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2008年03月17日

炭の話題

今日、炭に係る問い合わせが数件あった。
その一つに、煙の害を最小限に抑えるため、窯の煙を少量に絞って炭が焼けるかとの問い合わせがあった。 本来はじっくりと炭化させて作るのが良質の炭づくりで機関車のごとくモクモクと煙(水蒸気)を出す製法は不適ですと答えた。
その方法は、煙突の出口を絞り、焚き口の空気穴も絞ることで可能だが、操作を誤ると窯が消えて(炭化が停止)しまうので、窯の温度管理に万全を期すことを付け加えて助言する。初めてだが、試行錯誤でトライしてみるとのこと。
 先般から炭窯作りを指導しているT地区から、窯の内壁に貼り付けた土の乾燥状態を報告してきた。5日前に全面貼り付けが完成した後、ブロア−で乾燥しながら、ひび割れカ所をたたきまくって、セメントのように硬くしてくださいと要望した。話からすると、未だ未完成らしいが、おおむね順調に仕上がっているようだ。
 新聞で見たが、炭焼き体験をしたいので、いつ頃来ていかほどの日にちと費用が必要なのでしょうか?どうも、大人のロマンで、観光里山ぐらし体験が願望らしい。宿泊施設がなく小屋で自炊と寝具持参(シラフ等)で参加を要請。後日返事。
 黒部市の方から、孟宗竹が沢山有るが持っててくれないかとの要請。
伐採してあるのかと思いきや、これから切って持っててくださいとの内容。そんな時間がとてもとれないので、丁重に断る。ほしいんだが残念。
 海と山の2つの団体から、月末に講演依頼が来た。
演題を「炭にかけた夢」として14年間「お花炭」や炭の工芸品づくりに明け暮れ昨年は三重県人にそのノウハウを伝承、さらには、バリ人に炭焼きと秘伝の「お花炭」焼きを伝え、世界に炭の美術品を広めたいバカな夢を語りたい。!

投稿者:ながさきat 19:33| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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