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2008年3月31日

今日の出来事

3月の終わりの朝は、3度で寒く、夢創塾の向かいの道口山のてっぺんと、入善町の負釣山頂上付近一帯は、新雪で真っ白。久しぶりの降雪で寒さが一層身にしみる。この寒さに山羊たちは、珍しいことに、小屋の中で3匹とも身を寄せ合って暖を取っていた。
 土手に植樹したサクラの蕾は膨らみかけたが、この寒さで縮んだように見える。
又、盛んに出だしたシイタケは、この寒さで生長がストップ。
尚、林道沿の梅、スモモ、山サクラは満開で、111本の皇寿サクラの開花はは未だ少し先の話。4/10頃が満開?

農業土木事業協会の会誌、JAGREE ・No、75に先般「炭焼きの夢」と題して投稿したエッセイ−が掲載されていた。バリ島に行って炭窯をつくり、炭焼きの技や管理方法を伝承すると共に、花を炭にして額装し、ウブドの観光地から炭の情報を発信したい夢でした。
夕方仙台の友達からすばらしい夢に感動した。そのお花炭を拝見したいととの要望
炭が縁で日本中の仲間から頼りが来るかも??

KNB・「山ちゃんの田舎暮らし」に2年間出演させてもらったレポ−タ−山村さんの娘さん(1ヶ月前に出産)に会ってきた。美樹ちゃんに似て美人さん。
だっこしていると腕の中でスヤスヤ眠り出す。大きくなったらお母さんと夢創塾に来てくださいと、語りかけてきた。約束していた彼女とのバリ踏査は次回に。

昼の時間に上市の炭窯・天井作りを指導。明日も夕方、天井のア−チ状造りの指導及び切り子を使ったア−チ整形の実習指導。窯づくりは大変だ。


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2008年3月30日

久々の木樵作業

午前中、集落の裏にある中山林道を、私が所有する杉の大木が倒木して、塞いでいたのでこれをチェンソ−で処理する。
ついでに、荒れた棚田後に茂っていたクルミの木を数本伐採し、これを玉切ってナメコの原木を調達。その数30玉。5月の連休にみんなと植菌しよう。
尚、クルミを伐採した切り口、すでに地中から水を吸い上げている最中で、瞬く間に切り口が水で覆われた。これが低いところに集まりポトポトと水滴になり地面に落下。この水滴をなめてみたところ全く味無し。活動を開始したのにごめんなさい。
 午後、夢創塾の杉林を20本間伐。これを夕方まで全部玉切る。使ったガソリン2リッタ−。意気込み十分、機械も切れ味抜群、体調もすこぶる快調で近頃にない働き。ヘバヘバになりながらも心よい疲れで充実感一杯。
汗びしょりだったのですぐ小川温泉に直行。少し熱めでしたが、いい湯でした。
 中山林道沿いにアケビの新芽と花のつぼみが栗の木に縦横矛盾に絡んでいた。
実がなったら採集しよう。猿よりも早く取らないとOUTなのだ。
隣には小さいけれど枝一杯に黄色い花を付けたズイシャ(かんじきの木)が群生していた。小さな木も沢山の花芽を付けて開花を待っている様子。明日満開?
 崖下で根曲がり竹の小さなタケノコ(3,5cm)を見つける。
あまりにも小さかったので後日採集予定。

大地山に県人7名、金沢から3名が登山。昼から小雨が降りガスがかかって視界不良だったとのこと。ご苦労さんです。








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2008年3月29日

林道沿いの春探し

小雨が降る寒い朝、林道の水たまりをさけながら夢創塾に向かっていたところ、山側にようやく咲き始めた雪椿を見つける。
庭の椿が1週間前から咲き誇っていたので、そろそろ花を付けるだろうと期待していたところだった。
 隣には榊が、小さな米粒のような白い花を、数珠つなぎのように並び咲きほこっていた。小さな花にもかかわらず、甘い香りを周辺にまき散らしていた。
 小川側の土手には、自生のニラ、フキノトウ、通称ニンブルと呼ばれているらっきょうの原種が一斉に芽を出し生長し始めた。
太い葉を付けたニンブルを10個ほど掘り出し、夕食時にふきのとう味噌を漬けて食べた。苦みを通り越して辛い味でしたが、昔から酒のつまみに珍味として食べられていた代物。
 日当たりの良いところで、超小型の百合に似た花を付けた、コバイモ草を見つける。
背丈が10cm前後で一株に一個の花を付け、小さいながらも魅力ある山野草だ
 別棟に立てかけていた椎茸(猿が見残した原木)昨日の雨で急激に生長しだした。手頃な大きさの椎茸を採集し、家で今晩のおかずにする。うまかった。
 林道沿いの雑木に活気が出てくると、枝の先端が色変わりするので、春の近いことを察する。 フキノトウはそろそろ終わり、もはやフキが5〜6cmも伸び出した。この小さなフキのかき揚げは又格別。酒の肴に持ってこいです。















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2008年3月28日

イタズラな動物たち?

昨日は晩も暖かく、春らしくなったって朝寝坊をする。
朝一番に行う夢創塾巡視もいつもより遅れ、6時半過ぎから始める。寝ぼけまなざしで最初に目に入ったのが、ゾクゾクに出ていたシイタケ、全く無し。ショック!
猿が親指大の小さなシイタケまですべて取って食べた様子。怒り心頭!!
 続いて料理窯の広場に保管してあった、里芋の袋が破けている事に気付き、袋の中をしてビックリ。残っているのは腐った里芋20個ほどのみ。
相当の数があったのに全部食われてしまった。隣に山ほど積もっていた糞からして
タヌキのしわざと確定。やられた。
 悪いときは重なるもので、ようやく出始めたギョウジャニンニクとアサツキの先端をカモシカか山羊がついばんで、無様な格好。犯人ならぬ犯獣をうらんでも後の祭り。対策が無いのでお手上げ。早くエサになる雑草が伸びてくれることを願う。

昨日名前が解らなかった山野草で、さんかよう?と記載した名前はYさんから
「エンレイソウ」(延齢草)でないでしょうかと教えていただいた。
パソコンで探したが見あたらなかったので、本当に助かった。ありがとう。

神戸の吉田さんから5月の連休に10人あまりで朝日町の観光をしたいとメ−ルが届いた。山に野に海で楽しく自然を楽しんでもらいたいものだ。
夢創塾での田舎暮らしや入善のチュウリップ、ほっぺが落ちそうな牛肉などなど
そんなお勧めの楽しいプランをアドバイスしてあげよう。

4/3日、名古屋に住んでいる人からから田舎暮らし体験をしたい旨要請があって
OKする。何せ中日新聞を見て絶対行きたいと決めたのでよろしくとのこと。
名古屋方面からはこれで5件要請あり。2件OK済み。

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2008年3月27日

春の息吹写真集


サクラ


クロモジ


リョウブ


スミレ


ショウジョウバカマ


アザミ


アサツキ


シイタケ



投稿者:ながさきat 20:21 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

春の息吹・part2

昨日の雨は、草木の芽を膨らませ、花を咲かせて早春の息吹を持ち込んだ。
朝、夢創塾に来た途端、山裾がわずかに変化しているのを五感で感じ、山羊やカモにエサをやらずに裾野周辺を散策する。
 最初に目に付いたのは、咲き始めた山桜。薄いピンク色の清楚な桜は、山の春を告げる天使の花に見えた。
隣には香木のクロモジが若葉を出し、一緒に小さな蕾の花芽も付け、今にも花を咲かそうとしていた。枝を折って木の香りをかいでみる。
相変わらず気持ちのいい香り。
他にリョウブの若芽が枝全体に吹き出し、すがすがしい息吹で木全体が萌えていた。下草のキイチゴも、今しかもらえない太陽の光を受け止めようと、葉っぱを全力で広げようとしている。クロモジを同様、花芽を膨らませ開花しようとがんばっている。
 崖下のスミレがさわやかな青紫色で咲き出した。スミレの花・・・ウキウキして歌をハ−ミングしてみる。??
ショウジョウバカマが、ピンクの花びらを束ね、ひっそりと竹藪の中に咲いていた。春の花として一番早く咲く花。じっくり見つめる。気品があって、女王様のように見えた。
水源付近で始めて、サンカヨウ?を見つける。3枚の茶色い花びらは目立たないが好感のもてる色合い。崖に10本ほど自生していたが貴重な草花だ。
 日当たりの良いところで、谷アザミやアサツキがゾクゾクと出だした。ホタルイカと酢の物にして食べたら、元気が蘇った。初物はうまい。!! 

投稿者:ながさきat 20:03 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年3月26日

夢創塾通信

昨晩からの雨で、からからに干し上がっていた出がけのシイタケが、たっぷりの雨水をもらって「生き生き」がもどり、一晩の内に3〜4cmの傘に生長した。
この分だと今月末には肉の厚いドンドンのシイタケが収穫出来そうだ。
 山羊たちには雨のため、たっぷりの干し草を与えたが、外の草に比べたらまずいのか食欲無し。??ストックして置いたキャベツの青葉を与えた所、ようやく食す
 
 KNBの栂安さんから4/9日に山菜採りの取材を要請される。予定が無かったのでOK。イロリで山菜のテンプラ料理でもご披露しようか?後日打ち合わせ。
 デレクタ−の中水さんから、大変おめでたいニュ−ス。2月の末に山村アナが女の子を出産したとの報告。おめでとう!!後日お祝いを持ってゆこう。
昨年の今頃は2年間の田舎暮らし修行を終了し、自分で作った露天風呂の中で終了証書をもらっていたことを思い出す。

昨年から要請していた、水墨画家の岩崎巴人氏が6/16日に蛭谷を訪問出来る模様。当集落に存在する氏の往年の水墨の背景や解説、そして思い出を含めた説教、等をバタバタ茶を飲んで鑑賞する指向。
この実行に向けてまたまた忙しくなるようだ。!!

夢創塾の事務局長柴田が黒部市阿古屋野で森づくりを始める。今日の富山新聞にその模様が詳しく記載されていた。夢創塾の森づくりのように大きく広がってほしいものだ。応援します。ガンバレ!!

投稿者:ながさきat 20:33 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年3月25日

春の息吹

近頃の高温続きで春の息吹が聞こえ、見え始めた。
小川の川原では、ウグイスが声高らかに泣き続き、堤防の沿いではヤマガラが相変わらず集団でうるさいくらいの甲高い声で飛び回っていた。
杉林の山から2カ所、フクロウの低い声が1日中聞こえ始めた。巣作りが始まったようだ。
上空にはノスリが今日も2羽ゆっくりと旋回し、エサを探し求めていた。
 一方、夢創塾の周辺には、タラノ芽が膨らみ、マンサク、ロウバイが黄色い花を付けて満開状態。山桜葉少しつぼみがふくらみ、後4,5日で開花。
水源地のカタクリは明日にでも開花。気品高く崖に1本凜として育っていた。
菊咲き一輪草の群生で朝にはつぼみが昼にはみんな咲き誇っていた。可憐な花です。
以下春の花を記載。


















投稿者:ながさきat 22:16 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年3月24日

春を呼ぶ雨

 暖かいうえ、朝から激しい雨で夢創塾広場や林道脇の残雪がいっぺんに消えてしまった。その後に我先にとフキノトウが一斉に花を咲かせ、畑の梅も今が満開で梅の快い香りが周辺にただよい、身近に春を感じた。
又、いつもトップに葉をだすキイチコは、淡い黄緑の葉を節毎に、5mm余りの小さな葉を二葉付け、雨をもらって萌えている感じ。
地面に目を向けると、ヨモギが一斉に目をふきだし、地面の色合いが少しずつ変化してきた。まさに春を近づけた恵みの雨でした。
 
一方、登山道が開通している大地山山頂は真っ白で、例年以上に雪が有るようだ。
先日も雪の状態が良かったので、大地山から黒菱山に登り、帰りは荒戸ル−トで帰って来た。
現在、この大雨でも標高1000m付近まで、残雪が樹林帯に残り、それ以上の標高では未だすっぽり真白い雪で覆われている。もちろん、大地山より高い初雪山は
真っ白で一点の汚れも無し。聖なる山に近し。

この雨で、椎茸が一斉に発生しだした。たっぷりの水分をもらい、みるみるうちに
大きく形の良いものになるだろう。食べるのが楽しみだ。

水量がたっぷり有るので、水車二連を稼働させる。これが回転していると、心が本当に和み、元気をこの水車からもらえる不思議なパワ−が有る。
これからも当該水車を見つめながら新たな夢づくりにはげみたい。

昨日の子供向け新聞記事の精か、自然体験申し込みが五件、約弐百人があった。
内容は紙づくりやアスレチック、木登りや里山散策の他、ピザや五平餅づくりの体験要望が主であった。すでに予約の件数を含めると8月の夏休み期間で13件。相変わらず今年の夏もてんてこ舞いが続きそう。

投稿者:ながさきat 22:39 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年3月23日

郷土の体験所案内

朝1番、起きてまずは新聞を読む。
月1回、私の名前で夢創塾での活動を伝える、わくわく週間こども新聞の連載 「森で遊ぼう」3回目、「木工」編で自作の感動思い出にを主題とし、卒業証書を飾る額縁づくりの記事が出ていた。
今回は写真が2枚も掲載されており、写真だけでも額づくりの様子が解った。
 地区の火祭り。朝、蛭谷神社で町内会長のもと、神様に無火災祈願を行う。
自治会館広場で、防火訓練や消火の実際を体験する。
私は途中、当会を抜け出して、小川温泉に宿泊している、神戸のマドンナ2人を泊駅まで送る。
送る途中、朝日町の農業体験のできる「クリ−ンみず穂」に立ち寄り奥さんから十数本のチュ−リップをいただき、神戸マドンナは感激ひとしお。!!
 次に立ち寄ったのは、広大な敷地に建っている古民家。中に入らせてもらい、豪華な木造づくりの数々の部屋に2人ともたまげてしまった。
ご主人はいつでも使ってくださいと気軽にOKサイン。これまたビックリ。
 最後に、宿泊が出来る、お寺を訪ねる。宿泊費は激安、しかも禅修行が出来る上、長期滞在も可能。団体さんもOK。
都会の人たちや、外人さんにも受け入れやすい要素が一杯あると、彼女らが判定。
次回宿泊して体験したい旨、彼女らから要望をうけたまわる。

 午後、日本山岳会60周年式典に出席。かっての多くの山仲間たちと出会う。
会話の中では今日の子供新聞記事をたたえてくれる人多々あって、大満足。
帰路、泊駅で神戸のマドンナが忘れていった、チュ−リップを引き取り、家に持って帰る。駅では冷蔵庫に入れて保管してあったため、元気が失われていませんでした。家で咲かせて鑑賞しよう。






投稿者:ながさきat 22:50 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

3/22・バリ旅行打ち合わせ

バリ自然体験旅行の事前打ち合わせを、夢創塾小屋のイロリを囲んでおこなった。神戸から来た奈津ちゃんが映像で解説、吉田さんが日程や観光内容等を説明。
親切丁寧な説明後、参加者とのQ&A問答を行い、早速申込書に記入する。
 旅行会打ち合わせ終了後、月刊誌、まんまるの取材を受ける。
夢創塾で大人が体験できるメニュ−の一部を、今日旅行打ち合わせに来た女性軍団に実演してもらい、これを解説すると共に写真の撮影も行う。
和紙、塩、釜飯づくりの他ピザ、パン、五平餅など田舎の食文化体験が出来ることを口答で伝え、夜には体験メニュ−のパンフを新聞社の担当にfaxする。
 晩には、小川温泉の貸間部で、神戸の美人さんとホタルイカのしゃぶしゃぶ、甘エビ、オイボの酢味噌和え、飲み疲れ1っぷくしてから、彼女らが採集した、フキノトウ、アザミ、ヨモギをテンプラにして食べる。
海の幸、山の幸、たらふく食べて満足の様子。美女に喜んでもらって今夜はご機嫌でした。 






投稿者:ながさきat 21:53 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年3月21日

取材準備

昨日、夢創塾の小屋群に係る雪囲いを取り除いたのに引き続き、朝の内に夢創小屋の拭き掃除と、イロリに炭を入れ、10人前のゴロ鉢茶碗と茶筅をセット、明日お客が来ても(新聞取材やバリ島旅行参加者)すぐにバタバタ茶が飲めるよう、準備を終了。
 合掌小屋では和紙づくりが体験できる道具やパルプを点検。昨年の暮れまで紙漉を行っていたので、糊のトロロアオイを交換するだけで準備OK。
又、冬中作っていたフクロウの彫り物50個余りを、ナイロンの袋に入れて保管。
 環境窯の作業小屋には、未だ沢山のシイタケ原木が放置されていたので、耕耘機と共に、これを外に出して小屋内を整備する。                広くなって次の窯木の搬入が可能となる。
 ついでに露天風呂の足湯周辺を整理整頓する。冬の間この風呂釜にシ−トをかぶせておいただけだったので、周りの土が風食、雨食にさらされ、正面はボロボロ模様。もう少し気を付けて管理すれば良かったことを、今になって悔やむ。
 今日1日富山市内で営業活動。晩は遅くまで自治振興会の会合。
この会合で、水と緑の森づくり対応や、鳥獣対策の具体手法などについて、南保地区全体で推進する方向でまとまる。
蛭谷地内の山裾を幅30mを草刈りすることになるが、その延長1km以上にも及び現実には大変な作業になる。みんなに合意をもらいやらねばならぬ。


投稿者:ながさきat 23:36 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年3月20日

河原散策

午前中、富山でグリンツ−リズムの打ち合わせ。
帰りに、建設中の上市町黒川地区の炭窯直壁部分の乾燥状態を確認。現在自然乾燥状態。おおむねOK。区長さんに会って今後の作業打ち合わせをする。
その後、友人の入善の上島さん宅に寄って6月に実施するバリ旅行を誘ってみる。
突然の誘いにとまどっていたが、それにもまして、今年から町内会長をやっているそうで、その業務でてんてこ舞いとの事、返事は後日承る事にする。

昼から、昨日雪の溶けた小川の河原を散策する。
まず目に付いたのは、フキノトウの一斉芽だし。雪解けと同時につぼみが開花する様は柳が芽を出すスピ−ドの比では無い早さ。あちこちに群生していたので摘みだしたらおもしろくなり、バケツに一杯採集する。即ふきのとう味噌に加工。
 水辺の柳が折り重なるようにして咲き誇っていた。自然が造形した配列はみるほどにすばらしく、まさに芸術作品。小川の流れに生えて春が来たことを実感する。
 隣には、競って若葉を付けたヨモギが出始めた。
これから、すべての雑草が芽を出し、生存競争バトルが展開される河原を、今しかないチャンスととらえじっくり散策する。
 ブラブラしていたら、山羊が夢創塾の広場から3匹共降りてきて、採集したふきのとうを食べたいとおねだり。?? 周辺には一杯ふきのとうが有るにもかかわらず、何故摘んだふきのとうをねだるのか解らず??甘えているのかなあ−
 夕方、小屋群の雪囲いを撤収。小屋の広場にセットしていた椎茸の原木を外に出し、広場の整理整頓を行う。
 明後日、夢創塾小屋でバリ旅行の打ち合わせをするため、室内を整頓した後、床を磨く。3ヶ月ぶりのぞうきんがけで少しはきれいになる。         尚、リクエストが多々有る夢創塾の電飾を今日から行った。いよいよ、フル活動へのPRとしたい。
 黒部の飯田さん等が明後日、大地山から初雪へ一泊2日で登るため事前に訪ねてこられた。いつもながらまめな人に感心する。












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2008年3月19日

雨・カエル飛び出す

暖かい上、夕方から降り出した雨で、夜にはカエルが道路を飛び跳ねて横断している様子がクルマのライトに映し出され、この小さな命を踏まないように運転する。
ほとんどのカエルは体が細く少し小豆色からして、アカガエルでないかと思った。
今日見た8匹の大小様々な蛙たち、未だ寒い日が有るだろうが、元気でがんばってほしい。 他に黄色い毛皮のテンがネズミを咥えながら慌てて道路を横断していったのを目撃する。又、朝にはノスリが小川の上空をしつこく旋回しながら離れることなく獲物をねらっていた。食うか食われるか自然界の厳しさが当地で常に繰り広げられている。
毎日自然と対峙していると五感が醸成され、チョットの異変や変化が即座に読み取れ、近頃は、状況判断の狂いが少なくなった。これからもとぎすましてゆきたい。
 
昨日、砺波市から「お花炭」を購入するため3人で自宅を訪ねてきた。
先般講演を聞いて花炭に感動。在庫の作品を品定めし、私も好きだった、麦とコスモスの額、2個を購入してもらった。
他に幅1.2mの額に麦をセットした作品がほしく、4/20頃まで納入の注文を受ける。大作なので、麦の穂が200本以上が必要。納期を少し伸ばしてもらって挑戦することにする。



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2008年3月18日

あさひ野小学校卒業式

あさひ野小学校の卒業式に参加した。
42人の生徒の顔みて、様々な思い出が相馬灯のごとく思い出された。
2年前に始めた、厳冬の小川探検、6年生に入って、森づくり作業、昨年の暮れに行った、和紙づくりなど全員で取り組んだ事象をくまなく卒業行事の中で発表してもらった。誠に有りがたい事です。
特に、夢創塾での森作りから額縁づくりまでの経過や、、掛け軸の台紙づくりを全員で朗唱してくれた時は嬉しくて涙が出ました。
こんなにまでもみんなからたたえてもらえるとは夢にも思っていなかった。都合を付けて出席した甲斐があって嬉しかった。
各自の座名を和紙に揮毫した掛け軸の作品は、本当に立派なもので一生の宝物です
和紙が生かされて大満足。

家の周りに春が咲いた。
早咲き桜、寒桜。、ろうばい、もう春です。
山羊たちも夢創塾広場でのんびりひるね。
行者ニンニクを2000株、山の斜面に植える。春には元気な若葉を期待。













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2008年3月17日

炭の話題

今日、炭に係る問い合わせが数件あった。
その一つに、煙の害を最小限に抑えるため、窯の煙を少量に絞って炭が焼けるかとの問い合わせがあった。 本来はじっくりと炭化させて作るのが良質の炭づくりで機関車のごとくモクモクと煙(水蒸気)を出す製法は不適ですと答えた。
その方法は、煙突の出口を絞り、焚き口の空気穴も絞ることで可能だが、操作を誤ると窯が消えて(炭化が停止)しまうので、窯の温度管理に万全を期すことを付け加えて助言する。初めてだが、試行錯誤でトライしてみるとのこと。
 先般から炭窯作りを指導しているT地区から、窯の内壁に貼り付けた土の乾燥状態を報告してきた。5日前に全面貼り付けが完成した後、ブロア−で乾燥しながら、ひび割れカ所をたたきまくって、セメントのように硬くしてくださいと要望した。話からすると、未だ未完成らしいが、おおむね順調に仕上がっているようだ。
 新聞で見たが、炭焼き体験をしたいので、いつ頃来ていかほどの日にちと費用が必要なのでしょうか?どうも、大人のロマンで、観光里山ぐらし体験が願望らしい。宿泊施設がなく小屋で自炊と寝具持参(シラフ等)で参加を要請。後日返事。
 黒部市の方から、孟宗竹が沢山有るが持っててくれないかとの要請。
伐採してあるのかと思いきや、これから切って持っててくださいとの内容。そんな時間がとてもとれないので、丁重に断る。ほしいんだが残念。
 海と山の2つの団体から、月末に講演依頼が来た。
演題を「炭にかけた夢」として14年間「お花炭」や炭の工芸品づくりに明け暮れ昨年は三重県人にそのノウハウを伝承、さらには、バリ人に炭焼きと秘伝の「お花炭」焼きを伝え、世界に炭の美術品を広めたいバカな夢を語りたい。!

投稿者:ながさきat 19:33 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年3月16日

小さな谷間ににぎわい集う

 昨日、林道を開通させた途端、天気も良かった精か、朝から夢創塾は賑わった。
私より早く夢創塾に来て、初雪山に挑戦した人がいた。PM5時を過ぎても帰ってこなかったが、たぶん上部でも気温が高かったので、雪がクラストしていなく、ワカンで登ったため、時間を要したのだろう。無事帰ることを望む。
 木工教室を開催し、児童等がフクロウを製作した。初めての彫り物、簡単には
行かなかったが、それなりの形を彫り込んでみんな満足。私のフクロウを各自にプレゼントしてみんな感激。ありがとうの一言で至福の生き甲斐。
 午後、昨日に引き続き、窯木をつくる。チェンソ−をうならせていると、何となく元気が出てくる。木を切ることに集中出来るから心が和む。仕事量が即、解るのも魅力だ。窯木1,5トンの切断を2時間あまりで終了。昨日の作業と併せて3,5トンの窯木調達。残り1.5トンは既存の材でまかなえるので1窯分OK。
 春近しで、鳥たちも賑やかに歌い出した。フクロウは上部の杉林の2カ所から
鳴き声が聞こえだした。昨年と同じ場所のようだ。
メジロやヤマガラも従来よりも高い声で泣き出し、カワガラスも活動が活発になった。キツツキのアオゲラ、コゲラが相変わらず、夢創塾のシンボル枯れた大松をつついたついでに、夢創塾小屋や合掌小屋の屋根をつついて穴を開けた(クサンボ、テントウムシをエサにする)。雨漏りがするスゴイ悪さをするのにはほとほと困ったものです。昼の時間当所を離れたとき、今日も6カ所ほど穴をあけられた。
 こんな鳥の賑わいの他、自家用車で訪れた人たち13台32名。散歩で来た人たち15名、やまびこの人たち3名。締めて木工教室児童も併せて、66名。
 寂しがっていた、山羊たちも人が来るので愛嬌を振りまくりサ−ビス?を提供していた。お客さんに、ピスケットをもらって満足。来る人みんなにおねだりしていた。山羊にもおいしい春が到来。いよいよ夢創塾も活動開始。今年もガンバロウ!

投稿者:ながさきat 18:37 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年3月15日

夢創塾・自動車乗り入れ

ここ2、3日暖かい日が続いたので、林道の雪が相当消えてた様子。
そこで、朝、トラックに少しばかりの荷物を積んで、林道を走行してみる。
3〜40mの距離で、2カ所ほど未だ雪が50cmほど積もっていたが、前進、バック
を繰り返してこことを突破、無事夢創塾に着くことが出来た。
これからは毎朝、自動車でエサがやれて、時間のロスが省ける一方、歩かなくなるので体力づくりが無くなる。代替えトレ−ニングが必要になってきた。
 林道が開通した途端、やまびこの仲間や、見学者の自動車が沢山乗り入れてきた。中には、北日本新聞の子供新聞欄で炭焼きの記事を見たが、手伝いすることが無いか訪ねてきた人もある。
又、畑に散布するため、木酢を20リッツタ−購入していった人もあって、初日から大繁盛でした。
 午前中は山羊のエサである牧草を「押し切り」で20kg余り切断した後、合掌小屋で直径2〜3cmの小枝を長さ4cmに切断し、一個毎、「フクロウ」を彫刻刀で彫り込んだ。その数25個。但し、未だ目が入っていないので未完成。    しかし、林道開通記念に踏ん張った。手みやげにこれで当分は充当できる。
午後から久しぶりに、チェンソ−で窯木を調達する。昨年運ばれてきた柳の木が未だ100トンほど未処理のまま。
最初、エンジンがかかりにくかったけれど、混合油を交換した途端、一発で始動。
太陽がでず、寒かったがチェンソ−を使いこなしている間に、体中汗ビショリ。
半日で、2000kg余りの窯木を調達。残り3トンは後日調達。
初日から、山仕事は順調。先般山祭り時にお祈りした御利益があったようだ??
 桜は少しつぼみがふくらみ、柳は花盛り、マンサクも咲いて春の近いことを実感する。家の桜草が咲き始めた。






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2008年3月14日

カラス・水に潜る

昨日の陽気で、谷川の水が通常の5倍以上に増水していた。
その為、落ち葉や茅、小枝などのゴミが上流から流れてきて、7カ所ある取水パイプ全部が詰まっていた。当然池の水や水車、トイレの水が断水状態。
通水するため、冷たい水の中、素手でゴミを取り払う。冷たい感触より痛い感じがする作業。水量が多いため、パイプ先端部のゴミを払いのけた途端、ウズを巻きスゴイ勢いで水を吸い込んだ。特に、直径10cmの鴨池のパイプは、音を立て周りの小石までも吸い込んで取水していた。
 浅かった鴨池の水深も大量の取水で、30分あまりで通常の60cmを確保。
水の手当をした後、アイガモのエサとして家から持ち込んだソフトボ−ル大の残飯と、ダシを取った後の煮干し十数匹を、水中に投棄する。
次に、山羊のエサも与えて帰る途中、待っていたかのようにカラスが2羽、山から滑空して鴨池の縁石に止まり、池の中の様子をうかがっていた。
まさか、水中の残飯を食べれる訳が無かろうと思いながら、カラスが何をしようとしているのか興味があって隠れて観察。
 ビックリ!!なんとカラスが60cmの水深を潜り、クチバシで残飯をつまんで浮上し縁石上でこれを食べ、再び潜って煮干しをつまんで来たのにはあきれた。
カラスの目は水中でも見えるのだろうか?残飯の位置ををどうして計っているのだろうか?いつ頃からこんな技を覚えたのだろう。生きるために編み出した進化なのか? それにしても遠くで見ているので水中の動作が全く解らず。
縁石からは残飯までは60cmの水深を含め2m弱の距離が有るにもかかわらず、エサをついばむなんて見事な離れ業?です。カラスの努力に感動したが、このカラスに今年も又いたずらされる事確実、困った物です。


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2008年3月13日

春うらら

 快晴。気温13,5度。夢創塾の広場も少しばかり土が見えだしてきた。
 早速山羊たちが、途中雪道ながらこれを歩いて、雪が消えた小川の土手の枯れ草を3匹並んで仲良く食べていた。満腹に満足したのか、昼頃には小屋の前で3匹昼寝をしていた。まさに春うららな暖かい日でした。
 この陽気で、雪解けの後にすぐ出だしたのが、フキノトウ。一斉に集団で吹き出した感じ。
 これを摘み家で酢の物にして食べた。初物はおいしい、ほろ苦かったが春を感じた
 この次は、フキノトウ味噌をたっぷり造ろう。
 柳の木も一斉に銀色の花が咲き始めた。手でさわると柔らかく羽毛以上の感触。
木の栄養分の性か、銀色がたちまちで、太陽光線の当たり具合で違いが出ていた。
 ハ−ブ園の樫の木の実が落下し始めた。
多いところでは1本の木に900個以上。少ない木でも500個はくだらない数の実が落ちていた。15本の樫の木から約10000個のドングリが見られた。
 これをどんな動物が食べに来るか観察したいものだ。









送信者 200803

投稿者:ながさきat 19:27 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年3月11日

雪の夢創塾・研修

 昨晩から少し微熱があり薬を飲んで就寝したが、朝、頭がズキズキするし、鼻水がタラタラでるので、気合いで風邪を吹っ飛ばそうと、少しばかりのキャベツ葉を担ぎ、下り坂のある雪道を山羊小屋へ歩き出した。
 2〜3歩、歩いて尻餅をつく。何で???平衡感覚少小マヒ状態。
 ふらついている事に気がついたのは、2回目の転倒時。これはヤバイを思いスピ−ドをゆるめ、ストックを両側にしっかり突きながら山羊小屋をどうにか往復した。
 結果、汗は出るし、喉は渇き、体全体がだるくなる。
 午後、富山県林業カレッジの研修生8名が夢創塾を見学予定。このままでは対応できないと、朝飯を食ってすぐにB病院に駆け込み、昼まで直してくださいとお願いする。
注射と点滴、薬で少しは楽になり家で1時間あまり寝て休養。

 1時過ぎカレッジの若者たちと先生方が小川の川を渡り汗ビッショリでやってきた。
 私と柴田が夢創小屋でイロリを囲んで室内研修を1時間あまり行う。
 内容は、夢創塾の創設趣旨、活動理念及び活動の実態。
 地域活性化へのプロセス及び林業関係者との関わり方。
 今後の活動方針と後継者などについて。
 上記の事を踏まえ、現在まで活動してきた経緯と、人との出会いや子供たちと森づくりをすることで自分も元気を蘇らせていることを講話する。
 その後、広場の4個の炭窯、休憩小屋、水車、ツリ−ハウス、合掌の小屋等その活用方法を解説しながら見て回った。
 その結果、林業も地域の活性化に十分役立てることが出来、都会との交流拠点になりうる要素が有ることを、若い彼らが実感したようだ。
 
 春のような陽気に、山羊たちが裏山に登って、エサをついばんでいた。
 身軽なアオは山の中腹まで登り、笹の葉や榊をほおばり、デブチンのアカは広場で枯れ草、チビは中腹でスギの葉を食べていた。
 3ヶ月ぶりの山歩き。ストレス解消に最適だったことだろう。






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2008年3月10日

回想・10年前

先般、かって勤務していた魚津農地から書類整備していたところ、夢創塾の活動記録や山登りの新聞切り抜きと共にへそくりが出てきたので渡したい旨連絡があった。
 上市町に行く途中、事務所に寄って当該の資料袋をいただく。袋を広げてみると
なんと、10年前、若い頃の?貴重な資料がいっぱい出てきた。
 その1つに、南保小学校5,6年生が1泊2日の原始人体験した感想文の文集があった。読んでみると、自然にふれあう事が出来て、そこから元気をもらうことが出来た。
みんなそこに有る物を使って小屋から露天風呂まで造れるなんて大好き。
原始人にあこがれます。夢創塾に乾杯。
夢創塾で思ったことは「どんなことでも試してみよう」と思い実行したい。
 その2、新聞切り抜きが3枚あった。
98/8/20付けでアメリカの2峰友情刻むと題してスリ−シスタ−山頂での登頂写真が大きく掲載されていた。雄大なすばらしい山容を回想する。
98/8/21付けで、魚津市の村椿小学校の児童等が夢創塾に来て炭焼き体験をしている記事が写真と共に掲載されていた。
親子で来てバ−ベ−キュ−や炭だしをして真っ黒になっていたことを思い出す。
98/8/27付けの切り抜きは、ようやく完成にこぎ着けた「お花炭」の試作品の記事でした。
4年間55回の失敗しながらの試行錯誤。この年ようやく作れる見込みが出来てきた。長かったが当時は心から感動した物だ。
 他に夢創塾の活動が編集されている写真集や、小屋づくりに来て大いに懇親会している若き日の友人知人私がいた。 懐かしい思いが蘇る。








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2008年3月9日

炭窯づくり

 朝から快晴。雪面が凍っていたので雪の上を自由に歩ける状態、通称「すんまい」、だったので、山羊のエサ、キャベツの葉っぱを5kg余り担いで、小川の雪原をうろつきながら山羊小屋に行った。
 途中、ネコヤナギが芽を吹き、マンサクが黄色く細い可憐な花を咲かせていた。
 又、相変わらず、集団でヤマガラがさえずりながら、エサを求めて敏捷に飛び回り春の近いことを、肌で感じた。
 山羊などに、エサを与えた後、注文のあった木酢液を2リッタ−のペットボトル10本に詰め込み、家まで運搬。明日注文者に配達しよう。

 午後、上市町の黒川地区に行って炭窯作りを指導。
 昨年1度つくったが、不都合が出来てこれを壊し、新たに窯をつくろうと町を通して、私に技術指導が要請されてきた。2年前から助言してきている手前、断るわけに行かず、今日、魚津で講演を終えてすぐ窯作りの現場に直行。
 町から2名、地元から6名が参加して、早速、窯造りをする。
 窯の直径は2,0m、始めに石の積み方を教え、その後粘土で隙間の補充、後ろの控え処理方法などを実技で教えすぐに実習。みんな呑み込みがよく、すぐ作業開始。3時間かけ、4段50cmを立ち上げる。
 みんな真剣、バリ島での窯造りを思い出す。
 今後、4段積みあげて1時乾燥した後、再度1,2mまで積み上げる計画をする。石の材料も不足してきたので、その調達を要請する。
 私にすれば7個目の炭窯造り。成功させたい。ガンバロウ。

 午前中、魚津農協婦人部の総会で講演をする。
 漫談調で夢創塾物語とエピソ−ドを1時間余り熱弁、抱腹転倒もどきの会場雰囲気に我ながら満足。みんなを楽しませることが出来て至福の喜び。???




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2008年3月8日

皇寿桜整備

昼から111本の皇寿桜に巻き付いている「くず」を切り取る作業を行った。
昨年は夏に1度くず切りを行ったが、その後手入れをしなかったため、75本の桜の木にくずが巻き付いていた。
その巻き付き度合いが「ひどい」につきる。一番多く巻き付いていたのは、上から3段目の西側の木に、太さ2cmほどのくずが8本束になって幹に絡んでいた他、
枝の先端からからみついているのが細かったが11本あった。
その為、桜の木全体がくずの蔓でネット状に覆われ手いたため、花芽が極端に少なかった。
夕方までに雪の中75本のくず切りと、枝打ちをじっくり行った。
昨年の暮れから当該作業をしたいと思っていたが、ようやく完了できて心が晴れ晴れ。桜の木もさっぱりした環境になって、さぞかし立派な花を付けてるれる事だろう。
 久しぶりの肉体労働、しかも深い雪の中での作業は相当疲れた。

午前中、富山市の鵜坂公民館で富山市学校給食の調理部会があり、その席で夢創塾物語の講演を行った。
尚、若い女性が多いとの事で、ノ−トパソコンでKNBの山ちゃんの田舎暮らしとバリ島での炭焼き作りを映像で伝えたいと持参してきたが、プロジェクタ−に繋ぐ操作員が不在でOUT。残念。
しかし、その分、15年間にわたる様々な展開とそれにまつわるエピソ−ドを披露し、話に集中してもらえた。会場の顔を見ているとそれが経験から読み取れる。
夕方、担当者から大好評だったとねぎらいの電話をいただく。






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2008年3月7日

間伐材考察

昨年の森づくりで夢創塾でも間伐材を200本余り切り倒し、水車や小屋の板や柱になりそうな良質材を山から45本搬出、製材所で分厚い板材65枚と、柱25本の他、タルキや木舞を相当量製材してもらう。
この材料で、水車2基、水車小屋1棟をつくり、発電施設を設置するなど、夢創塾に新たな夢が誕生した。
また、木材にならないいびつな間伐材は、環境窯で2トン余りの炭と500リッタ−の木酢となり、土壌改良材や自然農法等の資材になった。
 しかし、未だ山には間伐材が玉切ってあるが、1/3ほど未搬出状態。
今年の夏までに平地に出さないと虫が入ってさらに材質を落としてしまいかねない。春から計画的に、平地まで全部出してしまおう。
 この使い道は、一番簡単な丸太イス、製材してベンチづくり、チェンソ−ア−ト
の材料、従来からの炭作りに活用する計画。
本来、杉の木を切ったら、使って利用、活用後は炭にして土に戻せば完結し、循環型システムが成り立つわけだが、そんなモデルを当地で実証したい。

近頃目につくのは、間伐はされているが材はそのままに放置してあって本当に見苦しいカ所が多々有る。放置のままでは杉林にも入れず、ましてや雑木の下刈りも思うにままならない。
間伐材が丸太材としてPRされているが、搬出する人がいなく、せっかくの資源が全く活用されず腐らせている現状に心が痛む。
近頃マキスト−ブなども人気が出てきたので、灯油が高騰しているおり、暖房やハウス内の加温に燃料として使える方法を考えたい物だ。

投稿者:ながさきat 20:30 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年3月6日

萌え出した春

 住まいの周りは寒いながらも太陽がでると、ぬくもりが感じられる。
 そんなことを敏感に感じて庭木の花芽が活動し始めだした。
 花ネコヤナギは紅色を奥にしまい込みながら慎ましく咲き出し、ネコヤナギも負けじと柔らかい銀色で膨らみ出した。
 和紙の原料になる三つ叉の花も少し膨らみ、暖かい春の兆しが見えてくれば一気に魅力のある黄色い花の満開だ。
 紅梅が咲き始め、梅は芽が膨らみ一部咲き始めようとしている。暖かければ来週あたり満開の様子。
 夢創塾に行く雪道の途中、山の崖周辺にはすでに雪が溶けて、春の使者フキノトウが集団で花を咲き競っていた。隣では木イチゴの芽が赤くふくらみ、若葉を噴くタイミングを探っていた。
 まさに萌えだした春がそこまで来ている様子。
 谷川も周辺の雪が溶け出し、昨年植えたワサビも元気に芽葉を出していた。
 これからは日が過ぎる毎、春だ。!!

 後日、初雪山に挑戦するため、試登として、1人で大地山に登った人が、夕方3時過ぎ、夢創塾広場に下山。
 大地山の積雪の様子や、遠望した感想などを聞いて雑談する。

 午前中、気になっていた確定申告を役場に行って作成してもらう。
 還付金が有るかと期待していたが、逆に講演料や諸々の収入で20万あまりの税金を徴収される羽目になる。・・稼いだから取られる。社会還元だ。・・













投稿者:ながさきat 19:22 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年3月5日

淡雪の舞い

啓土なのに寒の戻りで朝の気温は−2,3度。チラチラと綿雪が1日中、不定期に降り、積もってもすぐに融けて無くなる春特有の雪でした。
夢創塾の皇寿桜にもこの綿雪が積もって雪花が満開。風が吹く毎、花びらのごとく淡雪が舞い上がる様子は、寒い時に見れる珍現象。
今日の早起きの三文の得とはこのことでした。

先般7人パ−テ−で初雪山に登頂した東京の「風の谷」ガイドさん山田さんから
山の感想とバタバタ茶がおいしかった旨、御礼のはがきが来ていた。
特に、大地山と初雪山の大斜面(4km)にワカンのトレ−スを付けてゆく山登りに圧巻しましたとほめていただいた。
私もこの稜線が一番好きな場所。何せ北アルプスが一望出来、剣はもちろん富山県が常に眼下に見える絶好のクラウンポイント。
山田さんはステキな山なので又来ますと記されていた。            是非来ていただきたいものです。

昨年、6ヶ月間かけて水車や水車小屋作りの活動をした「森づくり事業」の検査が県庁で行われた。活動日報や写真、領収書などについてヒヤリングがあった。
書類の要整備カ所が指摘され後日提出することで検査完了。
今年も引き続き「森づくり」事業の応募の要請があり、関係書類をいただいた。
全日本グリンツ−リズム大会があって、今年も忙しいのだが、検討を約束する。





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2008年3月4日

黄砂雪原

 昨日から降り注いだ黄砂は、地面や道路では確認できないが、夢創塾への雪道や周りの雪原は黄土色でいつもと違った汚い風景。いつもはさわやかな朝の気分が、少しめいる。
 しかし、この黄砂で通常より雪面が太陽熱を吸収してくれるので、雪解けが早くなり、その結果、林道での自動車通行が可能になる。良いこともある。?
 黄砂量を計測できないが、和紙の厚さと比較してみると、ほどんど透きとおって見える雲竜紙ぐらいの厚さ(0.04mm)に相当する。
 又、黄砂の比重は空を飛んでいるくらいだから、水より軽い0,8ぐらい?と仮定して、黄砂量を我流計算すると
 1km2当たり黄砂量は=1.000.000×0,04×0,8=32kg
 富山県に降った量=4600km2×32kg=147t
 日本に降った量=147×100倍=14、700t、1回でこの黄砂量
 日本海や太平洋ににも降り注いでいるのでその量推測不可能。
 黄砂が降る毎、中国が砂漠化している。
 春の珍考察でした。

 先般講演した入善町新屋の福寿会と、砺波市の鷹栖婦人会から礼状が届いていた。
 共に講演を聴いて、元気が蘇り是非1度訪ねて自然体験したい旨記載されていた。
 福寿会は第2弾としてその後の夢創塾物語の講演要請があって、誠に光栄。
 又、鷹栖婦人会は当該の講演から環境問題に関心が深まり、子供たちの為にも今何を成すべきか、真剣に取り組むきっかけになったと感謝の言葉が記してあった。
 こんなのを読むと、益々生き甲斐を感じ本当に嬉しい。
 このように、みんなから元気をもらって、俺は幸せ。ありがとう。

投稿者:ながさきat 22:03 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年3月3日

バリ旅行

 昨年バリ島に行って、炭窯作りや炭焼きをし、暇を見て、バリの寺院観光や、食体験、別荘住まい、バリダンスなど楽しいおみやげ話をしたところ、母ちゃんを始めとする夢創塾支援女性部隊が、次回は私たちも「連れて行け」との要望。
 先月、プリモの奈津ちゃんの友人、吉田さんにその旨要請して5泊6日のバリ旅行を計画してもらう。
 費用は20万円余りで、到着初日、エステで極楽、インドネシア料理で満腹
 すてきな買い物、ドレスアップで優雅なイタリアン料理。
2日、テンブル村で村の若者と竹炭つくり、長崎炭窯見学、地元小学校で交流会
 ココナツジュウス、バリコ−ヒ、村の見学・・キャンドルデナ−
3日、聖水寺院、ライステラス見学、バザ−ル見学、ウブド見学、バリ舞踊
 ジェゴグ・レゴンダンス見学。
4日、高級蔓かごなど見学買い物、ウルワツ寺院参拝、ケチャックダンス鑑賞
5日、JL716帰国
 期日・6月25日から30日まで
 送付された計画書を支援部隊に配布したところ、参加表明者が今のところ十数名
 そのうち男性2,3人含むが、当該旅行に関心がある人は誰でも参加OK。
 旅行説明会を3月22日PM1時30分から、夢創塾で開催の予定。
 バリでの炭焼きが、キンブル村との交流に発展しそうだ。小学校の児童たちに母ちゃんたちはノ−トや色鉛筆を持ち込み、あやとりや折り紙教室をしてもらいたい物だ。
 私は地元の小学校たちの版画を持ち込みたいと思っている。昨年借りてきたバリの児童の、絵の持ち主には色鉛筆を持参する予定。


投稿者:ながさきat 19:50 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年3月2日

初雪山登頂成功

昨日、初雪山に挑戦した、山岳ガイド山田氏引率するグル−プ7名が登頂に成功し、Pm3時、夢創塾に帰ってきた。
 朝5時に大地山手前の宿泊テントから出発。雪庇に気を付け、稜線の新雪をラッセルしながら、昼前に登頂。快晴で展望最高、参加者大満足した様子。良かった。
その後、一気に下山。雪が柔らかくやはり全行程ワカンを着装しての行動。
本当にご苦労さんでしした。帰り、東京方面、運転するのが大変ですと言っておられた。
 夢創塾で一服し、冷たいバタバタ茶を飲んで再びワカンを付け、林道沿いに歩いて帰っていった。
尚、境ル−トで登った人が、大地山で雪洞を彫って宿泊した人がいたと情報の提供があった。又、小川のダムの奥から大地山に登ってきた形跡があったと報告を受ける。従って今日の大地山は10名ほどが登っていたことになる。
すばらしい天気で、みんな大満足したことだろう。

夕方、蛭谷用水上流部の現況写真を撮りに行ってきた。
許可水利権の更新に当たる添付写真が必要なため整備した。
3/10日まで提出しなければならず、ソロソロ真剣な取り組みをしないと、単純更新とは言いながら、結構書類が複雑怪奇な物で手間取ることだろう。
明日から夜なべして原稿づくり。 地域の水を守るためには仕方なし。






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鷹栖で講演

砺波市鷹栖婦人会の定期総会に演題「自然と人との共生」と題した記念講演を午前中行った。
10時過ぎ、会場の鷹栖公民館に行ってみると、なんと、かっての同僚、県庁職員OBの荻原氏が出迎えてくださる。もうビックリでした。その内、上田氏にも電話連絡して招集。彼らにつたない話を聞いてもらった。同僚は有りがたい者です。
 婦人会の他、JAとなみ野女性部鷹栖支部のメンバ−も参加して総勢70〜80名あまりが聞いてくださった様だ。
子供たちの卒業証書作り、花炭の話やバリ炭の顛末記、大桃美代子の古代米づくりなど話は少小ばらばらながら、昼過ぎまで花炭の額、塩、和紙等を提示しながら一気に語り終える。
終了後、夢創塾を訪問したい要望多々あって連絡先を提示する。
他に花炭を注文したい旨の要請があって少しとまどう。在庫は品薄、注文されると製作に没頭出来る時間がとれるか?・・嬉しい悲鳴だが注文が来ればやるしか無い。・・・


投稿者:ながさきat 17:41 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年3月1日

6年生を送る

昼から、総合教育活動に貢献した理由により招待され、あさひ野小学校の6年生を送る会に出席した。夢創塾からは、私の他、柴田、大森、河村の4名、他に様々な専門的な知識を持った講師さんたち、全部で32名の方々が出席していた。
地域にまつわる民話学習、身近に有る農業体験、地域ごとの食文化体験など、まさに地域で子供たちを育てていることが、出席していたメンバ−で実感できた。
 最後にステ−ジにたった6年生42名の顔をじっくりと、観察した。
風の道森づくりで6回、和紙づくりで2回、額縁作りで2回、夏休みの自然体験で1回
課外授業科学クラブ2回等ずいぶん彼らと出会いが出来た。
今日、遠くからではあったが、一人一人じっくりと顔を拝見した。見覚えが有る顔に様々な体験作業がオ−バ−ラップして回想にふけった。
それにしても、輝いている目、引き締まった顔、卒業する顔にみんななってきた。
おめでとうを心の中で叫び続けた。充実の2時間でした。
帰りに彼らがつくった額縁に座名が入った額を見て回った。立派な額縁につくった物と関心する。うれしさがこみ上げてきた。苦しかったが今満足。


夕方、木酢のの蒸留液をつくるため、原液を夢創塾の炭窯まで行って、12リっタ
をポリ容器に入れて持ち帰る。重量12kgをリュックに入れて運搬。 
雪道は不安定で、歩く毎足を取られ、ほどほど歩くのがいやになる。
帰宅して即、木酢の蒸留準備をする。初酢が6時半からとれだし、本採集は7時から
行い、今日の内に6リッタ−を目標にガンバロウ。
今何故木酢??木酢信者が風呂に入浴剤として使いたく、早くもってこいとの催促があった為。お客さんを大切にしたい物だ。明日にでも納入で来る目途が着いた。
いろんな出来事があった日でした。








投稿者:ながさきat 20:26 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

挑戦・初雪山

昼頃、関西方面から7名の登山者が、みぞれが降る中、1泊2日の予定で初雪山の登頂目指し、夢創塾の登り口からワカンを着装して、登っていった。
リ−ダ−は冬の初雪山経験が有り、コ−スを熟知している様子でした。
今日の雪は、昨日からの雨で締まりが無く、すごく「ごぼる」ので登山者には大変厳しい登り。しかも、荷物は20kg前後と見たが、上部では雪になっているはず、ラッセルで高度は稼ぎにくく、出発時間からして、大地山までは行けず、1000m付近でベ−スキャンプを張ったと推測する。
夕方、大地山の稜線を双眼鏡で凝視してみたがテントらしき物確認出来ず。
明日は朝から晴れてくれないと、初雪山は登頂が難しい。今年初登頂の記録をほしい物だ。成功を祈る。
谷川の土手にふきのとうが芽を出していた。採ってきてテンプラ、旬の春をほおばる。河原の柳が気のせいか枝の先端が少し黄緑色に見えてきた。
杉の実も少し膨らみ、花粉の飛び出しが始まろうとしている。もうすぐ春だ。






投稿者:ながさきat 19:27 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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