炭炭だしは、3日の午前中の予定。
 炭だしをするためのイブリの柄(2本)が損傷していたのでこれを新調する。
鉈で丸太を削いで創ったが、結構使いよく白炭だしに使う予定。
前回窯が消えた教訓を生かし、今晩は慎重に管理を行う予定。
9時、12時、明日の4時に出向いて温度管理、眠いがやるしかない。






投稿者:ながさきat 18:03 | 日記 | コメント(0)

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